キングダム 運命の炎のレビュー・感想・評価
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一本の矢の如く
前作がイマイチだったので不安はあったが、面白かった。
嬴政の過去編は、キャラや関係性の掘り下げが薄いまま斃れていくので勿体無い。
ダイジェスト感はあるが、尺も取られてるし、亜門にすら味を感じたので悪くはないのか。
杏は動きや表情はよいが、相変わらず台詞回しが今一歩。
馬陽の戦いでは、全体の流れをしっかり伝えつつ飛信隊の活躍を描く。
スケール感を伝える画角や緊張感を高める演出が見事。
羌瘣の円を描くようなアクションはやはり画面映えして好き。
(返り血ひとつ浴びてないのはいくらなんでもおかしいけど)
戦闘シーンすら無いのに、王騎将軍の存在感が素晴らしく、見た目、声、台詞回しすべてが最高。
情熱的に煽る信と、言葉少なにゆったりと鼓舞する王騎。
信の成長を感じさせつつ、格の違いを見せる対比が非情に効いていた。
独り言や説明台詞はご愛嬌だが、真後ろから「恐ろしい目をしている」は無理がある。
また、顔の分かるキャラが一人も死ななかったり、秦・趙共に虐殺描写がないのも迫るものが薄く物足りない。
それでもエンタメとして水準以上。
あとはシリーズをどう纏めるか。
未完の原作ですら既にここまでの数倍あると聞くし、実写は役者の年齢問題が付いて回る。
着地点を決めずに「行けるところまで」だと、最終的に半端なものになりかねないのが恐い。
馬陽の戦いとは王騎そのものと覚醒して行く信の物語なので残念だった前半の展開
一つの作品としてはクオリティも高く充分に楽しめますし、作中のエピソードそのものも、ほぼ原作そのままであるので良いっちゃ良いのだけれど、前半の嬴政と紫夏の物語は本作の映画化の上で絶対に外せないモノだったのかしら?
私も大大大〜好きなエピソードで、スピンアウトものでそこだけの作品を一本作ってもらって、ワン泣き用にハンカチ用意して観たいくらいなのだけれど、ここで馬陽の戦いの前段でぶっ込んでくるのが良い話なのかどうか。(個人的には紫夏=杏さんじゃ無くて戸田恵梨香さんに演って欲しかったです💦)
過去も含めた馬陽を巡る戦いは、王騎将軍にとってその後の生き方(死に方?)が一変してしまうほどの悲劇的な戦いでもあったので、前半に静かな物語を入れるのならば、王騎と彼が生涯でただ1人愛した許嫁の女将軍摎、そして敵将龐煖を巡る深い因縁のエピソードの方にして欲しかったというのが正直な感想です。
もちろん信にとっても天下の大将軍を目指す大きな契機となって行く重要な戦いですので、後半の活躍と俯瞰の戦場シーンには文句なしなのですが、原作上も王毅、龐煖、そして信と飛信隊が何と言っても中心のパートなだけに、作品の1/3近くを嬴政と紫夏のお話に割いちゃったのはどうなんでしょうか?原作を知らない人にとっては映画版キングダムを楽しむ上では必然性のあるお話だったのかな?
そこのモヤモヤ感が最後まで解消されなかったので評点は辛めになりました。それにしても、馬陽の戦いもドラマチックな主要パートはこれからなのに、こういうペースだとこれからの作品化はどうなってしまうのでしょうか?まだ全体の物語の序盤も良いところなのだけど。。
修復版1・2を見て、エクソダス、これ・・・
2日でキングダムというものを19時間近い時間をかけて見たので、ぐったりです。なので、感想も・・・
個人的に、このコンテンツの実写では大沢たかおの王騎がたまらなく好きで、それだけで観賞していると言っても過言ではありません。今回も最高です。しかも前回よりも出番が多いのでなおさらです。
この辺の展開は原作でいうと王騎が最高潮に盛り上がっていくところでしょうか。だから余計に見入ります。とはいえ、配役の出落ち感で楽しんでいるようなこの実写もそろそろ飽きてきました。まだまだ続くようですし、多分、王騎マックスであろう次が自分にとってはみおさめかなーと思っています。
キャラもストーリーも原作にかなり寄せて、しかも結構しっかりと作り込まれている印象なので、原作とかアニメが好きなら存分に楽しめる気がします。今回も迫力ある映像と音楽で、安心して楽しむことができました。
正直、リアル感はないです。史実を参照にしているとはいえあくまでファンタジーです。大河は全部好きという人には最高の作品ではないでしょうか。
紫夏の母性、そして馬陽の戦いが始まる
三作目の本作もとてもよかった!!
