マイ・エレメントのレビュー・感想・評価
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泣くほどではなかったけれども
好きだった頃の妙な人間臭さを感じるピクサーが、戻ってきた気がしました。
親の思い、考えさせられるなと思いました。
映像も綺麗でした。
吹き替えでしたが玉森さん声優めちゃくちゃ上手いなが一番の感想です。
おかげさまで川口さんの声好きなんですが、下手に聞こえるというか目立つというか少し残念な感じでした。
大人向けな気がしました。
ピクサー名作がまたひとつ。善き心に栄えあれ!
これはよかった!
観る前よりも、観てよかったという感じ方がスゴい作品。
多民族都市の代表格、米・ニューヨークのような「エレメント・シティ」が舞台。人種差別問題を下じきに扱うのかなぁ、、という予測は的を得たかな。火のエレメンツはアフリカン&アジアンコミュニティの味付け。
話としてはとっても面白く、流れとしても全く飽きさせない内容で、笑いあり、涙(涙の噴水もね笑)あり、親子鑑賞ゼッタイ大推薦の良質映画!でした。すでに身近なファミリーにはお薦めしときました。
普段は吹替版は好まないのだが、この吹替版の質は物凄く高く感じたのも◎皆さんお上手だったなと。サンド伊達さんとかMEGUMIさんとか、ゼンっゼン気づかなかった!!
しかし、、2、3か所、、泣いたな〜
主人公エンバーの心の機微が、絶妙に伝わってきて…思い出し泣きするくらい。わかってます、シンプルで良くあるといえばそんな脚本だって。でもね、やっぱり頑張って生きている、その気持ちって自分には良くわかるから思わず・・子供と鑑賞でしたがじんわり落涙でした。
エレメント=人種のような見せ方にしていたが、ピタリではないながら、陰陽五行説のような考え方も参考にされているような印象もあった。五行思想でいうところの「金」は、劇中の民族としては登場しない。
しかし、エンバーの生まれ持った才能であり、ウェイドの優しさや正義を厭わずそこに飛び込む勇気…こんな美しいハートフルが、この映画に隠された「金」なのではないかなと深読みした次第です。
ディズニー100周年の記念碑ムービーのひとつ。歴史・伝統へのの重責。うん、役目は果たしているのではないかな。さすがのPIXER。あ、カールじいさん短編もたいへん心をほぐしてくれる良作です。
鑑賞後の観客の皆様の表情、良かったですよ。いやあ、素晴らしい作品、良い映画と思います。おすすめ。
追記:特設サイト「エレメント・シティ・ガイド」も楽しいですよ。
個人を尊重するということ
近年のディズニー特有の説教臭さを感じない内容で素直に楽しむことが出来ました。
親子、男女、家族、果ては種族まで。関係性や規模は異なれど、社会を紐解いていくと個人と個人にいきあたる。
優しい人もいれば怒りっぽい人もいる。貧富や家庭環境によって人生の選択肢が自ずと範囲づけられる。
だとしても、私たちには自分の心が発するメッセージに耳を傾ける自由があるし、それに従う権利を持っている。
自分の感情に従った先にある希望を見せてくれる、愛に溢れた作品でした。
ありがちなテーマを綺麗なCGで描いた作品です
しがらみからの脱出とか異人種間の垣根を超えた交流とか、ありがちなテーマを綺麗なCGで描いています。
テーマ的に悪くは言いにくいですし、CGは綺麗です。
子供向けによい作品だと思います、はい。
予想通りのストーリーで深みがない
ところどころ息を飲むくらい美しいアニメーションがスクリーンに映し出されて、さすがピクサーと思わせる。
ただ、ストーリーが予想通りで、人種融和以外の物語の深みがなく、単調な展開。時間の都合で吹替版だったのだが、川口春奈の演技が上滑りでいただけない。やはり、字幕版で見るべきだった。
反則技はありつつも…
割と無理矢理に進んでいくストーリーの為、
テンポは異常にいい。
し、何よりも映像が美しい。
それが、ストーリーと重なるもんだから
泣いてしまいますよ……。
最近こういうテーマ増えたなあと嬉しい反面、
どこか納得できないのは余りにも綺麗すぎる幕切れだからですかね。
ストーリーはシンプルなラブストーリー?
基本的に炎のエンバーと水のウェイドの
ラブストーリーという感じがして
ストーリーにまとまりがあまりない感じがした
店が営業停止になってしまうことを止めるために
いろいろ協力するというという話が中心だったが
そこからお互いのラブストーリーに変化した感じ
ディズニーは最近では
ポリコレを作品にねじ込むイメージがあったが
この作品はキャラ設定のせいかそこまでポリコレ要素は感じない
あえて言えば、
エンバーが店を継ぐことを迷っているとか
炎のエレメントは過去に差別されていたシーンくらいか?
