「往年のジブリ映画風と13個の積み木」君たちはどう生きるか にがつうさぎさんの映画レビュー(感想・評価)
往年のジブリ映画風と13個の積み木
クリックして本文を読む
面白かったです。確かにストーリーは破綻しているし、テーマも主張も分からないし、成長物語ですらないのだけど、往年のジブリっぽさや、ハラハラドキドキ感もあって、満足できました。
考えてみれば、子供の頃の冒険ごっことか、大きく言えばこの世界の成り立ちとか、ストーリーも起承転結も無く流れていくわけで、この映画の訳の分からなさも、こんなものなんじゃないかと、そんな感じです。
自分が年取っただけかもしれませんが(汗)
追記
菅田将暉が声優をやっているというのでどの役だろうと思って見ていました。主人公かなとも思ったけど、声が若々しすぎるし。で、調べたらアオサギ役をやっていたと!これはかなりの驚きです。というか、めちゃくちゃ上手い。それだけでももう一回観てみようかなと思っちゃいました。
因みに眞人の父が木村拓哉、老婆のキリコ が大竹しのぶ、大叔父が火野正平、キリコが柴咲コウ、ヒミ役・若き日の久子があいみょん、とのこと。豪華だ。
追記
13個の積み木。宮崎さんが監督した13本の映画。なるほど。だから全編過去の作品の繋ぎ合わせな感じなのか。わざとそうしたんだ。それを継ぐことを拒否した眞人。映画自体に二重の意味を持たせているのね。
コメントする