君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価
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考察しがいがある良き映画
「これはどういうことなのか」という気がかりを鑑賞者に与えつつ、それに対して「これはこういうことですよ」というメッセージを結構頻繁に出してきますので、それらをヒントにどういうことなのか想像させるように作ってあります。
分かりやすく作ってないので、賛否は分かれるかもしれません。
私は一回見て自分なりにだいたい意味が分かった気になりましたが、見る度に新しい発見があるんだろうなと思います。
宮崎駿監督が人生を振り返ったメッセージ映画
初めてレビューします。ジブリ映画はずっと映画館で観てきました。この映画は宮崎駿監督が人生を振り返って走馬灯のように万華鏡のように湧き出てくる思いを最後の我がままで創られた映画のように感じられました。観終わった時の自分自身の感想は非常に面白く満足しました。この映画は観る側の見方によって見え方が全然変わってしまう映画だと思います。宮崎駿監督が人生を振り返った時の思いや反省、社会に対するメッセージが熱く伝わる凄い映画だと感じました。
楽しみにしていたジブリ作品だったか?
今作はジブリの中でも人気のエンタメ色が強い映画タイプではない。
昨今の説教臭い作品でもない。
何かって宮崎駿の哲学書であり遺書なんかなと。
圧倒的な画と不思議な展開を見て欲しい。
今までジブリ作品を見続けて来た。
宮崎駿の作品が好きだって方は巡礼として
観た方が良い。
ただ、
面白いかどうかは圧倒的に人を選ぶ。
宮崎駿を想い考察するのが好きな人は楽しいと思う。
俺は全然ダメだった。
個人的には
意味がわからない。というよりも気持ち悪かった。
主な登場人物みんな壊れてて気持ち悪かった。
食事中に観てらんないグロホラーカルト映画。
俺はダメでしたが刺さる人にはグサグサ刺さるとは思う。
早く終わらないかなと思ったてたら
急に終わった。
ちなみに、
好きなジブリ作品は
天空の城ラピュタ
となりのトトロ
平成たぬき合戦ぽんぽこ
紅の豚
ヨーロッパのミニシアター系ジブリ?
名前からしてやや風立ちぬのような主張の強い映画かなと思っていたら、全然違いました。賛否は分かれてるようですが、普通にエンターテイメント冒険活劇だと思います。千と千尋にハウルやラピュタと風立ちぬをミックスしたような過去のジブリ作品のあらゆるシーンを彷彿とさせるファンタジーです。あまり言葉で説明しない哲学的な暗喩とかが多いので、そのようなヨーロッパミニシアター系の映画に慣れていない人にはウケは悪いかもしれませんが、スタンリーキューブリックの2001年宇宙の旅やバリーリンドンと言った映画が好きな人にはツボにハマるかも知れません。少なくとも大衆エンターテイメントではありませんが、美術館で鑑賞する芸術作品と思えばなんとなくわかるのではないでしょうか。
宮崎ワールドの集大成
話題になっている作品鑑賞してきました。
今までの宮崎監督らしい世界観が散りばめられている集大成とも言える作品と思えました。でも全体はなかなか一回観ただけでは理解し難いと思う。複数回観てみたい作品ですね。
梨木香歩の裏庭オマージュ??
小説、『梨木香歩の裏庭』のオマージュ?
