「「宮崎駿」という名前だけで、映画を評価してはならないと思う」君たちはどう生きるか kashimさんの映画レビュー(感想・評価)
「宮崎駿」という名前だけで、映画を評価してはならないと思う
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映画の内容を一言で言えば、「アシタカが主人公の不思議の国のアリス」って感じ。
上記を面白そうだと思うなら、この映画を楽しめる人だと思う。
僕は楽しめなかった。
不思議世界が支離滅裂なのはアリスと同じだとして、アリスと違って主人公は華もないし、リアクションも薄いし、暗いし。
主人公のリアクションが薄いから、不思議体験の数々に、全然感情移入して驚けない。
結局「墓のぬし」ってなんだったんだ?
主人公は暗いし、登場人物は嫌な人ばかり。
後妻の母親なんて、「あなたなんか嫌いよ!」って、母親が子供に何言ってんの?
映画館で子供が見たらショック受けるよ。
毒親気味の父親、学校でのイジメ、欲深い老婆たち、支離滅裂な不思議世界
↑これはほんとに、あの子供たちに夢を与え続けてきた宮崎駿の作品なのだろうか。
この内容で無名の映画監督だったら、みんな底評価してると思う。
なぜなら、高評価の内容のほとんどが、「宮崎駿」ありきのものばかりだから。
でも、僕も宮崎駿ファンだからこそ、監督の名前だけで作品を評価するのは、かえって失礼だと思うので、今回はあえて底評価をつけさせてもらった。
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