「ホラーとして観てしまうと肩透かしになる」みなに幸あれ maさんの映画レビュー(感想・評価)
ホラーとして観てしまうと肩透かしになる
幻想ブラックユーモア作品。
全てのモノを1つの村の中で風刺していくスタイル。
恐怖の部分だけ清水監督イズムの動きをする。ただそれを超えてはこない。
祖母役が唯一演技のできない人を配置しているようで(パンフレットによると)、台詞も棒読みなのに過激なことをするというギャップに個人的にやられた。
物語の起伏やオチは想定内で収まった。叔母の顛末は気になったのに、あれを語らせてこうなりましたは、期待外れだった。
ただ弟の演出は面白くて良かったと思います。
またパンフに描かれているこれが新しいJホラーだとは全く思いませんでした。
最近観た中だと「波紋」に近い感じが個人的に。
次作も期待しています。
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