君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価
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めちゃファンタジー
声優がしっくりこない
人気上位だったので鑑賞。本は、未読。
絵はきれいだが、最後まで内容がわからず、つまらなかった。
声優に、タレントの個性が乗っかり過ぎて気になり、集中できないし、しっくりこない感じ。
ジブリ作品好きなんですが…
久しぶりに、見ごたえを感じれない映画だった。
理解出来れば、いいのかも。
童心でないと楽しめない
ジブリはひと通り見てきたけどそこまで詳しくもなく、前情報も入れずに...
泣けた~
公開から1カ月半ぐらいだけど、13:00からの上映で96席の9割は埋まってた。
まず、これでびっくり。
自分は宮崎アニメはあまり興味がなく
でも千と千尋の神隠しは大好きな程度。
なので、見に行く予定はなかったけど、
評価が別れているのと、千と千尋の神隠しのような世界観と何人かのレビューにあったので観に行きました。
ちょうど、ただ券もあったので。
いつもは映画は朝イチに観て、終わったら、商業施設で昼御飯のパターンなんだけど
今日は反対でご飯を食べてから映画。
椅子に座った頃には、お腹いっぱいで眠気満載でヤバいと思ったけど、最初から引き込まれて
眠気はぶっ飛んだ。
今回、いつもと違うのはもう一つあり、一番後ろの席で観た。
遠い~
見えない。失敗。いつもは車椅子席の後ろなので、けっこう前の席だから、あまり見えなかった。けど、音響が良くて、久石譲氏の重厚なピアノがとても良かった。
でも、声優さんがなんで、俳優さんばかりなの。何人か俳優さんならわかるけど、俳優さんばかりで、違和感ありありだった。
あと、エンドロールで誰も立ち上がる人がいなかった。
かなり久しぶりの光景かも。
ちょっと自分のレビュー見て、令和3年のインターステラーの上映以来かも
宮崎駿のファンタジー、ここにあり
小さい頃、テレビにかじりついて見ていた宮崎駿アニメをようやく劇場のスクリーンで見れたような気がした。
そこには、確実にラピュタのような冒険活劇があり、一人の少年が必死で自分の中の問題と葛藤する姿がありありと描かれていた。
昔から憧れていた世界が、目の前で繰り広げられるこの映画を見れて、本当に良かったと思う。
監督自身、今までジブリで築き上げてきたもの、託したい思いなど、様々な思いをありったけにこの映画に込めたのかもしれない。
宮崎監督は、高畑勲監督とお互いに切磋琢磨しながら映画を作ってきて、ジブリという会社を大きくしてきた。
宮崎監督がようやく、自分の思いの丈を映画という媒介で出し切れたこの映画を高畑監督はなんて言うのか、聞いてみたい気もした。
問いかけ系(または自伝か)
マザコン爺さんに興味が無くなっただけ〜
宣伝をしない宣伝が話題の本作。
出だしの映像は「もののけ姫」の冒頭の様に
ワクワクしました。
でも、結構大事なところで寝落ちしてしまって
気がついたら大団円になってました。
だから採点はできません。
面白くない訳ではないのです!
映像のクオリティーはジブリ印が保証してくれてる映画の一つですね。
で、月に8本ほど映画館で映画を観る中途半端な映画好きとしては
なんで、寝てしまったのか?
面白くない訳では無いのだけど
正直体調により寝てしまう映画もよくあります。
だけどそれ以外に寝てしまった理由を見た後も色々考えてきました。
色んな人の考察を観てみましたが今ひとつピンと来なかった。
で、最近「バービー」を観てその面白さに
もう3回も観に行ってる訳です。
また「ベネデッタ」の感想を書くため
2月にたった一回観ただけの映画を
今でも鮮明に思い出して楽しめてたりします。
で、唐突に、わかった!!
ああ、私はもう「宮崎駿に興味が無くなったのだ!」
「バービー」や「ベネデッタ」が無類に面白く感じる私には
宮崎監督と言う「マザコン爺さん」には興味が無いのだわ!
私が映画に求めているのは
「女性」の新しい生き方や価値観の置き方であって
マザコンの願望を叶える話は求めていないのだ!
