「壮大なエンタメ、裏設定を考えながら見ると面白い」ゴジラ×コング 新たなる帝国 movieloveさんの映画レビュー(感想・評価)
壮大なエンタメ、裏設定を考えながら見ると面白い
普通に見ても面白い、ゴジラは日本ゴジラとは別物なので
同じゴジラを求めてはいけない。
シナリオとテンポはアメリカらしく飽きさせることなく場面展開がどんどん進んで行く
見ていて爽快だし子供も楽しめる
裏設定ありとして見ると、とても面白い
あくまで私の偏見によるもので、制作陣にそのような意図があるかは不明です
以下、ネタバレ含む
ゴジラ(日本・電力)
キングコング(アメリカ・原油)
モスラ(日本の商社)
スカーキング(中東・原油)
シーモ(ロシア)
スカーキングの手下(中国?)
キングコングはとても人間臭い描写を冒頭から入れてくるのは
キングコングに感情移入しやすいように設計されているのだろう
ゴジラは豊富な電力エネルギー(日本の原子力)を持ち、キングコングは豊富な地下資源(アメリカの原油)を持っている
そこへ敵対勢力のスカーキング(中東の原油資源)があらわれ、手下にシーモ(ロシア)を連れている
スカーキングは恐怖政治を地下帝国で広げており、非情である
弱い者を助けるためコングはスカーキングと戦うが劣勢になってしまう
ゴジラに助けを求めに行くが、ゴジラはスカーキングとの戦いに乗り気ではない
(日本は中東の原油を多く輸出している上、中立の立場)
しかし、モスラ(日本の商社)の仲介により戦うことを決意したゴジラは
コングとスカーキングを倒しに地下帝国へ向かう
最後ブラジルに場面は移りゴジラがブチ切れ覚醒、スカーキングを倒し
シーモは迷った後、ゴジラとコングの仲間になる(日米露同盟)
イタリアのコロッセオでゴジラは丸くなって眠りにつく
こんなとんでもない裏設定を考えつつ
人間臭いコング、ダッシュするゴジラ、コロッセオで猫の様に寝るゴジラ
所々笑える箇所もあり
CGの綺麗さとテンポ良い爽快感
まさにアメリカのエンタメ映画