(原作宮崎駿と表記されているので、本当に小説に影響されているかは定かでは無いですが私の思い違いかもしれませんが…凄く内容が似ています! )
キャラのデザイン、性別、時代を変え内容は殆ど同じと言っていいんじゃないでしょうか。
一度読まれて影響されたのでしょうか。序盤で気付きました。 その後からは同じだな、、と。
ただ、小説では主人公の感情はとても分かりやすく激動で感情移入して楽しめるのですが、映画では主人公の感情が分かりにくく感動が薄く感じられました。
小説自体はとても内容が濃く難しいので、この2時間に要約しジブリ独特の表現を付けるには時間が足りない、説明不足だと…
小説を知らない方は内容が分かりづらいと思います。
登場人物を深く掘り下げた感動物と選別するよりは、スタジオジブリのもつ背景画や独特の世界観、表現をギュッと濃厚にされた作品だと思います。 評価が二分に分かれるのは、その二つどちらかを求めて観られる方が多いからだと思います。
私は好きでした!内容はともかく…あ〜ジブリだあ!今ジブリ観てるなあと!笑
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映画館で宮崎駿監督作品を観ることができた。
よく分からない、監督の老いを感じる、万人受けしない...色んな意見をお見かけしますが、満員近い映画館のスクリーンでこの作品を観ることができて私はとても満足です。祝日最後に滑り込んで正解だったなと思います。
宮﨑駿監督作品を最後に映画館で観たのは20年以上前で、5歳の時に観た『千と千尋の神隠し』以来でした(当時は立ち見販売もされていたけどそれすら埋まるほど人気だったのを覚えています...次の回待つ間にセレビィ観た記憶ある)。
コロナになる以前から足を運ぶことが全くなくなった映画館。観に行こうと思ったのはTwitterで見かけた映画のポスター・事前情報が全くない・宮﨑駿監督作品という3点に魅力を感じたからです。正直、チケット買う時には「今ってこんな高いんかい」とか思っていましたが、見終えたあとは「もう一回映画館へ観に来たい」という気持ちでいっぱいでした。
この映画が伝えたいことは何なのか、自分なりに解釈できたので満足です。でも、あまり深く考えなくてもこの作品の見所・魅力・好きなところはたくさん見つけられるかと思います。良いアニメーションです。
評価が分かれているのをみると、人により求める部分が違うんだな...という感想を持ちます。そりゃそう、確かになと思います。
私個人としては何より、青サギポスターとタイトル以外何も知らない状態でこの映画を映画館のスクリーンで観られた...という一連のことが、映画という思い出において一生のものになるだろうと感じています。
お盆に帰省した際には、20年前に『千と千尋』を観た地元の映画館へ、母と姉と共に観に行こうかと思います(上映されていると信じて)。映画館で観られる内に、堪能したいです。
輪廻の宮﨑監督流解釈が楽しい
メジャー映画で、このキャスティングで、これをやれるのが凄いです。
難解と言われるのもわかります。
一方そのまま感じ取れば輪廻の宮﨑監督流解釈が楽しい映画です。
コナン、ルパンで衝撃を受け、その後の一連の劇場映画で楽しませてくれたり考えさせてくれた宮﨑駿監督。
まだまだ宮﨑映画が観たいです。
好きな映画を撮って欲しい。
山田洋次、クリント・イーストウッド。日米に先輩監督がいるしな。と思うと期待してしまいます。
普通におもろい
観た!!
序盤全然どうなるかわからない感じがかなりおもろかったけど、後半なんとなくわかってきてからはどう終わるんかに意識が移っちゃってあんまりどっぷりハマれなくなった。前半、ホラー感あるのも良かった。
内容に関しては詳しい人の解説・考察欲しい。
〇〇は××のメタファー、みたいな解説欲しい。
声優陣良いね。やや演技気になる人もいたけど、エンドロールでこんな人たちやったんや、ってなる感じもおもろかった。
見る人の視点で大きく変わる芸術作品
「君たちはどう生きるか」
それは宮崎駿が作品を通じて伝えたいメッセージだったと私は思います。
宮崎駿という方は、「仕事人間」だったと私は思います。
その監督が最後に私情も含めた、心や頭の中の思いを作品に投影させた作品ではないかと思いますいます。
「私の仕事はやり切った。さぁ、これから君たちはどう生きる?」
そんな思いを感じました。
他の方の考察で、作品に出てくる物や人物がスタジオジブリのメンバーに置き換えられる
考察はとても共感出来ました。
最後の映画かは、分かりませんが、造りたい人と作りたい物を商業的作品ではなく伝えたい事を全てつぎ込み、そして今回のキャスティングに関してはこれからの世代の人達にも作品に携わってもらい技術の継承みたいな意味もあったのではないでしょうか。
これから見る人に、少し不思議な魔法の言葉をかけるとすれば
「この作品に内容はありません」
この作品の楽しみ方や、内容は、見る人が考える事で想像を膨らませる仕掛けであると私は思います。
のちに答え合わせをしてくれる日が訪れるまで楽しみましょう。
P.S.
