バイオレント・ナイトのレビュー・感想・評価
全144件中、21~40件目を表示
レグイザモ!
最高に楽しいエンタメ作品!
血も涙もあるサンタクロースが、どうやってこの場を切り抜けるのか。
丁寧に布石を散りばめる序盤にはじまって、
ラストに向けて加速するジェットコースターのような疾走感。
サンタの覚醒(?)も胸アツだったし、スクルージの倒し方も最高だった。
殺し屋サンタクロース!?
いやー、愉快愉快!
正義のサンタクロース!
でも、殺し屋!?
もう、単純に楽しめる映画間違いない。
ホームアローン的な要素もあって、楽しい。
いちいち、悪役の殺し方も凝っているし。
最後は心温かくで、よくできた映画でした。
たまには、こういう単純に楽しめるのもいいよねー。
ま、でも少しグロ注意ですが。
あれ?笑いっぱなし?
結構グロですし、かなり下品ですし、観ていて痛みを感じるしで不快要素満載なのに終始笑ってみちゃってた作品でした。あれ?なんで笑ってんだろう?と不思議な感覚でした。
・サンタの殺ってやる!モードがだんだんと盛り上がっていくところが見どころかなあ。子どもたちにプレゼントを配りながら各家庭で酒飲んだりお菓子食ってたりののんびりモードから強盗事件に巻き込まれ逃げようにも逃げ切れないピンチに。止むに止まれず抵抗しつつ逃げる算段を模索するも、「良い子リスト」にも記載されていた少女の心根に動かされ・・・。という感じ。
・サンタの前世?前職なのかな?あー、なるほどでした。そして、前職時代の道具を手に入れてから、目覚めちゃったのか強えのなんのw
・プチ・ホーム・アローンは大体予想はつきましたが、見てるだけで痛みが伝わってくる面白さ。
・この作品、一般的な価値観と逆の視点でみるとなかなかに味わい深い。
「Mr.ノーバディ」まではいかないけれど「ブレッド・トレイン」よりは良かったかなあ。
武闘派サンタクロースからの過激で普遍的なプレゼント
開幕、酒場に入り浸ってるサンタクロース。酒を煽り、世の子供たちに悪態付きながら。
以前ビリー・ボブ・ソーントンが演じた“バッド・サンタ”的な…?
しかし何故かこのサンタ、その店の女主人の孫の名を知っていて、プレゼントを置いていく。仕事だと言って屋上へ。
トナカイが引くソリに乗って、空へ。
そう、彼は本物のサンタクロースだった…!
これだけだったら素敵なクリスマス・ファンタジー。(…いや、素敵か? やさぐれてるし、リバースするし)
そんなサンタさんが遭遇する聖なる夜(ホーリー・ナイト)ならぬ、バイオレント・ナイト…。
設定やあらすじをほとんど知らぬまま見たので、あらびっくり!
武装集団がサンタクロースの格好をして襲撃するクライム物だと思ってた。でなければ、主人公がサンタの格好をして武装集団と闘う。
どちらも違った。まさかの本物のサンタさん!
サンタさんがある屋敷で武装集団と出くわして闘う…!
よくまあこんなおバカなアイデア思い付いたもんだ。
そう、はっきりとおバカ映画なのだ。立派なおバカ映画。それでいて、ちゃんと面白い。
プロデュースはデヴイッド・リーチ。彼が立ち上げ、『Mr.ノーバディ』や監督した『ブレット・トレイン』と同じ“87ノース・プロダクションズ”作品。
サンタとは言え中年親父アクション、ブッ飛び設定…なるほど、通じる。
サンタクロースのキャラが最高。
“ホッホッホッ”と笑う優しいイメージは何処に…?
物欲まみれの世の子供たちを毒づき、酒を飲み、訪れた家々でお菓子をつまみ食い。
メタボ体型で、やさぐれ、うんざり。
嗚呼、サンタさんのイメージが…。
一応…と言うか本物のサンタなので、闘いのエキスパートではない。
武装集団に、サンタとしての特殊能力や袋の中の“プレゼント”や周りのクリスマス・グッズを駆使して。
彼は最初からサンタクロースではなかった。その昔、大昔、野蛮なヴァイキングだった。(あれ、『ノースマン』見たばかり!)