今作はその上に宮崎監督の今までの作品の様な
観客サービスは盛り込まれていないのです。
全方向的に分かり易くは作っていない。
そんなことは抜きでひたすら自分の世界感を描いているので
監督に興味のある人は入って行くし
監督に興味が無ければそこでお終い。
そこはそれで良いと思います。
だから監督に興味の無い私は採点無し。
久々のジブリ
久しぶりのジブリ
この作品に関しては正直評価することが難しい作品の一つといえるだろう
公開前は
予告も場面カットも情報も一切なしで、公開前日になっても情報一切なし
当日になってやっと情報がでるというのは前代未聞だ
宮崎駿いままで積み重ねてきた実績とネームバリューがあるから知名度は
ものすごくあるので、確実に人は来るが、ほかの作品で情報一切なしで遮断するのは
大きなリスクだと思う。
スタジオジブリは大きな賭けにでたといっていいだろう。
間違いなく歴史に残る一作だろう
公開前はいろんな妄想が止まらずものすごくわくわくさせてくれた。
そして公開されて一足先に劇場へ駆けつけた。
ちなみにIMAXで音響のいい中鑑賞させていただきました。
ストーリーを自分なりにざっくり説明すると
戦火を逃れた少年眞人は疎開し、亡くなった実のお母さんの妹である夏子と一緒に綺麗な家に住むこととなる。
アオサギという存在に出会い、夏子は消え、手がかりの大叔父の家である塔に向かうことに
夏子を探すために少年は異世界を旅する
・・・・・という話だ。
間違っていたらすいません!!
最初は火垂るの墓のようなリアリズムの話かと思いきや、千と千尋のような異世界
を旅するファンタジーであった。
アオサギやその世界の登場人物たちと
協力しながら異世界を冒険していく話である
文章でストーリーを語るとわかりやすいのだが
しかし本編映像自体は非常に難解であった。抽象的な表現が多く、理解するのに時間がかかる
いや理解不能だ。だがそれが面白い。
一種のアート映画ともいえる
賛否別れるのは確実だろう。
勝手な解釈だが
でてくるモチーフ小道具生き物キャラ部隊すべてが様々な含みをもたせたいわばメタファーのようなものを感じさせるつくりであった
それは宮崎駿、鈴木敏夫、息子の宮崎吾郎、ジブリスタジオ、ジブリを支えてきたクリエイターたち
、そしてジブリ作品を観続けてきた私たちともとらえられる
物語の後半で13個で積み上げられた積み木がでてくるが
これは宮崎駿がいままで作ったアニメ映画の本数といえる
塔の存在はジブリスタジオ 大叔父の存在も宮崎駿自身だと思う
ジブリ自体もいまや宮崎駿を超えるような作り手がいない状態だ。
宮崎吾郎に関してもそうだが、失礼ながら才能を受け継ぐに足りうる才能
とは言い難い。監督も80歳を超え、長年の相棒、親友だった高畑勲監督も
先立たれてしまい、今度は自分の番かもしれない。
いつ死ぬか分からない思いに悩まされる
残されたジブリスタジオはどうなるのかとても心配だ。
衰退して、なくなるか、企業に買収されて別の会社になっているかもしれない。
それに数十年後数年後に自分の作品は誰の記憶からも忘れ去られる残っている可能性だって怪しい。
衰退の一途を垣間見えてしまう。
宮崎駿も自分がつくりだした世界ジブリというブランドに
大きな功罪を抱えていたのだろうと思える。
そう思った駿氏はこの映画で解答を示したのかもしれない。
この作品を世に送り出せたこと自体宮崎駿にとって
幸せであり奇跡であり希望であったことなんじゃないかな
最後に塔が崩れて異世界から解放されるのもジブリという長い夢から
覚めたともとらえられるし、眞人に掌に一つの積み木が託されたのも
これから巣立っていく若者、若いクリエイターに希望を託したとも思える
もうジブリなんてみてないでしっかり現実をみなさい
自分の人生を全うした老人が今度はジブリによって人生を壊された人たち(全人類すべて)に
自分の人生にしっかり向き合いなさいと言っているみたいだった
作り手としてあるいは人生の主役として我々は自分と向き合わなければいけないだろう
一種の嘆きそれとも喜びか
ジブリのようなアニメなんて作らないで、自分自身を表現した作品をつくりなさい
宮崎吾郎の息子の件もあり、
クリエイターや作り手に向けた遺言ともいえるメッセージかもしれない。
今後宮崎駿を超える才能は別のところで現れると思う。
解釈は人それぞれだろう、それぞれがみて感じたことすべてだ。
この作品が面白いと感じる人もいればつまらないと感じる人もいる
つまらないという人がいても全然わかってないなとはいわない
少なくともこの作品はあらゆる意味で記憶に残る作品となった。
何年後かにはまた評価が変わるかもしれないがここでふせさせてもらう。
飽きることはなかったけど
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