キングダム 運命の炎のレビュー・感想・評価
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※エンドロール始まってすぐにオマケあるが最後には何もないんかいっ
個人的に前作はイマイチだったので期待はあんまり
でもまぁ良かったかな😁(多分)
何よりも李牧や龐煖役に満足出来た😆😆他の新キャストも素晴らしい
相変わらずにBGMもいい
予想より紫夏編は短かったので満足……でもあそこで終わるとは思わなかったので残念でした
あと1時間は余裕で見れるのに😭
呂不韋がちとショボく感じるなぁ
飛信隊も結局ほとんどがゴリ押し(前作もそうだけど)なのが……原作では左軍の干央がもっと大事な働きがあってからの馮忌討ち取りだった(はず)のに
次作に期待を込めて
(キョウ役も気になるなぁ)
ここで終わりか〜
今作の戦「馬陽の戦い」について、最大のクライマックスまで描かれると(勝手に)思っていたので、ここで終わりかー!というのが率直な感想。笑
でもちゃんと面白かった!
第1作目・第2作目同様に、原作漫画の時に感じた複雑さやキャラクター判別の難しさなどが、映画版では分かりやすいので、この熱い物語にしっかり没入できます。やっぱり飛信隊の粘り強さや連帯感には胸が熱くなるし、王騎将軍の存在感とオーラはさすが。
特に後半のメインである飛信隊の躍進は、お互いを認め合い、協力し合う命をかけたチームプレーは原作知ってるのにやっぱり興奮。土煙りが伝わってくるような合戦シーンも迫力がありました。
本作で信があげる武功については、ちょっとサラッとし過ぎな感じも正直あり。とんでもない指令に対して、何度も絶望し、距離に焦り、それでも奮い立たせる様は、信と飛信隊の芯の部分が見える特に印象的なエピソードだったので、少し物足りなかったかも。。
でも全体的には、各キャラクターの個性を際立たせた見せ方や演者陣の熱い演技合戦、切なく熱いストーリー、迫力のアクション、コメディとシリアスの塩梅、テンポの良さ、サプライズキャストなど、しっかりエンタメ大作で安定の楽しさでした。
続きもぜひ!
鼓舞されて士気上がる
予告編の台詞
「あなたがなぜ、中華統一を目指すのか?」
「俺達が力を合わせれば、どんな敵にも立ち向かえる!!」
実写版3作目は、この台詞に沿った物語構成で秦の若き国王・
えい政と天下の大将軍を志す少年・信が逞しく成長する姿を描く。
えい政は過去のある出来事を通して王の自覚を持ち、強い信念で
中華統一を目指す。この章が今回一番感動的だった。戦国の世では
流血は避けられない。それでもなお自分が修羅の道を行き中華を
統一して、その先に戦争のない国を作りたいという覚悟が伺えた。
将軍に必要なもの。敵を倒す身体能力や激戦を戦い抜いた経験、
作戦を考え実践する頭脳はもちろんのこと、それだけではなく
兵士たちを鼓舞するリーダーシップも大切だ。
初めて100人の隊を率いることになった信は、要所要所で兵士たち
を鼓舞する。その言葉を聞いて一同の士気が上がり、不利な状況でも
諦めずに持てる力を最大限に発揮する。そして全員が力を合わせる
ことで困難に打ち勝つこともできるのだ。回を追うごとに信の
リーダーシップが増して頼もしくなってきた。
日本映画でよくぞここまで、と言える大規模な映画。映画館で
何度も観たくなるし続きが待ち遠しい。
オールスター・キャストで登場人物は多いが、とっちらかった
印象はない。それでいて各人物の特徴も良く描かれていて全体が
上手くまとまっていた。出番のほとんどない人もいたが次回に期待。
情緒的な描写もあれば骨太なところもあり緩急織り交ぜた演出。
音楽も演出効果を最大限に高めていた。見終わったときの満足度が
高い極上のエンターテインメント。
① 7月30日 ユナイテッド・シネマ豊洲 スクリーン10
② 8月1日 TOHOシネマズ日比谷 スクリーン5
TCX+DOLBY ATMOS
IMAXや4D版も観ておきたい。
シリーズ一番の感動号泣シーン!&迫力の戦闘シーン
実写化シリーズの第三弾。
前半の途中から、紫夏(しか)が登場する部分が存分に描かれていて、ここがクライマックスでした。嬴政(えいせい)の幼少期の過酷な過去を回想するシーンです。
紫夏は、闇商人らしいしたたかさ、強さを持ち合わせながら、母性があふれ、嬴政にかけるやさしさに心打たれます。実写のリアルさがドラマみたいです。文字通り命がけで嬴政を守るところは心に刺さるものがありました。思わず泣いてしまいました。
後半は打って変わって、アクション映画さながらの大規模な戦闘シーンです。シリーズのなかでも一番迫力があったように思います。映画館で重低音が効いてたせいもあるかもしれませんが、轟音をたてて迫りくる騎馬隊の迫力がすごかったです。
そして私の好きな王騎将軍は、一作目で登場し二作目は出番がほとんどありませんでしたが、本作ではたっぷり登場します。やはり存在感がハンパないです!