一作目は5回鑑賞、二作目も4回鑑賞。
原作は最新刊まで、いや週刊誌の連載を毎週見ています。
さて、本作ですが・・・
前半は人質時代の幼き政が脱出する際に出会った紫夏との話が
存分に描かれていました。
紫夏が政に語りかける言葉一つ一つに、優しさというか母性愛というか、
そして最後まで政を励まし、相手とは強く戦い・・・
原作の時も泣きそうでしたが、映画ではそれ以上でした。
そして後半は趙との激戦、馬陽の戦い。
この戦いで「飛信隊」という名を授かり、与えられた任務は・・・
ただ、紫夏とのエピソードがなくても1作で入りきるストーリーではないよな笑
原作やアニメを見たことない人にとっては
「この終わり方なに?」
ある程度ご存じの方は、
「やはりここらまでか」
という感じ?笑
相変わらずの豪華キャスト、メインの信や政、貂をはじめ、
昌文君、王騎、謄、さらには前作最後に出てきた呂不韋に昌平君、
そして今回は蒙武が出陣、かなり雰囲気似ている
今作初登場の闇商人の紫夏、杏さんうますぎ、優しくて強い、素敵な女性でした
摎は名前だけでしたが、出てこないのかなぁ~
そして、キングダムファンは気になっていたであろう、
李牧と龐煖、この方たちでしたか~。
李牧はどれだけの時間、映った?笑
終わり方が終わり方だけに、単独で観るとそこだけ減点
これで続編はなし、ということはないですよね?笑
予備知識なし、1・2未視聴
これまでの流れを全く知りませんでしたが、楽しめました。出番の少ない大物俳優さんたちは、前回前々回で活躍されていたのでしょう。
やっぱりスケールの大きな作品は、映画館で観るべしですね。
・大沢さんが、愛之助さん(「半沢直樹」の)みたいだなとおもってたら、
愛之助さんも出ててびっくり。
・「カメ止め」のひと出てましたか?
・杏さん熱演。
・後半の戦闘シーンが、スポーツの試合みたいでした。ラグビー的な。
紫夏の母性愛と王騎の父性愛
中国の春秋戦国時代。秦国王・エイ政と天下の大将軍を夢見る信が中華統一を目指す物語の第3作。今回は、前半は過去に遡り、エイ政が中華統一を目指す理由を描く静の章。後半は秦と趙との壮絶な戦を描く動の章。前半が奏功して、大人味の効いた作品になっている。前半は闇商人・紫夏役の杏、後半は秦の総大将・王騎役の大沢たかおが作品を牽引している。
魏との激戦を終えたばかりの秦に趙が攻めてくる。エイ政は伝説の大将軍・王騎を総大将として応戦する。王騎はエイ政が中華統一を目指す理由を問う。エイ政は過去の紫夏とのエピソードを語る。一方、信は秦軍の100人隊・飛信隊を率い、別動隊として、敵将を狙う・・・。
前半の静の章に味わい深さがある。趙に捕らえられ、失意の日々を過ごしていたエイ政は、趙脱失の命を受けた紫夏から、強く生きることを学び再生する。紫夏役の杏のエイ政への使命感ではない、母親のような母性愛を感じる献身的な演技が胸を打つ。涙が溢れてくる。紫夏は命を懸けてエイ政を守り抜き趙から救い出す。彼女は、人は受けた恩を誰かに返していくものだと呟く。エイ政はこれまで多くの人に恩を受けてきた。それらの人の恩を返すのが中華統一だと王騎に語る。恩の受け渡しは今日に至るまで脈々と続いて人間が強く生きる原点になっていると推察できる。
後半は、秦と趙の戦いであり知略戦。軍勢の配置、動かし方で形勢は一変する。広大な戦場での戦闘は、圧倒的な迫力である。スピード感も申し分ない。しかし、第2作と類似したシーンがある。今後のシリーズの中で、既視感のない合戦シーンは課題だろう。
ラストシーン。飛信隊は、敵将本陣に秘かに近付き本陣付近が手薄になった時、一気に本陣を攻撃し、信が敵将を倒す。秦軍は歓喜に沸くが、総大将を倒さなければ戦いは終わらない。