その時の記憶が覚醒。かつての相棒は“脳天潰し”。今またハンマーを手にして…。(あれ、雷神様…!?)
危機や傷付き。孤軍奮闘。
聖夜にぼやきながら悪党どもと闘う。完全に『ダイ・ハード』。
その姿に手に汗握り、興奮。
デヴイッド・ハーバーがピタリとハマり。またまた現れた中年アクションスターの新星!
まあとにかく、アクションが過激。
痛々しいわ、血はたくさん流れるわ、首や身体も裂かれるわ、手榴弾で吹っ飛ぶわ、グッサグッサ、人もたくさん死ぬわ…。
♪︎きよしこの夜 血は流れ…
…な~んて言うとヤベーホラー映画みたいだが、本当にそう。
クリスマス時期に見なくて良かった…?
くれぐれも痛いのやグロいのが苦手な人、“良い子リスト”に載ってる子は見ないように。
でもちゃんと血まみれになるのは“悪い子リスト”。
コメディ要素もたっぷり。でもこちらもファミリーで見れるゲラゲラ楽しいんじゃなく、ブラックな笑い。
武装集団が押し入った豪邸。その地下金庫にある3億ドルが目的。
武装集団は非情だが、囚われた金持ち一族が何て言うか、武装集団リーダーの言葉を借りれば、“ムカつく家族”。
女帝のようは女当主、私利私欲まみれの子供たち…。
一応危険に晒されているのに、全く同情心が…。
常にチクチクいがみ合い、皮肉言いまくり。そんな彼らの狼狽ぶりを醜態丸出しに。
これがある意味、一番の笑い所なのかもしれない。
そんな“強欲家の一族”に於いて、唯一の“良い子リスト”の孫、トゥルーディ。
サンタクロースを信じるピュアな女の子。武装集団から逃れ、サンタに協力。
最近『ホーム・アローン』を見たばかりで、迫る武装集団に“ホーム・アローン作戦”。(本当に“良い子リスト”…?)
『ダイ・ハード』×『ホーム・アローン』もさることながら、クリスマスネタもいっぱい。
クリスマスが嫌いな武装集団リーダーの呼び名は“スクルージ”。
バイオレントなアクション・シーンを、クリスマス・ソングが彩る。
下手すりゃトンデモ作。
それを痛快スカッとなバイオレンス・アクション、ブラックな笑い、ちょいファンタジー、そして意外や普遍的な感動メッセージでデコレーション。
信じる事。
家族の絆。
クリスマスや子供たちにうんざりしていたサンタクロースがクリスマスや子供を救い、彼自身も子供に救われる。
だって今宵は聖夜。
案外真っ当な作品…だったのかも。
武闘派サンタクロースからの過激なプレゼント。
あなたの家にもお届け。
歓迎? 勘弁?
クリスマスに観なくて良かった
2023年劇場鑑賞58本目。
どう考えても公開時期を間違っているサンタが大暴れする映画。
思っていた以上に血なまぐさいです。自分の嫌いな展開の、罪のない一般人もすごい死ぬし。
ただ、サンタクロースが戦闘力を持っている理由に過去の設定をつけてなるほどと思わされましたし、サンタクロースの普段の仕事にこういう能力は必要だろう、というものをうまく戦闘に活かしていたのも良かったですね。
でもあんな人殺した後のサンタからプレゼントもらいたくないなぁ・・・。クリスマスに見ていたら結構気分が台無しになること間違いなしです(笑)
大酒呑みでメタボなおじさんサンタ
不運なおじさんサンタが巻き起こすバイオレントアクション。大酒呑みでメタボなおじさんというキャラ設定がなんとも愉快で憎めない。ストーリーは平凡ですがサンタおじさんの激しいアクションシーンとバイオレンなシーンは見応えありました。
2023-40
なかなかお下品ですっきり。
引退を決意したやる気のないサンタが良い子のために悪人の頭をハンマーで叩き潰すはなし。
前半はモチベの落ちた下品サンタ。
後半はエンジンかかって殺し方もハンマーで撲殺、つらら、キャンディで刺殺、大変楽しい。
ピュアな心を取り戻しつつ、下品さとバイオレンスを楽しめるなかなかしゃれた良い映画です。
出来ればクリスマスに観たかった。
キャストはまんまスタントチームの方々で飛んだり転けたり、リアル。
夜の新宿の映画館はバイオレンス好きの女性客で賑わっておりました。
予告かなんかでバトルできんってみたけどクソつよやん 笑 奥さん大好...
