「お前いいやつだな、が響いた」君たちはどう生きるか にゃっきさんの映画レビュー(感想・評価)
お前いいやつだな、が響いた
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男の子をもつ母として涙がこぼれました。
さすが宮崎駿の書く男の子ですねと思いました。
お母さんとの別れを受け止めきれず、
新しいそっくりのお母さんに抵抗がありつつも、
お腹を触らされてぎょっとする。
疲れて部屋で寝てしまったときの寝顔の可愛さはまだまだ子供なんだなぁと。
素朴さと生真面目さと素っ気なさがちゃんと男子。
夏子さんを助けに行くのも偉いです。
久子さんをダシにされ、罠だと分かっていても足を踏み入れて確かめに行く。そうして真実を自分で見つけていかないと進めない。と宮崎駿は言いたいのかな?なんて思いました。
産屋に入った新しいお母さんの「あなたなんか嫌い」お母さんもお母さんしようと一生懸命だったのに。ちゃんと心を砕いて新しい息子と向き合おうとしてたんですもんね……からのお母さん呼び、泣けました。
もともと私は頭の中がとっ散らかっているからか?
筋が通っているか否かは気になりませんでした。
夢の中、ファンタジー。どなたかが不思議の国のアリスと書いてましたが次々と美しい絵が出てきて楽しかったです。青鷺といい老婆といい、気味悪いという印象からちゃんと愛らしく感じられました。
観終わった後はぽーっとしてました。
時間があれば2回目も観にいきたいです。
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