君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価
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一生をかけて積み上げてきた世界はここまで。これからは君たちが。
宮﨑駿監督の過去の作品がすこしずつ盛り込まれていた。
異界に旅立ち戻るストーリーの大枠:千と千尋の神隠し
郊外の自然と木々のトンネルくぐり:となりのトトロ
飛行機製作に関わる自分勝手な親父と不幸な母:風立ちぬ
炎使い:ハウルの動く城
奇妙な鳥の擬人化:崖の上のポニョ
血筋が治める異世界とその崩壊:天空の城ラピュタ
神の死と自らの意思で生きる人間:もののけ姫
その他に流血シーンと弓矢(もののけ姫のアシタカ)、花火と流星(ハウル)、城内の探索とインコたちの行進(ルパン三世 カリオストロの城)、鳥の軍人(紅の豚)などもあった。
来し方を振り返り、「一生をかけて懸命に積み上げてきた。しかしこの13個目の積み木で精一杯。継いでくれる者もいない。これからは君たちが、あとの世界を生き作っていく」と言い残しているかのようだ。
父に思い入れなさすぎw
これまた評判通り?「どんな話しだった?」と聞かれてもなんも言えない結果になりましたが、わからないけどいろ色楽しかった。で、星⭐️よっつ。
そもそもジブリになんも思い入れなく、今回も(「シン・ウルトラマン」の時のように)とにかく米津玄師のエンディングを劇場で聴けばとりあえず損はない!との思いだけで行きました。
少なくとも「もののけ姫」(去年リバイバルで観た)より好みでした。
「地球儀」は期待以上になんか泣けちゃったし。(楽曲知ってて泣けたってことは映画でなんか無自覚にも感じることがあったんだろうな)
この一年、新海誠やらスパイダーバースやらバスケやらジャズやらみましたけど、やはりアニメーションのあの感じは味わい深かった。
世界、悪意、鳥?
ハウルの動く城ぶりにジブリ映画を鑑賞。単純に千と千尋の神隠しっぽくて面白かったし、作画とかアニメーションがヤバかった。
冒頭の火事のシーン凄いね。
ただ、公開まで情報を出さなかった件とか、映画のメッセージ性とかはあんまり理解できなかったし、謎が残る映画でした。
それとラストが駆け足過ぎってか詰め込み過ぎじゃない?
集大成
あーーー宮崎駿のやりたい事詰め込みましたって感じだった。
多分本当にこれで最後ってつもりで作ってるのかなーと
ガン見するインコたち(鼻息荒い)が個人的にツボだった
思えばいつも宮崎駿は「境界」を描いてたような気がする
千と千尋の神隠しもトトロもポニョも。なんならナウシカやもののけ姫もある意味境界を描いてる気がする。
あと人間はどうしようもないし世界は汚いけどそれでもそこで生きるって話好きだよね。君生きは集大成なのかなって気がした。
ていうかアオサギ別にカヘカヘ言ってねぇじゃん……w
あと多分原作本読んでも映画の解像度が上がるかはわかんねえなってなった。
ワタワタはかわいらしさあったし私も好きなのであいつのぬいぐるみ欲しい。
旦那はダレたって言ってたけど私はまあ観て良かったなーと思った。宮崎駿を存分に堪能した。
映画の題名と内容はほぼ関係ない。
この本を読んでいたけれど、ほんと関係ないと思う。
題名からはもっと、哲学的な問いかけを見る者に提起してくるのかと期待したけどそんなことも無い。心を揺さぶられるシーンは無い。
これもジブリ作品ですよね…私の好きなジブリ作品にくい込んでくることはなかった。かと言って見なければ気になっちゃうので、見て気が済んだから良かった。
パンフ見れば何か掴めるかも、と、パンフを読んだけどこれもなんでもない。
理解不能…
レビューが高評価と低評価とバッツリ分かれる作品だけど、自分には理解しきれなかった。
宮崎駿の哲学⁈流儀⁈を描いた作品なのかな。
キャラデザインも今までのジブリ作品に出てきたキャラの総決算的。
今までのジブリ作品のように登場キャラの誰かに共感できることもなく…
途中寝なかっただけマシかも。
どなたかのレビューにあったように「宮崎駿のエゴを詰め込んだ作品」ってのが的を得てるかも?
