「妻帯者には頭が痛い」波紋 梅じんの相棒さんの映画レビュー(感想・評価)
妻帯者には頭が痛い
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筒井真理子さんが色っぽくて好きで主役は珍しいと思い鑑賞。
筒井真理子さんの演技の素晴らしさが引き立ってます。
顔の表情だけで心情がわかるほど、宗教団体の江口のりこさん、平岩紙さんの宗教団体の信者の演技は流石。
木野花さんも高齢者役をなされるようになったんだと改めて自分でも歳をとったんだと思い知らされた。(ビレッジでも寝たきり老人役されててびっくりしたけど。)
内容は社会問題、特に個人に関わる誰もが当事者になり得る問題をいくつも取り上げていて考え方を改めさせられるられる点や、そうだよな~と納得すること等、うまく描かれていて良かった。
木野花さんが迷惑老人にも計り知れない事情があるかもと言ったシーンとか、3.11で部屋が散らかってしまった時にプツリと何かが切れてしまったとか、高齢者がひとりで抱える問題は表に出てないだけで日本中どこにもあることかもしれないよね。
宗教家が言う教義は最もなことだけれど、宗教に溺れずにそういう思考でみんなが暮せば幸せな社会になるのだろう。
どうしてもひとりで抱え込んで悩み、不満も言えずって状態が最も人間にとって悪いことなんだと思い知らされた。
自分も妻帯者である以上、反省します。
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