青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ないのレビュー・感想・評価
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テレビシリーズより現実的な話
咲太の妹、花楓の進学問題が解決する話。
テレビシリーズから花楓の不登校、思春期症候群の問題は残っていたので、前に進むことができてよかった。
テレビシリーズを見ていないと、理解しにくいところがあるかもしれない。
作品としては短いながらも、進路に悩む中学生をきれいに描いた良作。
じわっと来る良作!
これまでのシリーズとやや趣が異なり、
ドラマチックな展開はありませんね…
その辺に不満を感じられるファンの方が
いるのも頷けます。
私もロードショー時は「へっ?あれ?」
でしたが、先日見直して、登場人物の
丁寧な機微の描写&作画と緻密なストーリー
運びに気付きました。
どこかに、大林宣彦監督の香りが!
確かに次回作へのブリッジとも思われますが、
折り返し地点の休憩所として必要かも!
ただ一点…通信高校の入学説明会のシーン。
すいませんが何か、マルチ商法の勧誘を連想して
しまいました。
校長の微妙なアクション!
紹介ビデオに登場する学生の出来すぎコメント!
それを鵜呑みにする、まさかの咲太君!
あそこだけが残念です。
映画ランドセルガール、TV版の“大学生編”も
楽しみにしています。
今時それはないのでは
劇場見逃してBD鑑賞。TVシリ+ゆめみる前提のため当然比較して評価。声優さんはさすがの安定感、映像・音響はTVレベルで従前同様。内容は明らかな容量不足。人気に乗っかる意図に怒りを通り越して悲しくなる。
ファンに寄りかかり過ぎでは
内容的に特に何が悪いという訳ではないですが、あまりにもエピソードが少な過ぎて、えっこれで終わり?という、観賞後の物足りない感が大きかったです。ちょっと映画館で上映するには無理があるのではと思います。これまでの作品は満足度が高かっただけにとても残念です。次回作を観に行くか微妙な気持ちになりました。
話は変わりますが、私が鑑賞した劇場ではコアなファンの方々が上映前後に劇場内のポスターや垂れ幕などを一生懸命撮影したりして楽しまれていました。恐らくこれらファンの方々は次回作も観に行かれるのだろうと思います。もちろん、楽しまれているのですから良いのですが、だからこそ制作する側はそれに応えてもっと充実した作品を作るべきで、本作はそういった大切なファンの方々に寄りかかり過ぎではないかと思ってしまいました。
前作の雰囲気はそのままに
本作特有の雰囲気の良さがそのままに引き継がれており、短めの映画ながら存分に楽しむことが出来ました。
妹を中心としたストーリーで淡々と進みますが、しっかり波も用意されていて、一つの作品として仕上がっていたと思います。
ただ、これは原作の問題だと思うのですが、登場人物の行動・言動に関しては「それどうなの?」と思う箇所は何箇所かありました。
TVシリーズを見ていることが前提の映画。
このシリーズは「思春期症候群」という超常現象を原因とする事件に
主人公が巻き込まれ、解決する。というのを基本としているのだけど
この映画はそういったファンタジー的な側面は影を潜め
「不登校だった妹の高校受験」という地に足の着いた
等身大の物語となっている。
ただ、この主人公兄妹の関係や
妹の花楓の置かれた状況、
「もう一人の私」である「かえで」という存在の意味は
TVシリーズを視聴していることが前提となってくる
そのため、非常に普遍的な物語であるのに
敷居が高いというちょっとアンバランスな作品だ
さらにこの物語自体が冬に公開される続編
「青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない」へのプロローグでもあるので
これ単発ではわからないことも多い。
そういういっみでは万人に進められる作品というわけではない
逆にTVアニメ視聴済みであれば
「かえでと花楓の物語を放置せずにきちんと向き合った」
作品としてとても満足のいく
もやっとした気持ちが少し晴れ
そして、「ランドセルガール」への布石として
少し心にざわつくものを残す
そんな映画である。
二本で一つのエピソードということだと思うので
「ランドセルガール」が公開される冬が楽しみである
あぶなく見逃すところだった
映画館にはよく行くのでポスターは目に入っていましたが、萌え系のアニメかと思ってスルーしていました。
評価が高いので調べるとなんと「青ブタ」じゃないですか!
