「岡田准一は往年のカール・ゴッチの境地」最後まで行く ku-pa-さんの映画レビュー(感想・評価)
岡田准一は往年のカール・ゴッチの境地
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傑作コリアンノワールの翻案。もちろん面白いのだが激ヤバな展開の連続は、韓国映画ならアリなんだけど、日本映画だと「ちょっとそれはどうよ」という内なるツッコミが自分で自分を邪魔をする。
感覚としてリアリティラインが韓国映画と日本映画では微妙に異なるからか。
岡田准一のやさぐれ刑事はなかなか面白かった。ただ革ジャンでは隠しきれない上半身のマッチョさが、これも見ていて気になった。
綾野剛ともステゴロ勝負だったら瞬殺できそうなのを、懸命に抑えて演技している印象。岡田准一は往年の名レスラー、カール・ゴッチの境地か。
あと柄本明が出てくるとこれ絶対タダ者じゃないと分かってしまい、実際案の定だった。
これは日本人キャストの如何ともし難い弊害。
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