「多様性について」キンダガートン・コップ ouosouさんの映画レビュー(感想・評価)
多様性について
単なる出落ちコメディかと思いきや、男性が幼稚園教諭になるという事を通してジェンダーや人種や職業や“共同親権”・連れ去り問題が見えてくる。それを主眼に置いているわけではないから、「子どもとシュワ!」みたいなところで楽しむ見方もできるけれども、今の日本で暮らす大人の目からすると、90年の時点でアメリカはこうだったのか、それをコメディに落とし込むところにまで至っていたのか、と思う。軽い気持ちで見始めたら、思ったより複雑な視聴後感だった。
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