「仮面ライダーが汲み取り屋に変身」せかいのおきく りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
仮面ライダーが汲み取り屋に変身
江戸時代末期、武家育ちのおきくは、寺子屋で子どもたちに読み書きを教えながら、父と2人で貧乏長屋に暮らしていた。ある雨の日、彼女は厠のひさしの下で雨宿りをしていた汲み取り屋の矢亮と紙集めの中次と出会った。その後、中次は矢亮に誘われ、人糞を集めて農家に売りに行く仕事を手伝う事になった。一方、おきくは父の正義感が仇となり、殺害される事件に巻き込まれ、喉を切られて声が出なくなってしまった。これからどうなる、という話。
なぜ今時モノクロなのかという答えが、うんちのシーンだらけだから、なんだろうと思った。頭からうんちをかけられたり、手で人糞を商品として扱うのをカラーで見せにくなったのだろうと思う。
章が終わる頃に一瞬カラー映像となるのが良い演出だなぁ、と思った。
黒木華は着物姿が似合ってて、品が有って、可愛かった。今後、中次と上手く行けば良いな。
佐藤浩市と息子の寛一郎が厠でうんちの話をする親子共演のシーンが珍しかったし、ここも良かった。
汲み取り屋矢亮役の池松壮亮は先日観た仮面ライダーから今作では汲み取り屋へと変身かと面白かった。逆じゃなくて良かったかも。
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