「宮崎おじいちゃんによる「ワシはこう生きた!!」という宣言」君たちはどう生きるか アイアムユアドリームさんの映画レビュー(感想・評価)
宮崎おじいちゃんによる「ワシはこう生きた!!」という宣言
劇場公開1週間後に映画館で鑑賞しました。
その後、先日金曜ロードショーで放送されたので録画、再視聴しました。
自分はジブリファンでも何でもないので、細かい点の解説や考察については山田玲司先生や岡田斗司夫氏にお任せします。
正直、タイトルのせいで説教臭い映画なんだろうな、と思っていたのですが、恐らくハヤオの最後の作品になるだろうから見ておこう、ぐらいの感じで見に行きました。
感想としては、「君たちはどう生きるか」ではなく、「ワシはこう生きた!!どうだ参ったか!!」という映画でした。
正直、意味が分かるかと言われれば意味は分からなかったです。
というか、意味は分かるんですが、話が進めば進むほど矛盾していくので、話の整合性が取れないです。というか、多分取るつもりが無く作っています。
基礎知識として、宮崎駿自身が、裕福な家庭の生まれで、父親が戦時中に軍需産業で財を成した人物で、本人がミリタリーオタクで、でも反戦主義者の共産主義活動家だった、という非常に複雑なキャラクター設定の人物であるというのを知っていて見るのか、そうじゃないのかで見え方が変わってくるかな、と思います。
そういう意味では、主人公は幼少期の宮崎駿であり、けど他のキャラクターにも宮崎駿要素が入っていて、宮崎駿が分裂しまくっている感じです。
もうここまで書いていて自分でも意味が分からないですが…。
面白いかと言われるとよくわからないですが、なんか凄いです。
これで面白かったら5点満点なのですが、凄い”だけ”なので3.5点とさせて頂きました。
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