一応、炎と水ということで
禁断の愛っぽいイメージがあったが
比較的両親が理解があるように感じたので
そこまで禁断っぽくは感じなかった
エンバーの両親はいろいろあったのに
結果としてあっさり受け入れた感じがした
強化ガラスで穴をせき止めたのに
ラストでもう一度崩壊するのはよくわからなかった
人によっては
同時上映の「カールじいさんのデート」のほうが
おもしろく感じるかも?
残念ながらおっさんには理解が難しく。
設定、世界観、登場人物?の行動原理、すべてに置いてけぼりにされながらストーリーが進む。
単一民族こくみんにはわからん何かがあるんだろうか。
(似たようなテーマでもズートピアはすっと入ってきた。)
中盤寝ちゃったかもだけどスーパーフライは良かったな。
エレメントという名の種族の物語
エレメントに着目したところに面白味がありました。
それぞれのエレメントには特有の利点や悩みがあり、すべてが万能ではないもどかしさがある。その特性を活かしたり違うエレメントを理解し合ったりして社会を構築する物語。何処かの領土争いしている種族にも相互に理解し合う気持ちを見習って欲しいものです。
心温まる秀作だと思います。
是非映画館で🎦
84
若い人に見て欲しい映画です
感想を書こうとしたらYahoo!映画は7/31でサービス終了したんですね。
公開日に鑑賞しましたが、さすがピクサーというべき作り込みに感動しました。
序盤からそれぞれのエレメントが特性を生かした生活を送る様子が描かれ、その世界観に引き込まれます。
複数の元素が暮らす世界をテーマにした作品ということから、多民族共生について大上段に構えたお説教をされるのかな?と少し不安でしたが良い意味で裏切られました。
複数の移民で成り立つエレメントシティはアメリカ社会の比喩と思われますが、多民族共生の素晴らしさを高らかに歌うのではなく、諦めずに自分の気持ちを素直に話すことの大切さや一歩踏み出す勇気の尊さを改めて教えられた気がします。
ロミオとジュリエットのようなラブストーリーの要素もありますが、家族の話でもあります。最後にエンバーが火のエレメントに伝わる最敬礼をし、父も返礼する場面で最も感動しました。
吹替版を観ましたが、いわゆるタレント声優と言われるどの役者さんも良かったですよ。
川口さんは気が強くて行動的なキャラクターが本人のイメージにもあっていたし、玉森さんも三枚目的な場面とシリアスな場面の演じ分けが良かったです。MEGUMIさんは本業の声優から選ぶならくじらさんが演じそうな豪快なキャラクターを好演。伊達さんは登場シーンの少ない役ですが、バスの声質が普段の喋り声と違って意識して聴いても分からないほどでした。
たとえ天敵だったとしても、心、通い合える愛が大切。
まず、色彩が綺麗です。観てて飽きない。
エンバー(女の子)が火、ウェイド(男の子)が水という天敵の組み合わせで運命の出会いをします。恋をします。お互いが心、惹かれあう姿を自然に描いています。水と火、天敵だからさぁ大変!!!二人はフィーリングも相性も良い、ウェイドは、気が弱い所はあるけど純粋で心優しい人、エンバーは明るく、活発的で責任感がある人!お互いが持って無いものを相手が持っている。。。まさに運命の出会いです。わたし達もそういう運命の恋はあると思います。最後、ウェイドは命を賭けても、エンバーを守ろうとした所に号泣です。
マイエレメントは、天敵だって心が通い合える事が大切!それが奇跡の出会い、運命の出会いに繋がる事だって有り得るという事を教えてくれてるような気がします。
全世代の方に是非、観てもらいたい映画です。
最高に美しいラブシーン
ただのラブストーリーだけではなく、あらゆる社会問題が盛り込まれている、人間社会と同じ世界の話であった。
あくまで子どもも楽しめる映画でありつつ、これだけ考えさせられる映画を作り出す、ディズニー、ピクサーは流石だと思った。
火と水、交わることができない2人。その常識を越えるラブシーンは最高に美しいものだと感じられた。
水のウェーブの全てものごとにポジティブな部分を見つけ、全てを肯定する姿勢は今の価値観にピッタリなものであった。
ピクサーらしい作品
