君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価
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身構えずに観るのが良い
分かるもよし、分からぬもよし。何かを分かりたくて映画を観るのではないでしょう。メッセージくれくれじゃなくて、作品全体が目の前にありますから、それを堪能するだけです。良し悪し善悪で捉えようとせず、この映画をそのまま受け取って、今、腑に落ちる事があればよかったねということです。今腑に落ちない人もありがたく頂戴しておくだけです。
原作とは全く違う解釈と感性が問われる映画
道徳的な投げかけ作品として知られる原作の「君たちはどう生きるか」という作品を思い描いて この映画作品を見に行こうとすると、おそらく戸惑いが襲ってくるだろう。
この表現の仕方がジブリ作品の真骨頂だと考える ジブリ作品のファンにとっては登場するキャラクターたちに親近感を感じるのかもしれないが 原作においてのメッセージ性は全く感じられなかった。
むしろ 宮崎駿が 何を伝えたいのか理解不能な作品だった。
この映画を見た人が そこに原作でのメッセージ性を感じたとするのなら それはそれでいいのかもしれないが、単にパラレルワールドの中での 仏教的な輪廻転生を戦争の時代の時代性と絡めて表現しただけのように感じてしまう宗教感を植え付けてくるような作品であったと思う。
長く愛せる作品かな
2001年宇宙の旅が好きな方には観て欲しいですね。作品の世界観に共通の概念を感じました。観れば観るほど感じ方が変わってくるのではないかと思います。だだ、幼児向けでは無いことはあらかじめ知っておきましょう。
これぞジブリ作品
圧倒的な情報量と早い展開に、脳の処理能力が追いつかない。
近年の作品に多い『分かりやすい作品』ではない。見終わったあとに、じっくり考えたくなる作品。
『風の谷のナウシカ』から始まる宮崎ワールドの集大成。
彼の思想、母性への恋慕、父性への歪んだ愛情、生命への愛、戦争の憎しみ、彼の死生観。彼が作品の中で描き続けてきた物が詰め込まれた作品。
そして圧倒的に美しいビジュアル、作り込まれた世界観、一つのテーマで描かれた複数の短編集を読んであるかのようなストーリーに、ずるずると引き込まれていく。
ジブリ作品ではなく『宮崎駿の作品』が好きな人にはハマる。
『となりのトトロ』を見に行くつもりで行くと後悔する。
宮崎駿、ジブリからの挑戦状。
宮崎駿とジブリからの挑戦状。
宮崎駿とジブリに関わってきた人たちの過去、現在、未来を繫ぐ、走馬燈のような映画だと思いました。
宮崎駿が先頭となり仲間のために作った映画、そして深い愛情と記憶の一端に触れることができる、ある意味で生々しい訴えのある映画だと思いました。
僕(等)はもうやりきったよ。ここに全てがあるよ。
もう伝えているのだから、今更語ることはない。
あとはあなた達次第だよ。
賛否別れる映画だと思います。
それすらも手の平で転がされてるような話題作。
なので、映画は見たら良いと思います。
挑戦状なのだから。と、思いました。
夏休みの課題
主筋が継母を連れ戻す話なので推進力に欠く。先導役の鷺に導かれファンタジー世界に引きづられていく。置き去りにされるのも理解できる。しかし、それでも良いだろう。たった一度の人生において、この人ほど同時代の巨匠であった人もない。わかりやすさを今さらこちらも求めていない。与えられた課題はゆっくりと読み解くこととしよう。
セキセイインコの動きがよくできている。
スタジオ名だけで売る
宮崎駿監督脚本、何作目かの引退作品
意味不明なチラシを一枚撒いてあとはなに一つ情報公開しないなんとも強者のプロモーション戦略
そうくるなれば色々聞こえくる前にいかねば、というところ、なんだか普通にジブリ作品で普通に良かった
なんか拍子抜けだなー
逆にいえばスタジオ名だけで稼ぐ話でもある
なんだか物悲しい、そういう小手先なんかじゃなくって、もっとこう、豪速球でアニメの可能性を切り拓いてきた皆さんだと思ってたから
宮崎駿集大成