もともとのアニメ「バニーガールの先輩」も萌え萌え系のアニメかと思ってスルーしてたら評判がいいので鑑賞して、とても良かったことを思い出しました。
原作は読んだことないのですが、
バニーガールの先輩
小悪魔な後輩
巨乳理系メガネ娘
金髪のシスコンアイドル
引きこもりのブラコンの妹
黒髪の大学生からの中学生
もう1回妹←この映画
ランドセル小学生←次回作
と、いかにも萌え系アニメの王道を行きますが、とにかくストーリーが泣ける。優しい。
今作も、学校に行くのが辛い中高生や子供が不登校になった親も見て欲しい。
評判いいけど萌えは苦手という方も見て欲しい。
萌え要素も強いけど、それ以上にストーリーがいい。
やっぱりアニメから見ていくといい。アニメを見てれば
ひらがなの「かえで」
パンダのぬいぐるみ
だけで泣きそうになる。
良くも悪くもN高がよぎる。N高のPRアニメに感じるけど、それでも良かったな。
よかった
個人的にこのシリーズでは、かえで&花楓ちゃんと咲太との兄妹を軸にしたストーリーが一番好きなので是非劇場で観たかった。アニメ演出は、TVシリーズと同様に原作に忠実で、かつ抑えめ、安心して楽しめた。エンディングも特にドラマチックな盛り上げ演出もなく、淡々とした感じ。逆にそれは、これまでの兄妹の歩んできた跡を思えば、よくここまで頑張ったなと、密かに胸が熱くなった。但し1点だけ気になったのは聴覚にハンディある方用の字幕のフォントが大き過ぎ。画面上に、大量の文字列がキャラクターと被ってしまい正直煩わしかった。もう少し見せ方に工夫が欲しい。
思春期、いろいろ悩みが有るよね
峰ヶ原高校の2年生・梓川咲太は3学期を迎え、恋人で3年生の桜島麻衣と学校で一緒に過ごせる時間も残りわずかとなった。そんな中、咲太の妹の花楓が、自分も咲太と同じ高校に行きたいと言った。不登校で学力の低い花楓にとって難しい事とわかっているが、咲太は妹の受験に付き合い・・・てな話。
青春ブタ野郎のシリーズらしいが、前作まで未観賞で、今作で初めてこのシリーズの作品を観賞した。
結論から言えば、なかなか面白かった。
高校の選択なんて、自分は考えたこともなく、地元の普通科、くらいで決めたのだが、今は夜間だけじゃなく、インターネットの発達で通信制もあり、人と関わるのが苦手でも選択肢が広がってるよな、って思った。
昔は普通に我慢するような事も、個の尊重、ジェンダーレス、LGBTQへの理解、など徐々にだが我慢しなくて良い社会になってきてると思う。思春期、いろいろな悩みがあり、恋もし、なんてことを考えながら観賞した。
今自分が高校生だったら、なんてことを思い、楽しく観れた。面白かった。
前作よりライト
前作、翔子の物語はボロボロと泣かせられたので気合いをためて鑑賞。なので三週遅れになりましたw
今作は咲太と花楓の物語、というか、花楓とかえでのつながり、咲太や周囲の献身と互いの思いやり、そして花楓の次の一歩が綺麗に描かれていました。不登校というテーマですが、やりたいことと背負うことの違いだったり、選択の意味とかを上手くまとめられていたと感じ、心から花楓を応援したくなりました。
小学生のランドセル背負う麻衣さん、卑怯ですね。
物語を補強する、音、に驚きました。生活音、環境音がリアルで、なおかつ、セリフを聞こえやすく構成には驚嘆です。
青ブタはいい。素晴らしい。ありがとうございました。
全部夢オチ
はっきり言うと、わざわざ映画館でする内容か?って感じ。しかも、めちゃくちゃ短いし。青ブタは前作の「...夢見る少女...」は劇場鑑賞したけどうろ覚えだし、そもそもアニメを見ていなかったからよく分からなかった。だけど本作は、これまでの作品を見ていなくても割と分かったし、青ブタというよりも現代社会が抱える問題を描いたような、らしくない映画だった。
続編ありきな作りな気もするし、今回は前置き段階のように思えた。本編は冬に公開されるランドセルガールなのかな。それまでにはアニメも前作もしっかり見て、内容を深めておかなきゃ。思春期症候群については、前作だけの知識だったから、本作でも引っかかる部分はいくつか。ただ覚えていないだけかもしれないけど笑
でも、絵はめちゃくちゃ綺麗になってました。
大きな出来事が起こる訳では無いけど、観客の心を掴む不思議な力は健在だし、音楽といいキャラクターといい、やっぱり魅了されちゃう。エンドロールで流れる主題歌もすごく良かった。青ブタぽくはないけど、テーマはしっかりしているので飽きずに見られます。当事者なら結構響くかも。
理解力と知識の乏しさから十分に楽しめなかった気はするけど、嫌な気持ちには一切ならない、背中をそっと押してくれるいい作品ではありました。ただ、前作と比べるとかなり物足りないけど。次作に期待です。
泣ける。
兄妹愛を描いたストーリー。
話はバニーガール編から繋がっています。
今回の映画とても深い話です。
初見だと難しい内容かもしれませんが、アニメや小説で話の流れを、ある程度予習してから見ると…
1度目より2度目と、見返せば見返すほど、ストーリーに、花楓に泣けてきます。
妹が、葛藤の中過去から一歩踏み出し前に進もうと頑張っているのを、色々と支える兄
青春ブタ野郎というのは、主人公梓川咲太(兄)ことですが、この主人公は本当に格好いい(中身も含めて)なと、今作をみて更に思いました。
こんな格好いい兄ちゃんになりたい。
何で映画なんでしょうね?
これは前作同様、青ブタファン向けの映画です。
シリーズ未視聴だとなんの事やらよくわからんかもしれません。
私は視聴済なので素直に感動し楽しめましたが。
TVアニメ版で、”かえで”から花楓に戻ったときの咲太の悲しみようは見ていて複雑な気持ちになりました。
素に戻ったんだから喜べよとも思いつつ目標を達成できずに消えていった“かえで”が可哀想に思えたり。
咲太もとてつもなく複雑な気持ちだったと思います。あれだけベタベタ懐いてくる妹がいたら兄として満更でもなかったはず。かと言ってそれが素にもどって残念がるのはそれはそれで違うはず。
いやいや、それ以上に花楓本人が複雑な気持ちだったと思いますよ。自分の知らない自分が健気で甘えん坊でみんなに可愛がられていたなんて、心中複雑すぎでしょう。
でもTV版でも前作映画版でもその素に戻った花楓にあまり触れずに終わっていたので、少し引っかかっていたんですよ。
でも今回きっちり描き出してくれてスッキリしました。
作品の出来で言えばTV版から安定の作風、演出、脚本でファンからすれば何も心配もなく観ていられましたね。
というかTVアニメまんまやん。
何で映画に?
2ndシーズンとしてTVでやれば?とも思いますが、それはそれ...商売ですな(笑)
もちろん次作も観ますよ。
惜しむらくは翔子さんも翔子ちゃんも全く出てこなかったのが残念。
まぁ翔子さんはもう出てくるはずないんだけどさ。
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