ピクサー映画は一般的には大衆向け作品としての印象があると思われるが、実は監督のかなり個人的な問題に踏み込んだ作品が多い。「最も個人的なことは最もクリエイティブなこと」という有名な言葉があるが、そういった意味でも今作は過去のピクサー作品と同様非常にクリエイティブで素晴らしい作品である。見る人が見ればかなりパーソナルな内容なので共感度が高いと思うが、そうじゃない人が見ても普遍的なテーマを扱っているのでかなり見やすい作品であることは間違いない。しかし、日本生まれ日本育ちの自分のような者には心の奥底まで訴えてくるものはなかったのは事実。その一番の理由は監督にとっては当たり前の世界観や価値観が、当たり前すぎるがゆえにあまり描写されていないので根底にあるものが少し映画としてはわかりにくかった。おそらく日本では表面上のものしか伝わらないのであまり受けはよくないんだろうなと思う。
ここまで練り上げるたことに驚嘆しました
いわゆる4元素を擬人化してアニメーションにするって大丈夫なのかな、と半信半疑でしたが、ここまで詰め込んで101分という上映時間も含めて素晴らしい。世界観の構築を疎かにせずキャラクターの心情も描きあげるていることがすごい、確かに行政どうなってるの?とかはありますが、そのクエスチョンを含めてアニメーションであることの融通無碍さを存分に活かしてるいると感じました
火と水の恋。
火、水、土、風のエレメント(元素)が暮らすエレメント・シティの話。
父の仕事を継ごうと頑張ってた火の女の子エンバー、自分とは正反対、自由な性格の水の男の子ウェイド、そんなウェイドに出会った事から始まるエンバーのストーリー。
序盤少しウトウトしてしまい...。
ストーリーは100%理解出来なかったけど楽しめました!
途中位までは子供向けかなとも思ったけど、火と水の今まで交わる事のなかった純粋な恋。エンバーとウェイドの手と手が触れあって抱き合った時は涙が出ました。
吹替版にて鑑賞したんですがウェイドは玉森君の声まんまだったんですが、エンバーの声を担当した川口春奈さんが名前を見るまでわからず...川口春奈さん声優さんのセンスあるんじゃない!!?って位、別人の声だし、いい声してました!
エンドロールで流れたSuperflyの「優しい気持ちで」も良かったし泣けた!
この曲聞いて優しい気持ちになれました!
触れ合ってはいけないラブストーリーに感動した。
『マイ・エレメント』鑑賞。
*声の出演*
川口春奈
玉森裕太
*感想*
「トランスフォーマー」を観終わって、約10分後にすぐに別のスクリーンに直行して鑑賞しましたw
久しぶりのピクサー作品を鑑賞!レビューサイトで高評価連発だったので、期待して観ました。
これはなかなか良かった。一言で言うと、火と水のラブストーリーだったな~
火、水、土、風のエレメントが暮らすエレメント・シティを舞台に火のエンバーと水のウェイドが惹かれ合う話。
まずエレメント・シティの世界観が素晴らしい。それぞれのエレメントを活かした生活模様が面白い。火のエレメントが木材をザクザク食べる所が美味しそうだったw 水のエレメントのウェイドはとにかくとにかく優しい!エンバーの事を常に思いやって優しく接してくれるから「彼氏」として素晴らしいキャラクターだったな~
決して触れ合ってはならない火と水が徐々に惹かれ合っていく感じが良かったし、ラブストーリーはあまり見ないけど、これは感動した。
あと、エンバーとウェイドの声と川口春奈さんと玉森裕太さんの声が想像以上に合ってた。
総じて、めちゃめちゃ良かったです。観て良かったです。(^^)
自分のための人生
よくあるストーリー展開と言われてますが、起承転結があるのはどの映画も同じで、自分はマイエレメントのストーリー展開にどんどん引き込まれて感動しました。
登場キャラクターのエンバー、ウェイドをはじめとする各キャラクターのデザインも性格も大好きです。
家族、父のためにと奮闘するエンバーが本当は外の世界で挑戦したい気持ちに気づいた場面や、ウェイドの優しさやたくましさにも心動かされました。
自分と生まれ育った境遇の異なる相手とも打ち解けられる、自分の殻から出ることで広い世界を知ることができる、人のための人生ではなく自分のための人生
終始映像やイラスト音楽がかわいかった
また公開終了しても将来また自分が成長した時に見てみたいなと感じました。
安定の
ストーリー設定や展開で、面白かったです。4種のエレメントで明確に分かれていますが、人間でも同様に相入れないと決めつけている考えがありますが、それも同様に払拭できるのでしょうね。そんな事も考えさせられました。
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