ミステリと言う勿れのレビュー・感想・評価
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実写化斯くあるべし
ある一人を除いて登場俳優陣に遊びが無くガチガチに固められている。邦画にしては非常に珍しい。
広島編と謳っているが、有りがちな観光推奨映画になっていない。敢えて挙げるなら初盤の広島ドームと路面電車、オチの厳島神社くらいか。邦画にしては非常に珍しい。
限りなく原作準拠。恐らく尺の都合で幾つかオミットされているが、我慢できるレベル。テンポ良く話が展開し視聴者を飽きさせない丁寧な選別と言える。
整君の服装も原作準拠で明るい色のモコモコのコートにチェックのドデカマフラーにモジャモジャアフロ。普通ならコスプレっぽくなって冷める所だが、ギリギリのところで現実味が有る。これは菅田将暉の役者力と原作者のセンスに依るところが大きい。
上映時間も長すぎず、費用対効果に優れている。エンタメとして今年の邦画ではNo.1と言っても過言ではない。
最後に欠点を1つだけ。
…
…
…
汐路役は何でこの娘なの?
演技下手だし、キンキン声が不快だし、泣きの演技が不細工過ぎて悲しすぎる。
純粋なる夾雑物で同情する。
らしさ全開!
ミステリと言う勿れらしさ全開!
最後の謂れのある石のくだりは要らないような気もするけど、ドラマの流れもうまーく汲んでるし、キャスト、ストーリー共に面白い!
久しぶりのミステリ〜楽しかった。
よき!
原作大ファンで観に行きました。ドラマ始まるときは整くんが菅田将暉さん?って思ってましたけど、めちゃくちゃハマっていて、菅田将暉さんの才能に感服しました。なので、今作も安心して観に行きましたが、やはり最高な演技でした。整くんのお茶目なところ、優しいところ、くせ強なところ、バッチリです。
そして、まさかまさかのあそこでその曲きます?って感じですよ〜。そんなん泣きますがな〜。
作中イラストを田村先生が描かれたみたいなのですが、どの絵だったのかしら...
原作未読でドラマ未視聴でも面白かった!
なんとなく、実写版名探偵コナン的なテイスト?と思い、初めてこのお話を見てみました。
知り合いの知り合いだからって何日も泊めたり家族も歓待したり本人も大学あるのに予定通りの日程では帰らず何日も他人の家に泊まれるって、謎解き好きだとしても少々設定に無理矢理感はありましたが(汗)
「きっと、このととのう君はそういうキャラクターなんだろう!」と思って脚本を楽しみました。
色々と予想出来ない真実があってシンプルに面白かったですし、女性が家事と子育てだけでいいと決めつけるのはおかしいとか、
幾つか事件解決とは別の人生論というか、そうそうそういう疑問点をよくぞ言ってくれた!と思いました(拍手!)
また幼い子どもの心を表す表現が、どなたかもレビューされてましたが「固まる前のセメント」っていうのが泣けてきました。
ひどい場合は一生トラウマになったりもするし、そういう言葉を端的に言ってくれた主人公はあまりいなかったので、全て未読未視聴でしたが劇場版を見に来て良かったです!!
おじさんからすると...
ドラマ版の遠藤憲一さんとか小日向文世さんの方が重みもあって面白かったなという感想ではありますが、十二分に面白かったですね。僕は常々思うんですが があまり使われなかったのは何か理由あるのかなぁ?
おじさんの決めつけでありますか?
その通りでございますって反省もしないけどね☺️
サスペンス 謎解きというところではそれほど面白みはないのですが、整君の観察力はさすがですね。
エンドロール終わりにあの警察署が出てきたときちょっと嬉しかった。
ドラマやってほしいなぁ
遺産相続ものだけど、家族の思いに感動
ミステリー映画はあまり見ないタイプなので、ほどよい推理要素でした。
また、ドラマ版も原作漫画も見たことがなかったのですが初見でもわかる内容だったところよかったです。2時間あるので、ちょっと上映時間長く感じてしまったところはありました。
内容について
よかったところ
•整さんのキャラがかわいい
天パ気にしたり、空気読まずにバシッと言うところがあるのですが見てて楽しかったです。
説教くさすぎず淡々と話していく姿は心地よかったです。いい意味で主人公すぎない姿と言いますが、自然体のキャラが新鮮でした。
•最後の家族の思いにじ〜ん
遺産争いものってドロドロしてて疲れてしまうことがあるのですが、今回はそういった要素は少なく汐路さんのお父さん含めみんな子供のことを大切に思い合っていた…ということが分かった時は涙腺にきました。
苦手だなと思ったところ
・汐路さんのキャラが生い立ちを含めたら納得はするのですが、強引な性格がやや目立ち序盤苦手でした。
•事件解決までが冗長的だったかなと思うところは少し…、朝晴が怪しい!ってなるまで紆余曲折あるのでうまいこと省略してテンポ良くならないかなーと振り返って思ってしまいました。
以上です、映画館で見れてよかったです!