推理小説で犯人を知りながら読む作品と、犯人を知らずに読む作品はどちらがおもしろいでしょうか。
普通だった
前評判で酷評と高評価があるとだけ聞いてから観たのだが、別に酷いというほどではなく、名作というほどでもなかったです。内容も描写も難解な場面は無く、平易な印象でした。
ジブリ作品なので、1回くらいは観ても良いとは思うものの、1年後くらいには金曜ロードショーで放送するだろうから、それを待っても良いかなと言った感じです。
最初から最後まで理解出来なかったです(+_+)
題名と中身の一致が全く掴めず最後までそれを探りながら観てました。
ジブリの世界観なので、つまらないということは全くなく集中して観ていましたが、世界平和とか多分大規模な題材だったと思いますが…
友人も意味不明というお言葉(TT)
ノーラン作品のように2回3回目で分かるのでしょうか…
戦争モノではなかった
千と千尋とハウルとポニョを足して割ったような映画でした。まさかここまで奇想天外な話と思ってなかったので途中からびっくりしました。
めちゃくちゃ面白いわけではないけど観ておいた方がいいです。何故なら百聞は一見にしかずだからです。
自分はどのレイヤーで生きてるのか
5の評価を与えたレイヤーの人たちに囲まれて生きて行きたいけど、時間が経ったらわらわらが可愛かった〜とかお母さんは誰だったの結局?とか言うような人たちのレイヤーにも行ってみたくなったりして、でもそもそも自分ってどこのレイヤーの出身なんだっけなんてなったり、
なんて言ってたらYahoo!映画なんていう新しい世界見つけたり、、 映画評価一つでもこれだけ世界とレイヤーがあるんだもんね、、
いい映画でした。
英題「僕と青鷺」の方が映画ストーリーの概要を表しています。あえて「君たちはどう生きるか」と題したことで、鑑賞者と映画と作者の繋がりが確かなものとなり、メッセージ性が濃くなっていました。既に2回観たのですが、2回目は泣いてしまいました。いい映画です。
素晴らしい。大切な人を亡くしたことがある人なら、とくに深く沁み入ると思います。
公開されてから、全体構成について、わかりづらいとか、ついていけなかった、というレビューが複数目に入ったので、果たして自分に理解できるか、すこし心配な気持ちでスクリーンの前に座りました。全体のストーリー(プロット)は、主人公や周囲の治癒・成長とともにあり、大切な人とトラウマを負うような別れ方をした人なら、多かれ少なかれ経験したことのあるような、起きているときも、寝ているときも、現実と非現実を、行ったり来たりしているような感覚と似ていると思いました。また、事前知識として、「君たちはどう生きるか(吉野源三郎 著)」と「失われたものたちの本(ジョン・コナリー 著)」の内容を知っていたことで、急速な話の展開に翻弄されずに、本作品が視聴者に必死に投げかけてくる課題を受けとれたのかもしれません。
これまでの宮崎作品が交響曲だったとしたら、この作品は、すべてをつなぐ最終楽章だったように感じました。この作品をみると、もう一度、これまでの作品をすべて観たくなるような衝動にかられます。ジブリ映画で育ったわたしたちへ、宮崎監督から愛のこもったコミュニケーションがここにはたくさん詰まっていると思います。
終盤は、涙がとまりませんでした。
宮崎アニメの教科書みたいな映像作品
正直、ストーリーについては王道も王道。説明セリフがほぼないので文脈と描写で読みとくといういつもの作り。
あちこちにこれまでの宮崎アニメ表現を彷彿とさせるようなセルフパロディ描写がでてきて
親の顔よりみたジブリアニメが走馬灯のようにチラつく。
後世に伝えるために遺した教科書作品なんじゃないか、
あるいは
ジブリアニメファンに向けた遺書のようなものだと思います。
鑑賞後、近隣席の方が
「宮崎駿これで引退するかなあ?」
「いや、どうせまた作るでしょう(笑)」
とネタっぽく会話していましたのが
果たしてどうなんでしょう。
私は宮崎作品はこれでお終いな気がして寂しくなっていました。
タイトルは意外と内容とは無関係
なんの期待や事前情報無しで
鑑賞しました…
期待してなかった…と言えば嘘になるかもしれない… 混沌とする世界情勢と日本の絶望的な社会と経済の将来性の今日、どんな将来的方向が見えるのかな…と期待していたかもしれません。
声優さんの声 ナツコさんは聞き覚えのある声で 木村さんでした。
これまでのジブリ映画と比べてしまうと
ストーリーと映像の流れが
ブツリ、ブツリと切れるところがあり
話が飛ぶというか
なんだか雑だなぁ~…
どういう展開? …と理解に欠くため
意味がわからないとなることがありました。
ストーリーがタイトルからはかけ離れていて
私の期待した将来に対しての自分や地球人として どう歩むかなど問う内容は皆無でした。なので 残念
もしくは、今の自分では汲み取れていない要素があるのかも知れないですが。
