君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価
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残りの人生で何度も観たい
意味を考えたり味わったりしたい場面や台詞がたくさんあった。残りの人生で見直す度に自分なりに考えてみたい。そんな楽しみを受け取って感じ。
個人的にはハウルやポニョよりおもしろかった。
ただ、違うタイトルの方がよかったのでは..?
不思議な世界に入り込み「?」が繋がった瞬間の鳥肌が止まらない!令和インコ合戦ぴよぴよ!
ネタバレ無しの感想をいくつか読んで
「ファンタジーすぎて理解に苦しむかも😭」
「宮崎駿ワールドついていけるかな💦」
とドキドキしながら鑑賞🎞️
鑑賞前にドキドキしていたのがアホらしくなるほど
ガッツリこの世界観にハマりました…!
大好きな世界観。
不思議の国すぎて最初は「のめりこめるかな?」と思いながら観てたけど杞憂でした。
そんな心配要らなかった。
映画のタイトルでもある「君たちはどう生きるか」
映画にも登場した小説「君たちはどう生きるか」
1人の少年が叔父さんからのアドバイスを元に問題に立ち向かっていく小説なのだとか。
映画の中で主人公の眞人くんがこの小説を読みながら泣いてたシーンが印象的。
読みたい…
できれば、映画にも登場した初版の柄の小説を読みたい。(わがまま)
印象的なシーンばかりな作品だけど、
もう一つ特に印象的だったのがジブリ飯。
いつも美味しそうなジブリ飯だけど
今作で「美味しそう!」となるのは1シーンだけ。
パンにバターとジャムをたっぷりと塗った、イチゴジャムトースト🍓🍞
シンプルだけど、子どもの頃食べたあの味。
大人びた眞人くんが子どもの顔になる大切なシーン。
シチューやおばあちゃんたちの和食のシーンもあったけど
美味しそうに眞人くんが食べるのはこれだけ。
ジブリ作品は食べ物のシーンで何かを伝えてくるよなぁ…
食って本当に大切。
宣伝を全くしないでの劇場上映。
すごい挑戦だけど、スタジオジブリだから出来たこと。
確かに前情報ほぼ無しに見た方が、この不思議な世界に入り込めて良いかもしれない。
「???」が繋がっていく感覚はネタバレなしでしか味わえないので、ネタバレ踏んでないよという方はそのまま劇場へ!
最後に一言!
令和インコ合戦ぴよぴよ🦜🦜
何か足りない感
ただ難しい。
戦後の日本。
母を戦火で亡くした主人公は父の新たな再婚相手の元で暮らす。
青鷺に誘われ異世界へいくまではわかりやすいのですが
その先で出会うさまざまな種族や台詞は何か意味があるようでいて捉えきれない。
ある点では「千と千尋」に似ていて、「ハウル」のようでもある。
主人公は宮崎駿の少年時代をイメージしているようで
父が戦闘機関連の仕事をしていた部分も共通点。
かつての「紅の豚」が宮崎駿の趣味でできた作品というのなら
本作こそがその到達点のようでもある。
絵コンテなど気にいらない箇所は自身で描くほどの
完璧主義ぶりだが本作はかなりノータッチのようです。
観客にもわかりにくいだろう点は認識しており、
監督自身もわからない点があるようです。(そんなのでいいのか?)
ジブリ映画といえば家族揃って楽しむ作品が多いイメージだが
本作含め最近のジブリ作品は文学作品のように変化していっている。
もう一回みるか。。
普通に面白い
見る側にぶん投げ過ぎ
村上春樹に通じるものがある
とらえどころがなく、肩透かし
宮崎駿が引退を撤回してまで作りたかった作品ということで、観る前からどうしても構えてしまう。ストレートに切実な思いをぶつけてくるに違いないと想像していたが、観終わった感想としては、とらえどころがなく、肩透かしを食らった感じ。
黒澤明の晩年の諸作品、中でも「夢」を思い出した。巨匠の頭の中を覗き見て、よく意味はわからないけど、受け取るしかない、というような。
主人公はともかく、アオサギの実体のおじさんをはじめ、今作の登場人物のビジュアルが好みではなかった。ヒロインとなるべき女性たちも魅力的じゃなかったし。エンドクレジットで豪華声優陣が紹介されていたが、誰もはまっているように感じなかった。
賛否両論と聞いているが、はたしてどの辺りが良かったのだろうか。これまでのジブリ作品のエッセンスを感じさせるところ?罪悪感を抱えながらも、自らの意志で生きていくという希望?それとも、人間の欲望に限りがないという絶望?
事前情報が一切なかったことが評判だったが、宣伝の仕様がなかったということもあったような気がする。
率直な感想を3点挙げました。
言いたい事は3つです。
⑴ ●前宣伝等一切なし、パンフレット販売も当初なし(8/11から)。主人公も時代も分からないで観るのは新鮮な体験でした。
⑵ ●ストーリーは意味不明、でも宮崎駿ワールド・宮崎駿アニメーションは堪能できる。(階段を駆け上がるシーン・シチューをそそぐシーン・ジャムをかけて食べるシーンなど) つまりそこに価値を見出せる人かどうかでこの映画の評価が分かれる作品だと思います。
⑶ ●たまに夢を見ると、普段気にもしてない昔の友人や近所の人が出てきたり、よくこんなの考えたなと思うような荒唐無稽な展開のストーリーの夢を見る事があります、そして起きたらほとんど忘れている。それに通ずるものがある映画だと思うしかないのかな、と感じました。
宮崎駿の過去の総決算と深層心理
期待せずに見てきたら
駿さんの物語
ストーリーは謎すぎ。君たちはどう生きるかという同名小説とは関係がない。
これは駿さんの物語だと思う。
こんなことを子供の頃毎日考えていたんじゃないかな。当時のイマジネーションを人生の最後に表現したと思うよ。
とても駿さんらしく、自由で奥行きがある。おそらく、一人で考え事している子で、静かに毎日がワクワクだったんだろうと思う。なんか分かる。
駿少年はその後、皆が知る通りこんな人生を歩いた。生まれてからずっと、何も変わりはしなかった。
子供の頃の自分が今の自分と似ている人は、幸せなのだと思う。自分らしさを守れたということだから。実はそれってすごく困難で、険しい道。
人生の歓びはどう生きるかで大きく変わる。
何をしたかでなく、どう生きたかなのだ。
駿さんはそう問いかけていると思う。
私の中のジブリ
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