「とても難しい…でも好きだ」君たちはどう生きるか しのしのさんの映画レビュー(感想・評価)
とても難しい…でも好きだ
あまりに情報が無いままの公開で二の足を踏んでしまい、見れてなかったので金曜ロードショーで拝見しました。
映像がやはり綺麗で惹き込まれる…さすがです。CMはもちろんあるのにそれでも集中力を削がれない面白さがありました。むしろ「あれは何?」と考える時間があったからこそよかったのかも。映画館で観たら訳がわからない…と置いていかれていたかもしれません。
過去のジブリ作品のセルフオマージュを思わせる背景や登場人物があり、それを探すのも楽しかった。
内容は母を亡くして子供らしくない、子供らしくなんてしていられなかったまひとの成長なのかなと思いました。
母親を亡くした悲しみも埋まらぬまま、新しい母親と腹違いの弟を受け入れられない自分への苛立ちや寂しさがまひとの表情から伝わってきた気がします。
子供のまま純粋で悪意の無い素晴らしい世界を作る神になるか、様々な思惑の渦巻く現実で1つのピースとして生きていくか、そんな壮大なテーマがあったと思うけど、私は火事で亡くなる未来を知っている幼い母が「貴方を産めるのだから」と笑顔で自分の時代に帰っていく姿に感動した。そして流れる米津玄師の「地球儀」。綺麗すぎる空色にぶわぁっと涙腺が崩れて内容よく理解してないくせにちょっと泣いてしまいました。
理解はできていないと思う。でも私はこの映画が好きです
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