「かえでから花楓に繋ぐ物語」青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない こけさんの映画レビュー(感想・評価)
かえでから花楓に繋ぐ物語
思春期特有のセンシティブな心情を青ブタのコミカルで美しい世界観はそのままに、繊細に描かれた作品であった。
花楓の学生特有の皆と同じでありたい、枠からはみ出す事は恥ずかしいという心情は誰もが通り、共感出来る部分ではないだろうか。そんな変わる事への恐怖、周りの視線、言動を様々な角度からアプローチし、描いた作品でアニメで描かれていたもう一人の「かえで」時代では想像できない「花楓」の成長や葛藤が我々視聴者に感動、何かを選択することへの自信をもたらしてくれるだろう。
変わりたい、そう思った時が変わり時で何も躊躇する必要はなくただひたすらにがむしゃらに進んで行くことこそが正解への第一歩である事をこの映画は伝えてくれた。
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