君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価
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作品ではなく、宮崎駿の脳内世界の再現?
残念でした
「風の谷のナウシカ」をアニメージュ連載中から愛読し、映画は公開日初日の初回を観た類の人間です。「未来少年コナン」もわくわくしながらリアルタイムで観ました。それだけに、今回はちょっと残念でした。
前回の「風立ちぬ」は、「ポニョ」や「ハウル」のように、言いたいこと・やりたいことをごまかすことなく、監督の人間性が最後の最後にあふれ出た内容だったので、驚嘆し、感動して、最後の作品にふさわしいと個人的に感じていました。
それだけに、今回の作品では、コナンやラピュタ、千尋やハウル、もののけなどの懐かしいシーンや台詞が出てきましたけど、明らかに劣化版のコピー...。有名なアニメーターの方たちが原画を描いているのですから、クオリティはもちろんすばらしいのですが、監督自身がほとんど描いていないので、明らかに生命感や躍動感が違う...。
前回の「風立ちぬ」の試写では、監督自身が「自分の作品で泣いたことがない」と号泣していましたが、それはそうだったろうと思います。それだけ魂が入っていました。でも、今回はどうだったんでしょう...。自分でこの作品に納得がいったんでしょうか?
作品も生き方も大好きな監督だっただけに、「晩節を汚す」という言い方は厳しすぎると思いますが、一つくらいはこういう作品があっても良いのでしょうけど、これが最後のほうが良いように思いました。自分の作品に妥協するくらいなら、長編はもう止めて、「On Your Mark」のような短編に注力したほうが良いのではないでしょうか?
久石さんの音楽もぱっとしない中、米津玄師さんの主題歌だけが救いです。
めちゃファンタジー
声優がしっくりこない
人気上位だったので鑑賞。本は、未読。
絵はきれいだが、最後まで内容がわからず、つまらなかった。
声優に、タレントの個性が乗っかり過ぎて気になり、集中できないし、しっくりこない感じ。
ジブリ作品好きなんですが…
久しぶりに、見ごたえを感じれない映画だった。
理解出来れば、いいのかも。
童心でないと楽しめない
ジブリはひと通り見てきたけどそこまで詳しくもなく、前情報も入れずに...
泣けた~
公開から1カ月半ぐらいだけど、13:00からの上映で96席の9割は埋まってた。
まず、これでびっくり。
自分は宮崎アニメはあまり興味がなく
でも千と千尋の神隠しは大好きな程度。
なので、見に行く予定はなかったけど、
評価が別れているのと、千と千尋の神隠しのような世界観と何人かのレビューにあったので観に行きました。
ちょうど、ただ券もあったので。
いつもは映画は朝イチに観て、終わったら、商業施設で昼御飯のパターンなんだけど
今日は反対でご飯を食べてから映画。
椅子に座った頃には、お腹いっぱいで眠気満載でヤバいと思ったけど、最初から引き込まれて
眠気はぶっ飛んだ。
今回、いつもと違うのはもう一つあり、一番後ろの席で観た。
遠い~
見えない。失敗。いつもは車椅子席の後ろなので、けっこう前の席だから、あまり見えなかった。けど、音響が良くて、久石譲氏の重厚なピアノがとても良かった。
でも、声優さんがなんで、俳優さんばかりなの。何人か俳優さんならわかるけど、俳優さんばかりで、違和感ありありだった。
あと、エンドロールで誰も立ち上がる人がいなかった。
かなり久しぶりの光景かも。
ちょっと自分のレビュー見て、令和3年のインターステラーの上映以来かも
宮崎駿のファンタジー、ここにあり
小さい頃、テレビにかじりついて見ていた宮崎駿アニメをようやく劇場のスクリーンで見れたような気がした。
そこには、確実にラピュタのような冒険活劇があり、一人の少年が必死で自分の中の問題と葛藤する姿がありありと描かれていた。
昔から憧れていた世界が、目の前で繰り広げられるこの映画を見れて、本当に良かったと思う。
監督自身、今までジブリで築き上げてきたもの、託したい思いなど、様々な思いをありったけにこの映画に込めたのかもしれない。
宮崎監督は、高畑勲監督とお互いに切磋琢磨しながら映画を作ってきて、ジブリという会社を大きくしてきた。
宮崎監督がようやく、自分の思いの丈を映画という媒介で出し切れたこの映画を高畑監督はなんて言うのか、聞いてみたい気もした。
問いかけ系(または自伝か)
マザコン爺さんに興味が無くなっただけ〜
宣伝をしない宣伝が話題の本作。
出だしの映像は「もののけ姫」の冒頭の様に
ワクワクしました。
でも、結構大事なところで寝落ちしてしまって
気がついたら大団円になってました。
だから採点はできません。
面白くない訳ではないのです!
映像のクオリティーはジブリ印が保証してくれてる映画の一つですね。
で、月に8本ほど映画館で映画を観る中途半端な映画好きとしては
なんで、寝てしまったのか?
面白くない訳では無いのだけど
正直体調により寝てしまう映画もよくあります。
だけどそれ以外に寝てしまった理由を見た後も色々考えてきました。
色んな人の考察を観てみましたが今ひとつピンと来なかった。
で、最近「バービー」を観てその面白さに
もう3回も観に行ってる訳です。
また「ベネデッタ」の感想を書くため
2月にたった一回観ただけの映画を
今でも鮮明に思い出して楽しめてたりします。
で、唐突に、わかった!!
ああ、私はもう「宮崎駿に興味が無くなったのだ!」
「バービー」や「ベネデッタ」が無類に面白く感じる私には
宮崎監督と言う「マザコン爺さん」には興味が無いのだわ!
私が映画に求めているのは
「女性」の新しい生き方や価値観の置き方であって
マザコンの願望を叶える話は求めていないのだ!
今作はその上に宮崎監督の今までの作品の様な
観客サービスは盛り込まれていないのです。
全方向的に分かり易くは作っていない。
そんなことは抜きでひたすら自分の世界感を描いているので
監督に興味のある人は入って行くし
監督に興味が無ければそこでお終い。
そこはそれで良いと思います。
だから監督に興味の無い私は採点無し。
久々のジブリ
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