「とても気持ちのいい青春映画」せかいのおきく mac-inさんの映画レビュー(感想・評価)
とても気持ちのいい青春映画
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とても気持ちのいい青春映画でした。
モノクロの映像が美しく、落語のような話が展開する(「せかい」の意味がだんだんわかる)。
脚本は阪本のオリジナル。カメラは阪本作品常連の笠松則通。
黒木華がいいです。いつもながら。この子は目を離せない魅力がある。前半は気持ちのいい啖呵を男まさりに切るのですが、後半は、喉を切られ声が出なくなる。その対比も面白かった。サイレントの黒木華もいい。
今回、寛一郎が初めていいと思った。
阪本作品常連の石橋蓮司、真木蔵人、佐藤浩市に仮面ライダー池松壮亮もみんないい。音楽が常連の安川午朗。これもいい。
なんか「いい」としか言ってなくてすみません。
(時々カラー映像が挿入されるけど、それって必要?と思いました。モノクロで通せばいいのに。モノクロ映像は綺麗でしたが、数年前に見た「七人の侍」4Kリマスター版はもっと美しかった気がする。)
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