信は王騎の父親の様な愛の鞭、父性愛で成長した。エイ政は紫夏の母性愛に救われ成長した。成長した二人の若者が総大将に挑む次回作に期待したい。
架空の冒険活劇である事を忘れてしまうほど、ストーリーと演出が素晴らしい
予想に反して、ストーリーの展開がとてもゆっくりとしている
といって、俳優が多数被っている”東京リベンジャーズ”の引き伸ばしのような前後編分割で観客の怒りを買った作品とは全く違った
3作目はどちらかと言うと地味なエピソードにもかかわらず、前2作と比べても遜色の無いというより、こなれた分、一番の出来になった
もうこうなったら、毎年作って映画と共に俳優も歳をとっていって欲しい
制作サイドもそのつもりなんじゃないかな
今回、3というカウントがなかったからね
前半の杏の熱演は素晴らしかった
予告で、あのシーンの映画化はちょっとガッカリしていたんだが、どうしてどうして素晴らしいエピソードになりました
原作やアニメに比べ、目的がハッキリして分かりやすくなっているのがいい
後半の戦術の醍醐味と王騎の目的が前面に打ち出されて、この先の展開が待ち遠しくて仕方がない
クライマックスの突撃はあまりに無謀で非現実的にみえましたが
リアリティのある戦闘シーンに惑わされているだけで、よく考えてみると、この話、歴史冒険活劇なんです
史実に基づきなから、フィクションを織り交ぜ、架空の人物も多数登場させている
将軍は超人であり、鉾をひと振りすれば10人くらいの兵士が吹き飛ばされるんですから
無双状態のバケモノなんです
10振りすれば100人の兵士を倒してしまう
だから、将軍の玉子である信がこれくらいやってもおかしくは無いわけです
実際、龐煖は山の騎馬民族を全滅させているし、秦軍の野営地に登場した時、何人いようが勝てる気がしない様な演出でしたよね
しかし、いい役者をオファーしたものです
”るろうに剣心”で役柄以上にオーラをふりまいた彼です
志々雄だろうが雪代だろうが、あのタダならぬオーラの前には子供のようでした
彼が龐煖をやる事で、次回作への期待に昂らずにはいられません
次回の期待というか要望です
王騎の恋人である摎のシーンをぜひ作っていただきたい
そうですね、小松菜奈くらいの美形と身長が欲しい
アクションの苦手な長澤まさみでもなんとかなるんだから、大丈夫でしょう
やるとしたら、他に誰がやるかなあ
なんて、出るかどうかもわからないうちからワクワクです
いつまでも続いてほしい
杏さんのシカに、さっそく泣きました。
辛い思いをした人だからこそ、国王になってほしい。…そうですね。
国王、ちゃんと受け止めてください。
映画館で観る映画ですね。
天下の大将軍へ信の名は、飛んでいく一本の矢の如し
第1作も第2作も実写邦画年間1位の大ヒット。
邦画の新たな“大将軍(人気シリーズ)”の座へ。
原作コミックやアニメシリーズは未見…なんて野暮はもはや言うまい。
邦画の域を超えたスケールと面白さがすっかりお気に入りに。
今回も期待の第3作目。
前作のラストで王騎将軍の元へ修行に向かった信。
その修行の内容とは、辺境の無法地帯の争いの平定。これを見事に治める。
その武勲により王騎将軍から百人小隊の隊長に任命。
奴隷の身分だった一人の若者が一つの隊を率いる隊長に…。つくづく本シリーズは、信の天下の大将軍へのサクセスと成長物語である。
信の隊長ぶりは追々触れるとして、惜しむらくはその平定の武勲がOPのナレーションだけという事。一本の作品にだって出来そうなのに。
しかし仕方ない。今回は他にも一本の作品に出来そうなエピソードだらけなのだから!