最後まで見た直後の感想は、アニメも見ていたのでストーリーは知っていたので「え、そこで終わり?」という終わり方でした。ストーリーを知らずに初めて見た人にとっては、誰この人?という状態で登場人物をチラ見せする感じで終わったと思います。
ですが、次回作に期待です。おそらく王騎が引き続き登場して、山場となるのは次回作か?と想像します。連続ドラマのように続編をすぐ見たいと思ってしまいました。
このシリーズを三作まで見ていくうちに、実写化とはいえリアリティをもたせるというより、原作に寄せているのだなと思いました。キングダムが大好きなファンや世界観に浸りたい方が見る映画だと思います。
豪華過ぎるキャスト
原作は見てないのですが実写版1.2観てからの鑑賞です。
1、2も1回では見逃してしまう場面とかあり2回映画館に行きましたが今夏ももう一回は観に行きたいです。
もうとにかくキャストが豪華過ぎてびっくりです(笑)
CGも綺麗で実力派俳優さんが盛りだくさんで…
出番がほとんど無かった俳優さんも結構いたので続くのでは?と思ってたらそんな感じでしたね(笑)
そして…まさかの吉川晃司の出現!
この人がラスボスで出てくる映画は個人的にはハズレがないのでほんとに待ち遠しいです♪
欲を言えば清野菜名さんの見惚れるようなアクション場面がもっとあったらなと思ったのと、主題歌がちょっと違う…と思ってしまいました(笑)
期待通り面白かったです!
どんどん観たくなる!知りたくなる!
100人隊が2万の軍勢と戦う凄さに血が湧く!
最初、秦の王が何故中華統一を図りたいのか、その理由が明かされます。王と関わって戦死した人たちとの約束を守るというのがその眼目でした。そして約束したその一人でもある杏の演技、敵国から王を脱出させるために命をかけた彼女の戦いに泣きます。続いて清野の登場。100人隊の頭になった信の元に馳せ参じ、副隊長として活躍する姿に惚れ惚れするしかありません。この作品で時々差し込まれる中華の勢力図や土偶を使った戦いの風景はちょっぴりチープ感がありますが、それ以外は全く違和感を感じません。全てが豪快でワクワクドキドキします(見ごたえのあるCG)。特に戦場でのそれぞれの軍勢のぶつかり合いは、まさに紀元前にいるような気持ちになります。指揮を取る将軍の采配によって、戦況が全て決まってしまうということが手に取るようにわかりました。主人公の名前を冠した「飛信隊」はわずか100人です。それが2万の軍勢の中に切り込んで戦略家の将軍の首を取るわけです。過去の歴史の中で僅かの軍勢で実際に覆した話もありますから、あながちあり得ない話ではないのですが、その困難さは想像を超えています。見事に相手の首を信がとった時の高揚感は爆発的なものがありました(戦争の世紀の話ですからご容赦を)。あと、この作品の豪華な出演者にも魅せられます。小栗旬が出てきたかと思えば、ラストに長澤まさみが登場します。贅沢な登場に眼福でした。そして武神と言われる謎の将軍(吉川晃司)の桁外れの戦闘能力に度肝を抜かれました。これは次回作への布石ですが、ものすごく期待が高まりました。
主演より主演オーラ出してる俳優渋滞してるのに新たに超ビッグネーム2人参加!
auマンデー『キングダムングダム 運命の炎』
漫画の実写第三弾!
前作は、コロナ禍って事もありスケールダウンしてる気はしましたが・・・
今回は馬上シーンなど見せ場もたっぷりで、大群のCG処理が漫画描写ぽくって違和感は感じませんでした。
ただ原作漫画もアニメも未読未鑑賞なので、どれくらい進んでるのかな!?