宮崎駿の生き方が人生が次の時代への願いがひしひし伝わりました エンドロールで声優名が!あまり意識しなかったけどあー!これで終わりですか?寂しいけどナウシカ以来私も年を取っちゃたなー素晴らしい作品ありがとうございました
ファンタジーで描く哲学
予備知識ゼロで鑑賞
最初の感想は「いまいちわからない」
次に思うのは宮崎駿らしさの良さと少しの衰えでした。
人物と自然の描写において厳しさと逞しさ、そして実に細かいこだわりが随所に見てとれ、それはもう宮崎駿監督の真骨頂だと思います。
一方、全体的に後出しキャラによってストーリーが左右される部分が多く感情移入という意味では入り込めないところもありました。
昔の宮崎駿監督ならうまく1本の糸に紡いでくれたんじゃないかと思うとちょっとだけ寂しくもありました。
常にタイトルを突き付けられている、そんな作品です。
もう一つの名作が生まれた
「風立ちぬ」で引退を表明された宮崎駿監督のまさかの新作。突然知ったのでビックリした。
戦争、空襲、お母さんや疎開先の微かな記憶、原体験からイマジネーションを膨らませたようなプライベート感。反戦に対する思い、我々に対するメッセージもさりげなく織りこまれた。
特別感はなくサラリとジブリの名作群に加わった感じ。秘密主義を貫いた真意は不明。
テレビ向きではないジブリ。
象徴的なシーンがいくつもあり(というか言ってしまえば全部が象徴。)、何がしかの設定を匂わせはするものの、最後まで何だかよくわからない。小さい頃見た夢のような映画体験でした。
アニメーションとして見応えのあるシーンもありましたが、他の作品と比べて絵画的な作品という印象。
背景単色ブルーのエンドロールは良かった。
深く考えずに
とにかく映像が綺麗です。
今までのジブリ作品を思い出させるシーンがいっぱい。あぁ これは千と千尋 これはポニョ
これはトトロ もののけ姫にハウル そう思いながら見ていました。ストーリーを観に行くと思わず 映像を観に行くと思うと良いと思います。
宮崎駿監督の紡ぎ出す異空間に ただ身を任せて。
宮崎駿がいない世界を生きる我々への問いかけ。
『君たちはどう生きるか』
このタイトルが、全てを語っているのだろう。
過去作を連想させるシーンがちょくちょく登場する。
そう遠くない将来、悲しいことに宮崎駿がいなくなり、作品が生まれなくなる世界が待っている。
走馬灯の様に流れて去るシーンの数々から、感じたメッセージ。
「(過去作など)作品を通して、伝えたい事はもう伝えてきた。では、これからの『君たちはどう生きるか。』」
天国でもなく、地獄でもなく、善悪でなく、グチャグチャでキレイじゃない、争い醜いこの世界を、過去を踏襲してではなく、己で創っていけ。
そう言っているんだ、と勝手に妄想する。
(ご存命の内からこの様な事を申し上げたことお許しください。いつまでもお元気で。次回作待ってます。)
理解と面白さ
内容の展開が早いのもありますが、エンタメ的ではなく芸術作品に似たようなものだと考えます。
今までのジブリ作品では見ないタイプの映画となっているので、風立ちぬのような映画を期待していた人にとってはあまり面白くないかもしれませんが、わかるまで考えてみたり、考察したりする人にとっては面白いと思います。
私はとても面白く感じました。また見ようと思います
それと何といっても作画がすごい!普通ならカットを挟むような所を描き切っているのはさすがのクオリティだと言わざるを得ない。背景の描写も美しく、世界に飲み込まれるようだった
刺さる人にはささる
やや難解ではあったが何度も見るうちに話の全貌が見えてきて非常に面白い。また作画も美しく絶対に見に行くべき作品であることに間違いは無い。刺さる人には刺さるが刺さらない人には刺さらない。
作品を見たって感じ
圧巻の絵力
背景から部屋の装飾、小物まで時間を止めて見続けたい
場面の臨場感も素晴らしい
ストーリーはネタバレなしのレビュー見てたけどその通り難解
ああだった、こうだったと後から色々出てくるだろう、その時が楽しいだろうと思う
声当ては割と難しい
キムタクさんと柴咲コウさんはわかった
菅田くんはあの役であってるんだろうか?
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