今回の大まかな話は前作と同じ。強大な隣国大軍の侵攻。
何だ、またか…と思うなかれ。前回とは訳が違う。
更なる強大な隣国…というのはお決まりのパターンだが、秦とは積年の遺恨あり。
趙。
かつて秦に大量虐殺された過去があり、その恨みを晴らす。
秦の攻め行った地の民を虐殺し、じわじわ都に近付いていく。都が落とされれば秦は…。
長らく趙には名だたる武将が居ないとされていたが、新たな武将が誕生していた。
総大将の趙荘。天才的な軍師でもある。副将は軍略と知略に長ける馮忌とかつての恨みから殺戮を繰り返す万極。
秦も趙も兵数に大差はないが、趙は名将三人に加え、訓練された兵たち。
一方、秦の兵たちは寄せ集め。名将たちも遠征中。
兵力の差は歴然で、名将不在。丞相・呂不韋の配下の蒙武がいるが、攻は強いが守が弱い。
秦に他に攻守併せ持った名将は…、いた。
言わずと知れたあの大将軍。王騎。
呼び掛けに応じた王騎は一旦側近たちを払わせ、今一度若き秦王・嬴政に問う。
中華を統一する目的は…?
憎しみや争いを断ち切る為。かつてもそう語ったが、そこにはある人との約束があった。
嬴政が語る過去。
その壮絶な過去に、密かに聞いていた信も…。
七年前。
趙に人質として取られていた嬴政。かつての恨みからその扱いは悲惨なもの。
そんな嬴政に救いの手を差し伸べたのは、闇商人の紫夏。
秦で祖父王が崩御し、父王が即位。いずれは嬴政が跡継ぎとして玉座に就く事になる故、秦への帰国が求められる。
が、趙が易々と生還させる訳がない。危険と隣り合わせの“裏道”で。それを買って出たのは、紫夏。
幾つもの難所を突破し、後もう少しで秦の援軍との合流地点という時、趙の敵襲。護衛は身を庇って倒れ、そして遂に紫夏も…。
命だけじゃない。帰国や後に王座に就く事を拒否していた嬴政。何故なら、人質の時に受けた暴行が原因で痛みも感情も感じない身体に。そんな自分が王になどなれるものか…。
苦悩する嬴政を癒したのも紫夏。
命も心も救ってくれた。今自分があるのは紫夏のお陰。彼女と、自分の為に死んでいった者たちの為に、憎しみや争いを断ち切り、中華を統一する。
自ら選んだ修羅の道。それは揺るぎない、強固な大義。
第1作でも王位を弟に狙われるなど、若くして波乱万丈の嬴政。彼にこんな壮絶な過去があったとは…。
前作ではあまり出番の無かった嬴政のドラマや背景を深く掘り下げ。
原作でも屈指の感動エピソードと言われ、人気キャラという紫夏を新参加の杏が熱演。凛とした強さ、逞しさ、美しさ、母性滲ませる優しさを魅せる。
人気エピソードに偽りナシ。胸打つ感動もあり、一本の作品に出来そう。
嬴政の覚悟と決心を改めて知り、此度の趙との戦の総大将を拝命する王騎。
お姉ぇ口調で異彩を放っていたものの、前2作共に傍観の威圧のみで本格的な見せ場に乏しかった王騎がいよいよ戦場に!
にしても、何故突然…? 長らく戦から遠退いていたこの男が…? 異端の人物とは言え、国の危機だから…?
否。
今回の主戦場は、馬陽。
そこは王騎にとって因縁のある場所だった…。
それを知るのは、王騎と昌文君のみ。
回想で僅かに描かれる過去の王騎と、何者か。そこで起きた事とは…?