CGあれど役者さん達も老いるのでどこまで続けるのかがポイントですね。
今回も主演レベルの豪華な俳優さん達の共演は安定してますし・・・
大沢たかお演じる王騎が主軸で主演って感じは否めない。
で、既にメディア発表されてますが、新たに2人の超ビッグネームが参加!
吉川さんは、るろうに剣心でもこんな感じのオーラー出してましたが・・・
シュンオグリが、次回どんな存在感を魅せて主演を喰うのかが楽しみです。
ラスト少し出てくる楊端和演じる長澤まさみちゃんはやっぱり最高すぎる!!
う〜〜ん
消された。入れていただいた方再投票お願いします 今の中国に意見は映画鑑賞上は全く無いですよ
消された
ワシは 中国三国志的なモノ苦手なわけね
大学入試でも 日本史➕政治経済or地理で対応できたわけね 最高峰の大学でも
だから世界史は無視してた。
それで困ってことは人生史上ない
中国🇨🇳大河的なものも苦手
ここがツボなんだろうが
政治経済、文化的に 個人的に違和感が大きい、とはいえ現代の中国はウェルカムだ仲良くしよう
違和感個人的に感じるのはまあ50年以上前から100年以上前年以上前、昔の中国さんね
今の中国は関係ないし、その方々がどうこうではない、ただ中国文化は難解かつ高尚。
中でも、紀元前三国志的なモノは
言葉が難しいし無理
高尚なのだ。
しかし本作過去2作大ヒット年間興行トップだけに他の配給が遠慮したか
今週【書き直しのため昨週】封切りメジャーは本作のみ
お馴染みの俳優が揃って 食わず嫌いやめて見てみた
面白い🤣歴史アクションであった
大沢たかおの全能感が素晴らしい
ついでに本作のためには鍛えられた上腕二頭筋チカラ💪コブも素晴らしい
【若い方、ジム通わなくても、ダンベルだけでもある程度ギリギリの重さで、スクラップ【筋組織の一部破壊】
&ビルド【休養で筋組織が少し増えて増大する】で3ヶ月あれば、野球ボール大には肥大するよ。ジムに通えば直良
あっ自分は筋トレ好きの女性好きのジジイでございます】
有料パンフは値段880考えたら良好
裏話、人間模様、写真豊富で、ネタバレなしで素晴らしい
群衆とか景色大きなモノは中国本国で、細かい人物交錯は、兵庫県赤穂市、岐阜県東御市で撮影とのこと
同一のシーンで2つのカットがあるわけだ❗️
みんな俳優が頑張って中国激動の時代を演じ切っていた
大泉洋の三国志は見なかったワシだが本作は及第点
ただ・・to be continued の暗雲は垂れ込めてきた
あんまり話が進んでない
最後は、有料パイプにも殆ど載ってなかった 吉川晃司?小栗旬❓
人類皆兄弟、日本も中国も兄弟
故に、個人レベルの好き嫌いは仕方ないが、お互いの歴史にリスペクトはひつようだな。
中国3000年の歴史に🫡🫡敬礼だ。
でも話あんまり続いてない・・トホホ 書き直し超めんどくさい
言葉が難しいし無理
しかし本作、過去2作大ヒット年間興行トップ
だけに
期待通りの出来でした。
原作は未読だけどアニメは全部観ています。
アニメを知っていて実写版を観るときは、どうしてもアニメに近いかどうかという観点で観てしまうのだけれども、そういう点においてはこの映画は毎回凄いクオリティだと思います。
でも、似せることにこだわり過ぎて、ちょっとコスプレ感が否めない方も数名w
今回はちょっと李牧が浮いてたかなとは思いました(配役は100点だと思いました)
<ネタバレ的個々の内容感想>
・最初の会議の部分はちょっとテンポが悪かったかなと思いました。
前作の時も思ったけれど、呂不韋がスッとし過ぎてるんですよね。もう少し胡散臭さが欲しい。顔がテカテカなら良かった(笑)
・嬴政の過去の話の部分はとても良かった。
子役じゃない事に少し疑問はあったけど、その辺は演技で充分カバーできてたし、本当に表情が素晴らしかった。
紫夏と嬴政ばかりでなく、亜門が良かった。というかみんな良かった。
・戦争風景凄かった。壮大でした。
アニメの時も思ったけどあんななんの遮りもない広ーいところでの戦争はもう突っ込むしかないよなぁと。
そしてそれを上の方で観ている人達がいるのも面白い
ただ、やっぱり飛信隊が敵の大将のところまで行くのは無理があるなーと実写にされて良く解った(でもカッコ良かったし爽快だったから全然問題なかったです)
あと竜川がめちゃくちゃカッコ良かった!
