「タイトルなし」「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち えみりさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし
普通の親たちがなぜ裁判をすることになったかの経緯がよくわかる。数ではなく、一人ひとりの死んだ子どもたちがどんな子どもたちだったか、その親はどんな親だったのかがわかる。もう死にたいと思いつつ、闘ってきた原告団の人たち。そして、弁護士は、もうカウンセラーのように、親たちの悲しみにこそ寄り添う。監督もその機微こそを撮っている。生きるというタイトルも素晴らしい。監督と原告団長のお話を聞けた。DVDは販売しないけど、これから上映会運動もやるとのこと。
最初の説明会から映像が残っていて素晴らしい。校長、教育委員会の態度がどれだけひどかったかがはっきりわかる。宿命だと言ってのけた行政。どんな態度で仕事してるかわかってしまう。
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