挿入される程度だが、間違いなく次作へ繋がる重要エピソードやキャラ。これだって一本の作品に出来そう。
原作ファンにとっては物足りないのは言わずもがな。
尺が足りない、ダイジェスト的、前半はほぼ回想に当てられる…など。
現時点で3本作られているとは言え、大長編コミックを2時間強の尺に納めるのは至難の技。どうやったって根っからのファンから鈍い声が出るのはコミック実写の永遠の宿命。
それを如何に見せるか。この実写シリーズしか見てない邪道者から言わせて貰えるなら、見応えや見せ場を要所要所纏めていると思う。
嬴政と紫夏、王騎の過去など、話を盛り上げるのに充分であった。
さて、本シリーズと言ったら、邦画でも屈指の大スケールのアクション。
後半は期待の戦アクションがたっぷり描かれる。
作品毎に迫力が増していく本シリーズのアクション。
それはただスケールや迫力だけがインフレしているのではなく、見せ方も趣向を凝らして。
1作目は潜入チームプレー。前作はがっつりの戦場アクションに加え、その戦を動かす将軍たちの闘い。
あれだけの両大軍を動かして戦局を左右していたのは、たった二人の将軍。信にとっても、将軍や戦とは何かをまじまじと目の当たりにする事に。
今回も。我が軍の最強の大将軍。敵軍の侮れない知将。
戦局を見渡し、兵を動かし、策を巡らし、如何にこの戦の手中握るか。
王騎役の大沢たかおは勿論、新参戦の趙荘=山本耕史、馮忌=片岡愛之助、万極=山田裕貴ら実力派を揃えているのもそれ故。
さてさて今回、回想や背景に当てられた為前半ほとんど出番の無かった信だが、活躍するのはここから。
前述の通り、百人小隊の隊長に任命された信。
だがその隊も荒くれ者や寄せ集め。ガキが隊長で不満を抱いている者も。
が、そんな中でも、前作で共に闘った仲間たちや王騎の修行に同行した副長の頼もしさ。
副長がもう一人。待ってたぜ、羌かい! これで百人力!
清野菜名を始め前作からの続投の顔触れが嬉しい。
とは言え、たった百人程度の小隊。こんな俺たちに何が出来る…?
王騎から特別任務を課せられる。両軍争う中、一本の矢となって飛び、敵の知将・馮忌の首を捕れ。
この時代に“ミッション:インポッシブル”!? あまりにも大胆にして無理難題な任務。
こんな俺たちにそんな大任が出来るか…?
が、これは、この戦の命運を決する。この戦に勝つも負けるも、この小隊の奇策奇襲に懸かっている。
思えば前作も、信らの僅かな集団が火種となり、やがては戦局の行方を変えたほどに。
命運懸けた大決戦を、真っ正直から堂々と闘う事こそ戦士の誇りだが、それで絶対勝てるという保証はない。切り札を持っているか、否か。それもまた戦略。
実際の戦術は彼ら次第。これは試練でもある。
それが俺たちにしか出来ない特務というのなら、やってやるぜ!
勿論容易くはない。
敵軍の目を盗み、岩山から忍び寄り、敵襲にも応戦。
押される事幾度も。その度に諦め挫けそうになる。主戦場でも秦軍が劣勢に…。
ここで負けてなるものか。二手に分かれ、敵襲を食い止め留まる班と進む班。
行け、信!
隊の中にあった不和もいつしか強固な信頼に。兵たちはこの若き隊長を、若き隊長は仲間たちを。
馮忌のいる本陣に辿り着いた。敵襲はますます激しい。
馮忌の姿は捉えている。その首まで、後もう少し、後もう少し…。
体力にも援護にも仲間たちにも秦軍にも限界近付く。ここまでか…?
自らの知略による主戦場の闘いを重視していた馮忌。
自身にじわじわ迫る“一本の矢”を気にも留めていなかった。
それに気付いた時、今更ながら知った。この戦要はその“一本の矢”だったと。自分はまんまと王騎の手中の内だったと。
撤退を命じる。
遂にその時、信の剣が馮忌を…!
天下の大将軍になる。
亡き親友と交わした約束。それの為にここまで闘ってきた。
国の命運を懸けた戦に於いて、その勝敗を決した信たちの活躍。
王騎から与えられた隊の名は、“飛信隊”。
まさにその名の如く、一本の矢となり飛んでいく。
まだまだその存在は知られていない。すぐ忘れ去られる。が、じわじわその名は広がっていく。
飛信隊の名も。信の名も。天下の大将軍へ!
信の隊長ぶりと山﨑賢人の熱演は頼もしい。
戦が終わって宴。
このまま勝利の酔いに浸っていたかった。
彼らに忍び寄る謎の人影…。
羌かいが言っていた。“武神”と呼ばれる恐ろしい存在がいると…。
奇しくもそれは、王騎の過去の因縁と深く関係し…。
王騎が戦線復帰した理由はこの男。
吉川晃司演じるこの男と戦を高台から傍観していた小栗旬演じる謎の男。
今回の敵将たちは戦の駒にしか過ぎなかった。
彼らは一体何者…?