・王騎と騰さんの掛け合いは私は大好きですので観れて良かったです。
あの二人本当に大好き。
・これはどこでも言われていることだけれども、何といっても羌瘣の殺陣がカッコ良すぎた。本当にこれが観れただけで満足です。
書き忘れたことがある気がするけれどこのくらいかな。
あ、エンディング曲が、凄くいい曲だったけど、エンディングで流れたのがちょっとミスマッチでした。
紫夏と別れる辺りとかで流れたら最高だったなー。
とにかく早く続きが見たいです。とても満足できました。
月から太陽へ
真っ暗闇に浮かぶ朧気な光。
全世界を照らす眩い光。
誰かに照らされないと光ることができない人間が、自らが光となり、誰かを照らす光となる物語。
冒頭、少しだけ雲にかかる満月とは言い難い月のシーンから始まる。
圧倒的な太陽に照らされているからこそ光ることができる月ではあるけど、
真っ暗闇にぼんやりと浮かぶ月を見て安心する人もいる。
太陽は眩しすぎて直視できないけど、月はずっと見つめていられる。
エイ政にとって、紫夏は月だった。いつもいつでも、真っ暗闇にぼんやりと浮かぶ希望。
紫夏にとっても、エイ政は月だった。お互いがお互いに月であり、太陽だった。もう2度と出逢うことのない太陽と月のように、それでも、照らし合う。
エイ政は太陽にならなければならない。星々を、大地を、1人の人だけでなく、全てを照らす光にならなければならない。
前半は、アモンの「ちゃんとした王になれ!」が最高でした。泣かせつつ笑わせるというか。
原作と比較して。
まず第一に思ったのは、竜川、似すぎ!!笑そして、強すぎ!!笑
1人で1000人くらい倒したんじゃないのか?
それと、山本耕史、片岡愛之助、山田裕貴、完璧すぎるほど最高の配役でしたね!!
原作原作とうるさいと思われるかもしれませんが、少し残念だった面を。
原作の良さは、熱さと台詞の強さです。俳優の素晴らしい演技により、熱さは十分に表現されていたのですが、台詞の強さが生かされていないような気がしました。
飛信隊が百人隊として作戦を実行する時の作戦を伝えるのは、えんさんがよかった。
えんさんの副将としての知略と知識を、信が最も認めているからこそ、飛信隊のメンバーもえんさんを認めているわけで。それが今後にも生きてくるわけで。
映画の尺として、初見の人にとって登場人物を際立出せる人を多くできないのは仕方ないとしても。
それと、尾頭の台詞がないのも残念。
「あいつが切るたびに力が湧いてくる!俺らの大将が敵をぶった斬るたびに再び全身に力が漲る!!!」
信が、飛信隊の精神的支柱である大切なシーン。
1番残念だったのは、ロエンとエンさんとタクさんという飛信隊の縁の下の力持ちとも言える3人の言葉からの飛信隊分裂のシーン。
特にタクさんから信への台詞の後のエンさんの台詞。
「でもさすがに信殿の元伍長。これで信殿は、いける!」
それと、ようやく敵の中を抜けたと思ったら逃げられて、相手の騎馬隊が来たら、全員やられてしまうという時の尾平の台詞。
「い、いけ。信。お前とキョウカイなら抜けられる。いけ!いけ!っつてんだろバカ野郎!お前はここで死ねねぇだろうが!天下の大将軍になるんだろうが!」
夢を語るのはいいけど、その夢の為に、犠牲になる人やもの、時間、心などがあることを信が感じた大切なシーン。そして、信はいかなかった。そうまでして、仲間を犠牲にすると分かっていながら、いけなかった。これも大切なシーン。
「大将首はお前が獲るんだ、信!」もないし、
「生きてるやつも死んだやつもみんなまとめて100当分だ!」もないし、
「仲間か」もない。
極め付けは、「殿の飛矢が届くぞ」の言い方と演出も残念でした。
それでも、おもしろかった。原作と比較するだけならもっと低いけど、一つの映画作品としておもしろかったので、4.0とします。
一本の矢の如く
前作がイマイチだったので不安はあったが、面白かった。
嬴政の過去編は、キャラや関係性の掘り下げが薄いまま斃れていくので勿体無い。
ダイジェスト感はあるが、尺も取られてるし、亜門にすら味を感じたので悪くはないのか。
