劇場公開日 2023年5月26日

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波紋のレビュー・感想・評価

全155件中、121~140件目を表示

3.5スーパーまるおか

2023年5月27日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

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いぱねま

4.0相対的な世界で言いなりであること。

2023年5月27日
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2023年。荻上直子監督。夫は東北大震災直後にふといなくなり、息子は大学入学後を機に家を離れ、一人で暮らす主婦。パート勤めをしながら新興宗教にすがって生きているが、ある日、夫が「ガンになった」と言って帰ってきて、、という話。
ままにならない人生をなだめすかして生きていく主婦に主観的に寄り添うように見えつつ、それを相対化するように独りよがりで利己的な側面も描いている。善悪の基準も親密な人間関係も信仰も絶対的な支えにならない。家族の問題も職場の問題も自分の体の問題も誰かに従って相対的に判断してしのいでいる。この「言いなり」感がすごい。いや、催眠術のように言われたことに従っていくそのシンプルさがすごいのか。周囲に影響を受ける一方で、自分から影響を与えることはなく、しかも影響を主体的に受け止めるのではなく、100%信じ切ろうとしてしまう。これはホラーである。

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3.5それでも『生きていかなきゃあならん』のです

2023年5月27日
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赤福餅

4.0 とても楽しみにしてたのだけど、予告編以上のものではなかった。先に...

2023年5月27日
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 とても楽しみにしてたのだけど、予告編以上のものではなかった。先にモチーフが来てしまうのではないか。
 ラストのフラメンコはよかった。何よりうまかった。
 光石が、予告編の感じと違って嫌味に見えない。
 カルトの人々も典型的すぎて、一人ひとりの人間性が見えない。
 この人の映画は駄目なんじゃないか。

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えみり

4.0#24 筒井真理子さん主演映画って良い

2023年5月27日
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『横顔』も良かったけど本作も日本の本質をついてて堪能できた。

特に差別の部分。
差別は教育で無くせるものじゃないでしょう?
もっと自分の周りに色んな人が存在することで色々受け入れていけるのに、今の日本みたいに教育だけで差別をなくしましょうっていうのは違うと思う。

私自身は『人種差別する人間です!』って自分で宣言してるしね、
昔働いていた欧州系企業の人達がルーズ過ぎたせいで私の人種差別は生まれたわけです。

つまり言いたいことは、人間って自分の経験で自分以外の人の見方が歪んだりするわけでしょう?

そこをストレートに描いてるのがすごいなって思うわけです。

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chicarica

4.0リアルサイレント‼️❓

2023年5月27日
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予告編が事件を彷彿させ、ミステリーかサスペンスであるかのように錯誤させてます。
実は、磯村くんの彼女役は、本物の聾唖者で、手話のテレビ番組などで、有名で、敢えて、憎まれ役を演じているのです。
新興宗教も弱者に取り入り金を盗らなければ、良いものかもしれませんね。
差別も争いも犯罪も日常茶飯事時です。
この映画では犯罪は出てきません、生まれつきの悪人も出てきません。
でも、弱い人に付け込むひとはいます。
と、総体的に感想を述べそうですが、今回は、是非、磯村くんの彼女に注目して、サイレントを観たことがあるなら、必ず観なければいけません、必ず観なければ。
聾唖差別、を知るために、是非。

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アサシン5

3.0フラメンコ必要?

2023年5月27日
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 ベテラン俳優さんが多く出ており、良作な映画でしたがラストシーンのフラメンコのシーンは必要だったのかと思いました。
ヒロインの女優さんは舞台経験も豊富で踊りも上手いと思いますが、この場面だけ前衛的で違和感を感じました。

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ユメノトチュウ

4.5実力派バイプレイヤーズがいっぱい出てくるから観ていて楽しい。 クス...

2023年5月27日
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実力派バイプレイヤーズがいっぱい出てくるから観ていて楽しい。
クスッと笑ってしまうかなりブラックなユーモアが良い。
突然帰ってきた夫の些細な行動に引っかかってしまう、中年女性の悲哀に共感し、細やかな反抗にスカッとする。
夫をリアルに嫌がっている感じがすごい上手かった。
信仰宗教もギャグっぽくはせず、きっとこういうのあるんだろうなぁと思わせる塩梅で良い。
障害者に対する偏見も素直に描いたり結構攻めている。

磯村勇斗が出てる作品に外れなし!