今回ここでまさかの終幕。長澤楊端和の再活躍を期待してたけど、ラストシーンにちょこっと登場するだけ。
1作目から3年置いて2作目が作られ、去年今年と続けて公開されたが、次作こそ早く公開して欲しい。来年と言わず、今年中にでも。
でも次作の予告映像無かったし、数年待ちか…。そんなご無体な!
『ミッション:インポッシブル』や『ワイルド・スピード』より続きが見たい。
にしても、後何作続くのだろう…?
何作だっていい。とにかく早く見せてくれぇぇぇ!
各々の運命が交錯する炎は今、燃え始めたばかり!
最高のアクション!!!だけど、、、
原作既刊、前2作視聴済み
前2作を受けて、かなり期待をして見た。その期待を裏切らないさすがのアクションと迫力。邦画とは思えないほどのCG、作りこみで、戦闘シーンは息を飲んでしまうほどだった。原作の名シーンも完全に再現されており、めちゃくちゃ胸が熱くなる展開。最後の45分?くらいは本当によく、トイレ行きたかったけど我慢してみるほどだった。ただ、アクションで言ったら、前回よりもかなりフィクション寄りだったのかな。現実ではありえないよな。。と思ってしまうところもあったが、それを言ってしまっては野暮な気がするので慎む。
既述の通り、アクションに関しては最高、文句のつけようがなし。なのだが、掴みまでがかなり長い。原作だとストーリーも面白く、それぞれの関係性に引き込まれ、見てて飽きないのだが、映画ではそれがあまり感じられない。どのキャラクターも薄く感じてしまう。特に、えい政の過去編はとてもいい話なんだけど、時間の関係でバックグラウンドが結構省略されている。感情移入もあまりできなかったし、いきなりだなあ、、と少し思ってしまう。漫画だと結構何話も使って描かれてたところだったと思うので、2時間強の映画にする難しさを感じた。
ただ、総じてとても満足だったので、より多くの人に映画館で見てほしい。次回はついに王騎将軍が活躍すると思われ、めちゃくちゃ楽しみ。
最後に、竜川の人、とても好きだ。サンクチュアリでもそうだったが、力強さと心の弱さを表現する力がすごい。ドラクエの初期装備みたいな恰好で戦ってた。
次回作は…
いつ公開されるんですかね?
ここで終わるか~!ってとこで終わっちゃいましたので…
吉川晃司さんはおぉ〜ここで来たか!でした。
小栗旬さんは噂通りって感じでしたかね。
政の幼少期の話にはお母上も描いて欲しかったな、と思いました。尺の関係で難しかったのかもしれないですが。
この先の重要人物でもあるのでキャスティングも難しいですかね。
しかしこれ映画何作で完了までこぎつけますかね?
原作もアニメも先が見えないですが…
来年には公開されるかな〜
公開を楽しみにしております。
童、信
いや、すごい。スケールすごい。
こんだけたくさん俳優出して、次は誰が出てくるんだろうと思ったらまさかの。
あと声だけでわかったあの人も。
信と、きょうかいのバディに胸熱、飛信隊の面々もみんな味があって良い、死なないで欲しい。
紀元前244年なのにヤベェとかタメ口?!とか言ってたやべさんはなんなん?ってちょっとだけ思った。
そして王の過去…涙…知らなかったよ、そんな大変なことがあったなんて。命をかけて守った紫夏と浅利さん&杉本さん(役名わかりませんすみません)
ストーリーがわかりやすくて、見入ってしまった。
アマプラでアニメ見ます
三作目にして王騎大好きになってきた、役者さんってすごいなぁ。わたしも目力で倒してみたい。
そしてDolby Atmos最高。エンディングも最高だった…
この作品ももう一回見たいな。
4作目はいつですか?
今回は中身濃いー!泣く+大興奮!!
今回は
人質として捕えられていた嬴政が
趙を脱出するパートと
修行に耐え、百人将へと成長した信が
馬陽での戦闘で活躍するパートで
成り立っていた
このふたつがうまくリンクしていて、
それぞれが、よかったー!
まず、最初のパート
杏の迫真の演技に圧倒された
杏ちゃん、役者として次の段階へ覚醒したーって感じ
蔑まれ、虐待され、それに耐える嬴政…
命懸けで、嬴政を守ろうとする紫夏…
序盤から、号泣ー!!
…で、一転!