杏は動きや表情はよいが、相変わらず台詞回しが今一歩。
馬陽の戦いでは、全体の流れをしっかり伝えつつ飛信隊の活躍を描く。
スケール感を伝える画角や緊張感を高める演出が見事。
羌瘣の円を描くようなアクションはやはり画面映えして好き。
(返り血ひとつ浴びてないのはいくらなんでもおかしいけど)
戦闘シーンすら無いのに、王騎将軍の存在感が素晴らしく、見た目、声、台詞回しすべてが最高。
情熱的に煽る信と、言葉少なにゆったりと鼓舞する王騎。
信の成長を感じさせつつ、格の違いを見せる対比が非情に効いていた。
独り言や説明台詞はご愛嬌だが、真後ろから「恐ろしい目をしている」は無理がある。
また、顔の分かるキャラが一人も死ななかったり、秦・趙共に虐殺描写がないのも迫るものが薄く物足りない。
それでもエンタメとして水準以上。
あとはシリーズをどう纏めるか。
未完の原作ですら既にここまでの数倍あると聞くし、実写は役者の年齢問題が付いて回る。
着地点を決めずに「行けるところまで」だと、最終的に半端なものになりかねないのが恐い。
馬陽の戦いとは王騎そのものと覚醒して行く信の物語なので残念だった前半の展開
一つの作品としてはクオリティも高く充分に楽しめますし、作中のエピソードそのものも、ほぼ原作そのままであるので良いっちゃ良いのだけれど、前半の嬴政と紫夏の物語は本作の映画化の上で絶対に外せないモノだったのかしら?
私も大大大〜好きなエピソードで、スピンアウトものでそこだけの作品を一本作ってもらって、ワン泣き用にハンカチ用意して観たいくらいなのだけれど、ここで馬陽の戦いの前段でぶっ込んでくるのが良い話なのかどうか。(個人的には紫夏=杏さんじゃ無くて戸田恵梨香さんに演って欲しかったです💦)
過去も含めた馬陽を巡る戦いは、王騎将軍にとってその後の生き方(死に方?)が一変してしまうほどの悲劇的な戦いでもあったので、前半に静かな物語を入れるのならば、王騎と彼が生涯でただ1人愛した許嫁の女将軍摎、そして敵将龐煖を巡る深い因縁のエピソードの方にして欲しかったというのが正直な感想です。
もちろん信にとっても天下の大将軍を目指す大きな契機となって行く重要な戦いですので、後半の活躍と俯瞰の戦場シーンには文句なしなのですが、原作上も王毅、龐煖、そして信と飛信隊が何と言っても中心のパートなだけに、作品の1/3近くを嬴政と紫夏のお話に割いちゃったのはどうなんでしょうか?原作を知らない人にとっては映画版キングダムを楽しむ上では必然性のあるお話だったのかな?
そこのモヤモヤ感が最後まで解消されなかったので評点は辛めになりました。それにしても、馬陽の戦いもドラマチックな主要パートはこれからなのに、こういうペースだとこれからの作品化はどうなってしまうのでしょうか?まだ全体の物語の序盤も良いところなのだけど。。
修復版1・2を見て、エクソダス、これ・・・
2日でキングダムというものを19時間近い時間をかけて見たので、ぐったりです。なので、感想も・・・
個人的に、このコンテンツの実写では大沢たかおの王騎がたまらなく好きで、それだけで観賞していると言っても過言ではありません。今回も最高です。しかも前回よりも出番が多いのでなおさらです。
この辺の展開は原作でいうと王騎が最高潮に盛り上がっていくところでしょうか。だから余計に見入ります。とはいえ、配役の出落ち感で楽しんでいるようなこの実写もそろそろ飽きてきました。まだまだ続くようですし、多分、王騎マックスであろう次が自分にとってはみおさめかなーと思っています。
キャラもストーリーも原作にかなり寄せて、しかも結構しっかりと作り込まれている印象なので、原作とかアニメが好きなら存分に楽しめる気がします。今回も迫力ある映像と音楽で、安心して楽しむことができました。
正直、リアル感はないです。史実を参照にしているとはいえあくまでファンタジーです。大河は全部好きという人には最高の作品ではないでしょうか。
紫夏の母性、そして馬陽の戦いが始まる
三作目の本作もとてもよかった!!