てか、磯村勇斗と柄本明めっちゃ映画出てる!!

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いたかわ

4.0是非ご夫婦(別々)でご覧ください

2023年5月27日
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泣ける

笑える

怖い

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marimariパパ

4.5感情を処理しきれなくなると、人間は笑う。

2023年5月27日
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jax

4.0【”パン、パパン!貴方のした事、無かった事にならないから!”筒井真理子さんの駄目夫を見る氷の如く冷たい眼が恐ろしいブラックシュールコメディ。新興宗教、障碍者差別など重いテーマテンコ盛り作品でもある。】

2023年5月27日
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悲しい

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NOBU

3.5女は母親、主婦という立場から、生きることから何があっても逃げられない

2023年5月27日
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未佐緒00

4.0全員引っ叩きたい瞬間がある

2023年5月27日
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荻上監督のほっこり系にもなんとなく微かな黒いものを感じていた人にはかなり良い作品
全編ブラックで狂ってるけどラストのアレは美しい

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m m

4.0理解できるところと受入れられないところ

2023年5月27日
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てつ

パッと見よりずっと気さくな映画

2023年5月27日
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見る前は頭使って見るタイプの映画の予感がしてたんだけど、いい意味で全然そんなことはなかった。感じるままに見ていい、ブラックな笑いがたっぷりの、でも泣けるところもある、面白い映画だった。ソール・ライターみたいなラストシーン、狙いすまし過ぎてるけど、まんまと好きだった。

新興宗教のシーンも好き。舞台挨拶で荻上監督は、自身が通っていた全寮制の高校の夕礼を参考にしたと言っていた。「男尊女卑で大嫌いな学校でした」とも。でも、映画では信徒たちの集まるシーンはいつも面白くて笑えたので、何事もムダにはならないもんだなあと思った。

いろんな水が出てきて、水ってなんなんだろうかと、ちょっと考え込みそうになる。形もなく色もなくて、そのわりに「聖なる」とか「毒素が」とか“色”をつけられやすくて。

筒井さんは、舞台挨拶やインタビュー記事では、こんなに生真面目で礼儀正しくて良識派っぽくて、どうやってお芝居なんかするんだろうと思うのに、映画の中では狂気っぽさを弾けさせたり薄めたり自在にやっていて、奔放な天才のしていることにしか見えないのが本当にすごい。

私は木野花さんに泣かされる率が高い。『閉鎖病棟』とか『ユンヒへ』とか。依子が泣くところで一緒に泣きたくなった。あと「みんな、なかったことみたいにしてるけど~」というセリフにうなずく。乗り越えてしかるべきもの、他の人はちゃんと乗り越えているもの、なのに自分だけつまづいてそこから進めないものってあるなあと思うので。

磯村くんは父親が出て行ったときの母親の様子を回想してしゃべるという芝居臭くなりそうなシーンも自然にやっていて、なんかもうありがたいなと思った。わざとらしくやられたら、こっちまで恥ずかしくなりそう。舞台挨拶で監督が「(磯村くんは)たぶん現場が好きな人なんだと思うけど」と言っていて、ああ、そうなんだろうなと思った。「(磯村くんは)足が長いんですよ!」とも言っていて、それは知ってるなと思った。