王騎将軍率いる馬陽の戦闘パート
スクリーンの横一直線に広がる地平線
圧巻のスケール感ある大地で繰り広げられる死闘…
リーダーとしての自覚が出てきた信と、
信を信頼し、命懸けで支えようとする
部下たちの絆に、胸が熱くなる
今回は、戦術の解説もうまくはさんでて
戦闘シーンをアクションだけでなく、
別の側面からも楽しめる
戦争って、頭脳戦でもあるんだねー
早く次!次が観たーい!
が、
次作はハリウッドがスター・ウォーズなみの
圧倒的スケールで撮ってくれるとかないかな
いつも戦闘シーンの仕上がりがちょっとぎこちないんだよね
敵将の討ち取られかたも、ミラクルっていうより
ヤラセみたいな…
中華を統一する話しなんだよね
いやぁ最高の映画でしたね
キャストにしても脇役すらが主役級で
この映画を作る思いの本気を感じましたよ
キングダムの原作を知りませんので
あと、歴史もほぼ知らないので
1作目えいせいの兄弟喧嘩のお話し。
とっても感動したんです。吉沢亮くんの2役ぶりに圧倒され
流石アカデミー賞とっただけある
そして待望の2作目はその辺はそっちのけで信の活躍のお話し
私的には吉沢亮くんの出番が少なく少し物足りなさを感じでしまいましたが、その時は。
いやいや、この3作目をみてわかりました
中華を統一する
そして奴隷の信が天下の大将軍になるお話しなんですよね
次々に豪華な俳優さんが出てきてビックリしましたが
特に小栗旬が出てきたときは
あっ!😵って言っちゃった
これを見てから2作目を見たら感動が違いました
そして、またおかわりしようと思います
必ず次がある、次も期待
一番は長澤まさみさんが美しいすぎるわ
素晴らしかったです
「3作目」
今年128本目。
1作目が2019年4月、2作目が2022年7月。1作目4年前は今日一番驚きました。杏が吉沢亮と話す所で達した顔をしていた。好きな漫画で「死ぬなら達してから死ね」と言うセリフがあって自分も達してから生涯を終えたい。杏が「東京MER」から本当に凄いなと。キングダムが69巻まで発売されていて今作が何巻辺りか気になります。アクションが日本映画の中で特別な作品だと思います。
まんまとハマる!
原作ファンで、正直1作目は…これは無理だろ!って思ってました。
しかしながら、2作目、そして今回と見るにつれ、ドップリとハマりましたw
このアクション映画は本当に秀逸です。
なにより俳優さん達の役作りが素晴らしい!
チラッとしか映らなかった、李牧の小栗旬、カイネの佐久間由依、龐けんのトヨエツ…なかなかな作り込み。
万極の山田裕貴もホント良かった!
ストーリーもなかなか原作に勝るとも劣らない作り。
次回が楽しみで仕方ないです。
1個だけ気になったのは、成の幼少期が吉沢亮…流石に無理だろ!って思いました。
次回作も期待してます!
原作のギリギリな設定をぶっ壊してる。
全体的にとても心揺さぶられて楽しめるのですが、
戦闘が、原作のギリギリ感をぶっ壊してて冷めた。
まず、政の脱出時は、商人の一騎当千振りが異常。ひ弱な市民が知恵絞って抜け出すヒリヒリ感がゼロ。
特に、馬ごと倒れかかって時間を稼ぐシーンがないのは何故なのか
次に、王騎将軍の激励が唐突で説明不足に思う。
飛信隊のミッションも、側面に着くまでに見つかったら終わり。な設定どこいった?
原作に忠実にとは言わないが、崩すなら同じヒリヒリ感は損ねないでほしい。
あと、王騎将軍や謄は、もっとメイクして寄せてほしい。役者が良くても、顔にインパクトのあるキャラは、顔を寄せてほしい。
紙に王騎と書いた張り紙つけて、パンツ1丁で演技してるくらい不自然に見える。
面白いんですけどね。
すっごいなぁ~この作品
3作目なのに、どんどん面白くなってる。
ハリウッドの大作だって、3話目だとグズグズになるのに、すごいです。
前日にMIPを見たせいか、ストーリーのテンポ感がスゴく良く感じた。
しかも最後には次作用に大物の紹介もあり、期待が高まりました。
エンドロールが短かったのも良かったです。
最近、やけに長いのがおおかったので。
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