しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司のレビュー・感想・評価
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初しんちゃんでも楽しめて、テンポの良さが光る
エンディングまで楽しい。令和の名作誕生。
これを3D作品と言って良いのか…?
でもそれがいい味になって『クレしん』の世界観とマッチしてます。
「ふたば幼稚園」のいつメンをはじめ主要メンバーの顔出しも丁度いい塩梅でアクセントとして楽しいし。
殿(松坂桃李)の情け無いキャラの作り方がこんなに上手いとは!脱帽です。
『あの頃。』でのアイドルへの思い入れが生きた?
力を手に入れて豹変する所は戦隊モノ出身者の強みかな(笑)
今回「空気階段」の2人もキャラに合ってて非常に良かった。
プロデューサーの勝利!
しかもEDの「サンボマスター」のこの曲。
さすがとしか。
『クレヨンしんちゃん』ファンでなくともめっちゃ楽しい作品だと思います。
TVじゃなくて映画館で見た方が何倍も楽しいと。
仲間って大事
そばにいて
しんちゃんは、いつだって大人より大人だ。
世の大人たちが出来ないことを、平然とやってみせ、問いかける。「オラの仲間に手を出すな!」そんな言葉、そう言えたもんじゃない。しんちゃんは裏切らないし、一緒に戦ってくれる。それは、彼にとって当たり前のこと。仲間は、決して離れない大切な存在だからだ。
今回の映画では、初の3DCGを採用。
違和感は多少あるものの、見ていればすぐに慣れる。スクリーンには、いつものしんちゃんが映っているからね。せっかくの3DCGだから、思いっきり羽を伸ばそう!ということで、普通のアニメーションでは出来ないことを存分に盛り込んでいる。やっぱり、いつものが恋しくなるんだけど、これはこれであり。手巻き寿司とのコラボレーションはなかなか良かった😁
クレしん映画は「ラクガキングダム」「天かす学園」「もののけ忍者」のように、映画ならではの大スケールがお馴染みだけど、今回は超能力というだけで、舞台はそのまま。アクションシーンはあるものの、色のトーンがずっと同じであるため、少し物足りない。もっとぶっ飛んだことして欲しかったんだけど...3Dとなると難しいとこもあるのかな。でも、テーマは素晴らしいです。
新キャラに関しては色々とツッコミどころがあるものの、しんちゃんと充のエピソードはかなり胸熱で、今年もやっぱり泣かされました。どんな状況でも思いっきり楽しめるところに尊敬できるし、無駄に寄り添おうとせず、普通に接するところにも胸を打たれる。しんちゃんからの愛は、他の人の愛とはどこか違う。エゴなんかじゃない。身長や体格、風貌が違えど、同じ目線に立って話してくれる、本物の正義の味方。着いていきたい。そう思わせる、5歳児なのだ。
あー、やっぱり凄いやしんちゃんは。
何でこんなに勇気づけられるんだろう。結局は全部しんちゃんが持って行ってしまう。漢の中の漢だ。しんちゃんが頑張っているから、自分も頑張ろう。またもや、子どもも大人も楽しめる傑作が誕生しました。
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