「水金地火木・土天アーメン~♪」きみの色 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
水金地火木・土天アーメン~♪
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トツ子、きみ、ルイの3人がバンドを組む、聖バレンタインデイに学校で演奏会、拍手喝さい。トツ子は人物の印象が色になって見える少女なのでタイトルに色がついているのだろうが「きみ」は君ではなく、仲間の「きみ」のことでしょう、綺麗な青色にみえるそうです。冒頭、トツ子が語る色の説明、
「生物が色を認識する感覚は進化の結果として獲得したらしい」
「光を受けた物体がその光の色を吸収、反射して瞳の網膜を通じて脳に色を届ける」
「色と言うのは光の波のようなもので、赤いリンゴ、緑色の葉っぱ、青い魚、長さの違う光の波で色んな形になる」
と、すごい学術的説明、子供たちには難しいかもしれないが、トツ子の「感じる色」という詩的表現の前置きとして伝えておきたかったのでしょう、製作陣は生真面目ですね。
確かにファンタジックなアニメなので色も綺麗ですが、正確には色でなく音色の豊かな青春ミュージカル寄りでしょう。テルミンなんて世界最古の電子楽器、青年ルイが演奏なんて奇抜な脚色でした。
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