ナウシカや千と千尋の神隠し、ハウルの動く城、耳をすませばやもののけ姫、おもいでぽろぽろ、火垂の墓 は 何度見ても何かしら違うものが見えるのが楽しみですが…今回はストーリー的にも解釈は至ってシンプルなのかなぁ?という印象を受けました。
宮崎駿 君たちはどう生きるかを見て
僕は宮崎駿引いてはジブリが嫌いなわけではない
ただ、近年の作風に魅力を感じないのもあり、今回はあまり期待していなかった
ただ、何も広告も宣伝もないというのを知った時は、何が来るかわからない怖さと同時に、下手にSFというかファンタジーに手は出すなよとそれだけを思っていた
実際観てみて彼の独りよがりなところは否めなかったし、ファンタジー要素というか異世界への移動からその先の展開があり、まあ驚いた
で、この映画は、なんというか事象の原因や細かな設定を鑑賞者が想像しなければならない作りになっている、この作り自体は良いとして、あまりにも場面場面がかけ離れすぎていたように思う、海に行ったと思ったら山へ行って山に行ったと思ったら実家に帰って、みたいな状況
それからその途中経過があまりにも雑というか省かれてる部分が多く見られるというのも少し引っかかった
例えば走ってると思ったらなぜかもう目的地の近くまで行っていたり、階段を降りてると思ったらすぐ目的地に着いたり 千と千尋の電車に乗って行くシーン、崖の上のポニョの車で家まで爆走するシーンを思い出して欲しい あのシーンでカットが挟まれて突然目的地の近くに居たらどうだったか、僕はそれが気になった
宮崎駿含めその下で働く方々は素晴らしいと思う
だからこそ物語の場面場面をしっかりと繋げてほしかったし、歩くところ、走るところ、向かうところそしてそれらの背景をしっかりと描いてほしかった
それから、この映画を理解し難いと言っている人に、想像力が足りていないと主張する方がいるが、これは想像力の問題では無く想像で補完する域を超えているというと言うのが問題だと思う 鑑賞者の想像が作品の情報を補完することも、映画やアニメで時たま必要になるが、大衆のみんながみんなそんな素晴らしい想像力を持っているわけではない 間髪入れずに「なぜなぜ、原因を知りたい、いつ教えてくれるの」と思うだろう そして分からなかった挙句帰りの電車でネタバレサイトの適当なレビューを見る始末 このような人が大量に生まれる映画を作るのは少しばかし独善的なのではないかとも思う
そして今回、反応を試されてると感じて気持ち良くなる人もいるが、何が何だか分からなくて終わった人が多かっただろう だから評価が二分されてる現状も、至極真っ当と言えば真っ当といえる どっかのサイトでレビューが5と1ばかりで結果3になってると言うのを見たこれはこれで面白いと思った
いや本当にこう書いているとなんか悔しかったというか、結局期待してしまっていた自分がいたということに気づいてしまった 彼らの技術は素晴らしいが今一つというか、私がもし他人にこの映画どうだったと言われても、別に面白かったとも言わないし、勧めないなという感じ まぁ見てみればと言うだろう、と言うか実際そう言った
結局、数十年に渡って、映画公開当時の熱狂が語り継がれるような、そんな作品を僕は求めていたんだ ジブリに傾倒しているわけでもないし、盲目の信者なわけでもない、グッズも買ったことはあるが別に多いわけではないただの一般人の僕が、こんな気持ちを持っていると言うことは、こんな感情を覚えた方は多いんじゃないかなと思う それで僕は最初、タイトルの「君たちはどう生きるか」というのを見た時、ああ宮崎駿は、僕たちに生き方を教えてくれるのか、と安易に思ってしまった。 いつでも餌をくれる親鳥がいる雛のように、ジブリが僕に答えを明確に示してくれると思ってしまった。色々な映画を見ててなんというか、分かりやすいのが当たり前、答えがあるのが当たり前だと、勝手に、我儘に決めつけてしまっていたんだ
今でもぐるぐると頭の中を色々な思いが巡っている。良かった、いや本当にこれで良かったのか、、でもきっとこれで良かったんだな
この映画の掴め無さ含め、内容の圧倒的質量と鮮やかな色遣いだったり、色々な部分で輝かしいものがあった。そうその他諸々これでよかったんだ
映画を作るのは彼らであり、僕達があーだこーだ言っても何も変えることはできない。 彼らの努力と研鑽を、僕たちは直接助けることは出来ない。ましてや、作品の責任を持つこともできないのだから
それでそう、そんな細かいことは置いておいておこう 今は彼らに感謝を伝えたいと思う。本当にありがとう 7年もかかって作るプロジェクトと聞いた。そこにどれだけの人と熱量と時間が必要だったのか まずは休息を
そして制作秘話で、後々裏話をたくさん教えていただけるとありがたい 本当にお疲れ様でした
次回作も必ず見に行きます よろしくお願いします
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