予告かなんかでバトルできんってみたけどクソつよやん 笑
奥さん大好きで指輪追いかけるの可愛い
捕まって暖炉の前にいるシーンでサンタさんイケメンだなーって気づいた。
色男って感じ。シンプルに過去が気になりました。
Christmas dies tonight !!
クリスマスイブの夜にプレゼントを配ってまわるサンタクロースが、富豪の家に訪れた際に強盗達に遭遇‼さっさとズラかろうとするものの、人質となったこどもを前に、彼が選択した行動は・・・といった物語。
序盤、バーで近頃の子供たちへの愚痴をこぼすサンタクロース。何かのクリスマスバイトかと思ったら本物のサンタさんなんですねw
強盗団と鉢合わせてからは若干のファンタジーも交えたクリスマスアクション(⁉)な展開に。なかなかエグイ描写の連発‼サンタさん、元軍人相手にも闘える程の戦闘力も持ち合わせているとはw
激しく闘う一方で、純粋な子どもの願いやサンタを信じる無邪気さ、かつての子供たちに説教をするサンタの姿など、クリスマス要素も絶妙に織り交ぜていて少し心がグッと締め付けられるような場面も。
あとは若干のホームア○ーン要素も。奥さん、都合よく銃を扱えるのはハワイでオヤジにでも習ったのか?・・・狩猟の経験ね、今後はそれもアリですね。
とにかく、タイトル通り終始バイオレンスな展開が続くも、クリスマスらしいファンタジーやホッコリ要素も含まれており、伏線回収もありで終始面白い作品だった。クリスマス嫌いは悪い子の証なんですね。
まぁでも、やっぱりクリスマスシーズンに公開して欲しかったですかね。世間がクリスマスムードの中で観ていたらまた違った気分を味わえていたかと。
なんやかんやで子供を想う気持ちはしっかりあるし、やっぱり信じられたいもんなんですね。シーズンはかなり外れていますが、憎めないサンタさんの活躍を是非劇場でご覧ください♪
…さて、貴重な2時間強を費やしてしまったワケだが、全家庭へのプレゼント配布は間に合うのだろうか!?
デヴィッド・リーチに外れ無し
雪に飛び散る鮮血が映える最高に面白いバイオレンスアクション破茶滅茶コメディーである。「アトミック・ブロンド」「デッドプール2」「ブレット・トレイン」のデヴィット・リーチが自身が設立した「87ノース・プロダクション」のリソースを(おそらく)総動員して作り上げた上等のクリスマス映画でサンタを信じる良い子に是非見せたいハートウォーム物語なのだがスケート靴の刃で首をはねるようなシーンが随所にあってはR15やむなし。スタントマン出身のデヴィッド・リーチは夢をぶち壊す方向へのベクトルも凄まじく、悪党リーダーのジョン・レグイザモへの思い入れが最後の最後まで激しい。私には本物のクリスマスの基本的な感覚が分からないのだがおそらくはサンタさんが来ない家で育った子どもたちが大勢いてイブの暖かい灯のともる隣人宅に夜中に忍び込みたくなる気持ちも想像できる。映画っぽいクラシックを基調としたクリスマスソング満載の音楽が特に素晴らしく、制作人が子どもの頃に見て夢中になったであろう「ダイ・ハード」や「ホーム・アローン」へのオマージュが楽しい。
全144件中、21~40件目を表示