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デブリ

3.0観たい度○鑑賞後の満足度△ ラストは誉めてあげましょう。それ以外は如何にも中途半端。シンボリズムやイメージが先行していて人間が描かれていない。

2023年5月26日
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①キムラ緑子、江口のりこ、安藤玉恵、ムロツヨシ、平岩紙、木野花、柄本明と云うメンツが揃ったらもうコメディしかないでしょう、と思うが余り笑えない。緑命水の座談会シーンももっと笑えるか、と期待したが苦笑がやっと。
監督が「これだけのメンツが揃ったらコメディと思うでしょう。でも違うんですよ。」と言いたかったのか分からないけれど、かといってシリアスなドラマでもないし、面白いわけでもない。
江口のりこや平岩紙がにこやかに微笑みながら恭しくお上品な口調で話していると、そのうち何か起こすんじゃないか、起こるんじゃないか、と期待しましたが何も起こりませんでした。
「どうでもいい話」と「どうでもよくない話」とのボーダーラインにあるような映画。
やたらシンボリズムやイメージ(水、雨、波紋、波、人間の手・足・脚)は出てくるのだけれども、これだけ人間の内面を描いていない映画も珍しいかも(誉めているのか貶しているのか自分でも分からないけれど)。
②見たくもない男の足の裏のアップからスタート。筒井真理子演じる妻は其方に頭を向けて寝ている。これでこの夫婦はもう上手く行っていないことを表しているんだろうけど、もしかして足フェチ?或いは旦那の足の臭いが気にならないほど実は仲良し?なのかとも思ってしまった。
③女性監督だからか女性の嫌な面ばかり目につく。
筒井真理子の視線が怖いし、嫌なもの・嫌いなものからフッと顔や身体を背けるところはなかなか上手い。
帰ってきた夫の飯を食う音、味噌汁を飲む音に嫌悪を示すところなどはリアル(その事で奥さんに文句を言われると愚痴る上司が昔いました)。
ただ、介護している養父のお粥には飲んではいけない?水道水を使ったり、夫や息子の恋人(絶体やったと思う)の歯ブラシで洗面台や排水口を掃除するなんて、嫌いな上司のお茶に唾を入れるOLみたいなセコい意地悪で苦笑。
④息子の恋人が障害者(であろうがなかろうが不快だったと思うけど)というところが別の切り口かと思ったら、結構厚かましくて息子を盾に脅すなど図太いと云うかずる賢い女性として描いているところは新鮮。
⑤時々挿入される水面に主要人物が立って話をするシーンは画的に陳腐。
⑥木野花が演じる掃除婦のオバサンが一番人間臭いかな。
『ヴィレッジ』ではもうひとつ生彩に欠いたが、あれは彼女の芝居が悪いのではなく演出と脚本のせい。
彼女と主人公との交流シーンがこの映画で最も人間的だと思える。(しかし、「仕返ししなさい」と焚き付けられるが、瀕死の爺さんに自分に遺産を遺すよう遺言書を書かせたのだから既に仕返ししてるじゃん。)
ゴミ屋敷みたいな彼女の部屋も凄いが、それを見事に片付けた主人公もある意味凄いというか、そういえばこの人の家も庭もゴミひとつないような3S ぶり。あんまりこんな人と一緒に住みたくないなあ。
⑦ラスト、雨の降るなか喪服でフラメンコを踊るシーンは、これまで観たことのない画で、これは面白かった。

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もーさん

3.5悩みは尽きない

2023年5月26日
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笑える

難しい

須藤依子は義父の介護をしながら、夫と息子の4人家族で暮らしていたが、東日本大震災の後、突如夫が失踪した。その後、緑命会、という新興宗教を信仰し、祈りと勉強会に励みながら穏やかな日々を過ごしていた。そんなある日、夫・修が突然帰ってきた。修はがんになったので治療費を援助してほしいと言った。さらに息子・拓哉は聴覚障害のある6歳年上の彼女を結婚相手として連れて帰ってきた。更年期で調子が悪い状態が続き、また、パート先ではわざとキズ物にした商品を半額にしろ、という理不尽な客に罵倒されるなど、悩みが尽きなかった。湧きあがってくる邪悪な感情を、宗教にすがることで抑えようとすふ依子だったが、突如吹っ切れ・・・てな話。

依子役の筒井真理子に感情移入して観てた。水系の宗教ってよく聞くなぁ、って思った。夫の修の無責任で図々しい態度はいったいなんなんだ?家に入れなきゃ良いのに、って思った。
結論出ずだが、あるある、って観れて面白かった。

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りあの

3.5波紋は色々なところにおこる

2023年5月26日
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ニョロ

4.0信じるものこそ救われる❓

2023年5月26日
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笑える

怖い

知的

よかった。筒井さん、光石さん、緑子さん、木野さん、磯村くん、とその彼女役さん。オールキャスト上手し❗。信仰もつことはいぃこと。ですがマインドコントロール的に幹部に言われるがままに意味あるのか無いのか未知な物品を買わされてのめり込み見境つかなくなる怖さを背景に。差別や憎悪を持つ人の心理を突いた感じがとても面白く自分ごとに観れました。正解でしたね。

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Cinemaオタク女

4.0キーワードは「水」。

2023年5月26日
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笑える

単純

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SAKURAI