わたしは、観てよかったと思います。
どのキャラクターもとても魅力的でした。たわいもない会話にクスッとしたり。
歳を重ねても、挑戦して作品を作り続ける宮崎駿監督、やはり凄いです。
ぜひ映画館で観てみてほしいです。
ジブリと昭和の狂気
とにかく作りたいものを作ったのはすごくわかった。1度では理解できない。それは作者にとっては意味があるのだけどこちらには情報がないから。
でも今さら万人向けジブリが見たかったかと言われればそうではなく、なんか説教くさいタイトルだと思って気になってみたら、監督の最後の芸術の爆発を見せられた気がして今はとにかく気持ちいいの一言です。
昭和の映像って何やら妙に怖かったりするけどそんなことを思いだすくらい表現に遠慮はなく剥き出しにしてこられた感じです。
ジブリがエンタメだったのは間違いないがやはり天才だったなのだと思いだしました。
僕はこう生きた!
物語は「僕はこう生きた!」がメインです。
それを描き切って、最後に「君たちはどういきる?!(さぁ、これからは君たちの時代だよ)」と言って放たれる♪
そんな作品。
小説のように、読者を楽しませることを主軸に作られたモノでは無く…
詩集のように、自分を表現することを主軸に作られたモノ感が今までで一番強い。
なので、コナンやカリオストロ、ナウシカ、ラピュタ、トトロ、(その他もろもろ)などのように、何年にもわたり繰り返し観るような作品では無く…
私個人としては、宮崎駿との節目として人生で1回観れば良い印象♪
必要なオマージュを盛り込めれば、ストーリーはそれほど重要ではなかったのでは?
よって、物語としては★2.5ですが、いつもながらの独創的な世界観やアニメーションの美しさに★+1。
心から!お疲れさまでした!そして、ありがとうございました! 宮崎駿!
きっとすぐに忘れてしまう
ジブリらしさが溢れるアニメーションの連続に、ファンならばそれだけで胸躍ることでしょう。
しかし私はそうではないので、宮崎駿監督の内省的な物語にあまり興味が持てませんでした。メタファーとして象徴的なモチーフがいくつか出てきて、ああそういう意味なんだろうなと自分なりには理解しましたが、そういう世界観に興味がなく、全く別の物語を観たかったなと思いました。
あと、パンフレットも買いましたが本当に内容が薄く、事前に中を確かめる事ができればきっと買わなかったであろう中身の無さに驚きました。
アオサギと詐欺をかけているのでしょうか。
これまでジブリ映画にはたくさん楽しませてもらいましたので、今回の映画代とパンフレット代はその感謝の気持ちとしては安いくらいです。
ただ、きっとこの作品のことはすぐに忘れてしまう。思い出すことも、きっとない。
そんな作品が遺作になるとするならば、それは残念だし、それ自体が寂しい…。
芸術とはすべてがノーベース/無見識の人のためにある
観ました。
タイトルにも書きましたが、
世の中のありとあらゆる優れたテクスト/コンテクスト/コンテンツは、すべて「何も知らない・(言葉を選ばず言えば)何の教養もない人」を含めどんな人が見ても/読んでも、感じ取れるなにかを内包している。
この原理をもとに本作を鑑賞すると、「What is Ghibli?」「Who is Hayao Miyazaki?」レベルでこの作品のベースをなにも知らない人にとってこの作品はどう見られるのだろうか?ということ。
私は鑑賞時↑これを考えずに見続けることができませんでした。
果たして「ジブリを今まで見てきたなら」「スタジオジブリを知っているなら」という必要条件でしか楽しめないならば、この作品は成功なのか。失敗なのか。
いろんな意味で語りかけて来てくれる作品でした。
先入観抜きで観るべき作品
何なら宮崎駿監督作品とかを伏せて観た方がいいと思います。その位、監督の過去作に引っ張られるほど内容がわからなくなります。
因みにタイトルの通り、映画自体は先入観抜きにして眺めると物凄くわかりやすいストーリーですのでご安心ください。
間違っても作者はこんなメッセージを伝えたかったのだ、みたいな事を考えてはいけません。
いろんな評論家がシーン毎にやたらと深い(ホントかよと思う様な)解釈をしてくるかと思いますが、それは多分、あなたの感想とは違ってます。
決して難しくありませんので、見たままの自分の気持ちを大切にしてください。
どう生きるか。
いままで作品やインタビューを読んで、宮崎さんの思想や才能に憧れを持った人間として、この映画を見た後の感想は「寂しいなぁ」でした。エンドロールでは少し涙が出てきたほどでした。
随所のセルフオマージュと凄まじい炎の演出。
きっとどう生きるかを考える人にとって、思い返したり立ち返ったりするような映画になるんだと思います。
皆ハードル上げすぎでは?
