「パンフレットはつまらない提灯コラムは掲載しなくていいので、せめて1,000円(税込)にしてほしいなと思いました。」ゴジラ×コング 新たなる帝国 idwebさんの映画レビュー(感想・評価)
パンフレットはつまらない提灯コラムは掲載しなくていいので、せめて1,000円(税込)にしてほしいなと思いました。
前作「ゴジラvsコング」は興奮ポイントがあまりなく、
劇場公開時に1回見ただけでした。
BS12が「ゴジラvsコング」を放送したので
新作前にもう一回見ておくかな気分で
字幕版を2回目鑑賞しました。
公開当時の初回よりは、鑑賞期待値が低かったため、
まぁこれもありかなという態度で鑑賞しつつ、
シン・ゴジラのようなリアル路線でないパターンとして
楽しみました。
そして、
「ゴジラxコング 新たなる帝国」
字幕版を鑑賞してきました。
(大きなスクリーンは名探偵コナン 100万ドルの五稜星が終日占領してた・・・。)
以下ネタバレ
前回バンダイ公式Twitterが
メカゴジラ玩具を売りたい理由のネタバレを
して驚きをうばわれたので
今回は
バンダイのネタバレ商品を見ないようにしていました。
その結果、
後半に唐突に登場する
試作品のコング用アームユニットの登場は
テンションあがりました。
前作「ゴジラvsコング」は
メカゴジラのブースターアクションに
「パシフィック・リム」と似た感じをうけて
少しトキメいたので、
今作はエルボーロケットがあるかもしれない
パワーアッブコングに期待しました。
しかし、ふりきった馬鹿テンション映画なのに
コング用アームユニットは
エルボーロケットのギミックはなく、
プロテクター的な強化パーツでとどまっていたため
どうせやるなら
システム音声に
「エルボーロケット」をいわせて
スカーキングにパンチしてほしかったなと
思いました。
前作「ゴジラvsコング」で発見された
謎地下空洞の世界は、
今回も謎トンネルで往復できる
謎空間のままで
説得力のない「強引な設定」でしたが
「強引な設定」を受け入れれば、
心のどこかで「リアルでない絵空事」を感じつつ、
巨大怪獣のバトルが多めに続くので
ビジュアルは迫力満点!
しかし
「パシフィック・リム」のような手に汗握る興奮はない
怪獣映画でした。
ゴジラが各国で暴れるサービス映像は各国の人は喜んでるのかな、
エジプトの人は怒ってるのかなとか想像しつつ鑑賞しました。
日本が登場しないのがさみしいけど
前作のオグリシュンの萎えるキャラクターが
ででくるよりはマシかなと思ったりもしました。
ゴジラやコングが人間っぽい所作をすると
緊張感のある怪獣ではなくなるので
イキリ中学生みたいなスカーキングなどの
擬人化演出多めなのは残念でした。
そのほか
パンフレット1,100円は高いので、
すぴ豊氏の面白くない提灯コラムはいらないので
安くしてほしいなと思いました。