一作目は5回鑑賞、二作目も4回鑑賞。
原作は最新刊まで、いや週刊誌の連載を毎週見ています。
さて、本作ですが・・・
前半は人質時代の幼き政が脱出する際に出会った紫夏との話が
存分に描かれていました。
紫夏が政に語りかける言葉一つ一つに、優しさというか母性愛というか、
そして最後まで政を励まし、相手とは強く戦い・・・
原作の時も泣きそうでしたが、映画ではそれ以上でした。
そして後半は趙との激戦、馬陽の戦い。
この戦いで「飛信隊」という名を授かり、与えられた任務は・・・
ただ、紫夏とのエピソードがなくても1作で入りきるストーリーではないよな笑
原作やアニメを見たことない人にとっては
「この終わり方なに?」
ある程度ご存じの方は、
「やはりここらまでか」
という感じ?笑
相変わらずの豪華キャスト、メインの信や政、貂をはじめ、
昌文君、王騎、謄、さらには前作最後に出てきた呂不韋に昌平君、
そして今回は蒙武が出陣、かなり雰囲気似ている
今作初登場の闇商人の紫夏、杏さんうますぎ、優しくて強い、素敵な女性でした
摎は名前だけでしたが、出てこないのかなぁ~
そして、キングダムファンは気になっていたであろう、
李牧と龐煖、この方たちでしたか~。
李牧はどれだけの時間、映った?笑
終わり方が終わり方だけに、単独で観るとそこだけ減点
これで続編はなし、ということはないですよね?笑
予備知識なし、1・2未視聴
これまでの流れを全く知りませんでしたが、楽しめました。出番の少ない大物俳優さんたちは、前回前々回で活躍されていたのでしょう。
やっぱりスケールの大きな作品は、映画館で観るべしですね。
・大沢さんが、愛之助さん(「半沢直樹」の)みたいだなとおもってたら、
愛之助さんも出ててびっくり。
・「カメ止め」のひと出てましたか?
・杏さん熱演。
・後半の戦闘シーンが、スポーツの試合みたいでした。ラグビー的な。
紫夏の母性愛と王騎の父性愛
中国の春秋戦国時代。秦国王・エイ政と天下の大将軍を夢見る信が中華統一を目指す物語の第3作。今回は、前半は過去に遡り、エイ政が中華統一を目指す理由を描く静の章。後半は秦と趙との壮絶な戦を描く動の章。前半が奏功して、大人味の効いた作品になっている。前半は闇商人・紫夏役の杏、後半は秦の総大将・王騎役の大沢たかおが作品を牽引している。
魏との激戦を終えたばかりの秦に趙が攻めてくる。エイ政は伝説の大将軍・王騎を総大将として応戦する。王騎はエイ政が中華統一を目指す理由を問う。エイ政は過去の紫夏とのエピソードを語る。一方、信は秦軍の100人隊・飛信隊を率い、別動隊として、敵将を狙う・・・。
前半の静の章に味わい深さがある。趙に捕らえられ、失意の日々を過ごしていたエイ政は、趙脱失の命を受けた紫夏から、強く生きることを学び再生する。紫夏役の杏のエイ政への使命感ではない、母親のような母性愛を感じる献身的な演技が胸を打つ。涙が溢れてくる。紫夏は命を懸けてエイ政を守り抜き趙から救い出す。彼女は、人は受けた恩を誰かに返していくものだと呟く。エイ政はこれまで多くの人に恩を受けてきた。それらの人の恩を返すのが中華統一だと王騎に語る。恩の受け渡しは今日に至るまで脈々と続いて人間が強く生きる原点になっていると推察できる。
後半は、秦と趙の戦いであり知略戦。軍勢の配置、動かし方で形勢は一変する。広大な戦場での戦闘は、圧倒的な迫力である。スピード感も申し分ない。しかし、第2作と類似したシーンがある。今後のシリーズの中で、既視感のない合戦シーンは課題だろう。
ラストシーン。飛信隊は、敵将本陣に秘かに近付き本陣付近が手薄になった時、一気に本陣を攻撃し、信が敵将を倒す。秦軍は歓喜に沸くが、総大将を倒さなければ戦いは終わらない。
信は王騎の父親の様な愛の鞭、父性愛で成長した。エイ政は紫夏の母性愛に救われ成長した。成長した二人の若者が総大将に挑む次回作に期待したい。
全498件中、341~360件目を表示