最初にYouTubeを漁ったのがまずかった。
やれ「初めから終わりまで全部わかんなかった」だの、やれ「これは宮崎駿のコレコレこういう心情で」だの…一体どんな難解カルト映画が生まれたの?!ってワクワクしながら見に行ったら…何のことは無い、ギリギリ子供も観れる程度のダークファンタジー映画で普通に楽しく見終わってしまってある意味肩透かしである。こんなんアレじゃん、不思議の国のアリスじゃん。
もちろんハウルとか千尋みたいな不条理ワールドなんで、細かいとこで謎めいた箇所は色々あるし(観てないけどたぶんポニョもこっち系)、幾つかは「あー多分それ当たってるなー」と思える考察も聞いたけど、ただ僕の感性からすると「そういうの抜きにしても普通に観れるぞ」とは言っておきたい。
雑にあらすじを言うと、お母さん(再婚)が悪夢めいた異世界に攫われたんで助けに行ったら、そこに住む若い魔女(実は主人公の…)が力を貸してくれる的な話。最後は見方にもよるけどベタで心地良い締めくくり。
いやマジで煽りすぎだろ某映画レビュアー。これならもののけ姫とかのがよっぽど難しいって。
観た後は「うーん」
君たちはどう生きるか。宮崎駿の集大成となる作品。わたしはひとつの作品としてどう感じるかが大事だと思うので特別に感動しなかった。。
序盤のアオサギの誘いや謎の塔に吸い込まれていくくだりが長く感じた割に、いざ足を踏みいれてから登場するセキセイインコ達やワラワラたちに魅力を感じられなかった。集大成だからと思うが今までの作品と似ているキャラクターが多い上に、デザインがチープにみえる。ジブリ独自の謎めいたこわくなるような神秘さを求めてしまうのは、少なからず思い入れがあるからだろう。
・襲われそうになったかと思えばお茶を啜るという断片的な夢調異世界感は不思議の国のアリスを彷彿とさせた。
・きりこばあちゃんの着物が車輪柄だったのはなんか意味がある?輪廻?と思ったら異世界ではその役割を担っていたのが気持ちよかった。難解って聞いてたけど有名な神話のエッセンスが散らばっていて親しみやすさあった。
・継母とのシーンがドキッとするほど性的。あまりにも美しい継母だよな。。まつげの映える端正な横顔、美しい指。昔は家同士の結婚が普通で、再婚相手が姉妹なことはあった話らしいけど、どんな感情で身籠るんだろうか。恋愛結婚が普通な現代からだと想像しにくいけど、姉の子どもであるマヒトに負の感情は嫌でも抱くんだろう。塔の中で産もうとしたのは、神である大叔父さんがそれを利用して後継者を望んだということなのかな?
個人的には「わからない」「難解」と言われるような作品は好みなんだけど、この映画にははまらず。。その数少ない前情報があったから、思考しながら観てしまったのかもしれないなあ。。
とある午後のニュースで、この作品を観て目に涙をうかべながら熱くインタビューに応えている青年がいたけれど、その感覚を知りたいが故に、ジブリ作品に目を通し、小説を読み、またこの映画を観るんだろうな。
歴代のジブリのハイライトのような作品
歴代のジブリ作品それぞれの特徴が様々な場面で表れていて、これまでのジブリ作品のハイライトのような作品だと感じました。ストーリーは分かりにくいのに、なぜか最後まで見ると腑に落ちる、不思議な感覚でした。シーン一つひとつに色んな解釈の仕方があり、様々な捉え方のできる作品だと思いました。
全く分からん
と言う評判を聞いてはいたが、やっぱり全く分からなかった。アオサギが喋り出す所までは、映像も美しくさてこのあとどうなるのかな?と楽しみだったけど、塔の中に入って以降の世界観は私にはわからなかった。自分たちの生き方を問う映画なのかと思っていたが、そうは読み取れなかった。最後の米津玄師は響いたけど。。。
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