「平和への祈りと贖罪」君たちはどう生きるか knさんの映画レビュー(感想・評価)
平和への祈りと贖罪
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終盤に登場するお爺さんが仮初の平和(崩れかけた積み木)しか作れなかったのは、現実の大人たちが真の平和を達成できなかったことを示している。そして自傷する主人公のように汚い人間である我々も、それを継承してすぐに達成することはできない。ただ平和について思いを馳せ、行動を起こすうちに変わることがあるかもしれない。主人公が積み木をひとつ持ち帰ったように、私自身もメッセージを受け取って持ち帰った。「君たちはどう生きるか。」
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