「宮崎駿の自伝的物語・アニメーションの終焉」君たちはどう生きるか ひつじさんの映画レビュー(感想・評価)
宮崎駿の自伝的物語・アニメーションの終焉
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「千と千尋の神隠し」以降、ストーリーが迷走していてわかりにくかったが、今回は起承転結が明確、物語の構造も理解しやすい。
説教くさい部分はあるが、それも含めて私としてはとても面白かった!
表面的な解釈は置いておいて、個人的な裏の解釈は、、、
高畑勲の作り上げた夢の世界に入り込み、鈴木敏夫と共に冒険を繰り広げる宮崎駿の自伝的物語。
最後は積み木崩壊≒虚構のアニメーションの世界の終焉。虚構の世界に浸からず、苦しくても現実をしっかり生きろというメッセージ。
大叔父:高畑勲
…夢と幻想と狂気の世界(アニメーション)を作り上げる。
青鷺:鈴木敏夫
…夢世界の案内役。嘘と口車で煽動し世界を操る。
主人公:宮崎駿
…青鷺とともに夢の世界を冒険し、最後に虚構を破壊する。
ついでに…
キリコ:色彩設計の保田さん?
ペリカンの埋葬:高畑勲のお葬式?
を連想してしまいました。
(追記)
インコ(大王):ジブリの利権に群がる広告代理店?
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