思ったのとは、ちょっと違った⤵️
テレビドラマは毎週月曜が来るのが待ち遠しくなるくらい、好きなドラマでした。
久納君の鋭い洞察力とまくし立てる説明が楽しみだったのですが、そのような場面が少なく、思ったのとは違ってて残念でした⤵️
また、ちゃんと見ていたつもりだったのですが、疑問がたくさん…。いろいろと見逃してしまってたの?
1. 故人(石橋蓮司)は、過去を隠したかったのに、孫たちになぜ謎解きをさせたの?
2. 先祖は本家を皆殺しにしたのに、それはおとがめ無しなの?
3. 松下洸平が入れたオレンジジュースに睡眠薬が入っていたということだったと思うのですが、帰り道(娘の松嶋菜々子に会った後)まで居眠りしなかったの?
4. 親族は誰一人知らなかったのに、奉公人(松坂慶子)の息子(ダンディ坂野)は過去の事件を全て知ってたの?
5. なぜ松下洸平は証拠になる手帳を倉に分かるように隠してたの?
これはもう一回見に行かせるトリック?私の見逃し?
見終わって、伊藤さん、尾上さんがいないと面白さが半減することがわかりました。重要なお二人ですね。
満足しました
原作ファンでドラマも観てました。
狩集家の話、読んでたが、
うろ覚えだったから映画観で記憶をなぞりながら鑑賞。
家屋や蔵の感じ、よかった。
整くんの、普段控えめなのに、ここぞという時自分の考えを理路整然と話して相手と対話しながら突き詰めていくところ、すごくいい。私もそうなりたいものだが、なかなかなれないもんです。偏屈に見られるところもあるけど、可愛らしい一面もあり思いやりが滲み出る好人物。
「子供は固まる前のセメント、後々子供に罪悪感を持たせるような事をしたらいけない。跡が残る」みたいな名言さすが。
ラストの方の「人は強くて当たり前じゃない、みんな弱いのが当たり前だという世の中になってほしい」のような言葉もよかった。ラストシーンまでに何度も涙しました。今弱っている自分にはいちいち言葉が沁みました。
観れて良かった。
出演者みなさんとても雰囲気あっていましたし、物語にひきこまれました。欲を言えばもっとガロくんの出番も今後見たいです。続編あるといいなあ。
あと汐路ちゃんと整くんのお風呂のくだりのやりとりかわいかった!
帰ってきたおしゃべり天パの大学生
原作で言うと2巻〜4巻までの
狩集家遺産相続問題のお話
バスジャック事件のせいで
印象派展を東京で見ることができずに広島で見ることに…
広島で無事に印象派展を見たあと市内で狩集汐路に声をかけられる。
ずっと後をつけていたらしい…
整くんよく気づくよね笑
そして命とお金がかかったバイトしませんか言われる
なんと我路くんの推薦らしい!!
ここで出てきましたね😊
当主の孫の4人の候補者たちと遺言書に書かれた
それぞれの蔵においてあるべきものを過不足なくせよ
というお題に従い、遺産を手にすべく、謎を解いていく。
謎を解く過程で植木鉢が落ちてきたり
油が階段に塗られていて滑り落ちたりきたりと
いろいろあり命を狙われていきます。
でもそれは全部汐路ちゃん仕業でした…
父が死んだ事故を事件だと思って欲しかったみたいです。
お葬式でもひどい言葉をかけらたみたいで…
3人が謝って一緒に謎を解くことに!
謎を解くうちに早く死んだ人たちは
みんな天パで肌も白く全体的に色素も薄く外国人っぽい…
そして鬼の集いという舞台から自分たちの先祖がしてきたことが明らかになります。
鬼の容姿に似てる人たちを殺すってなんて恐ろしい…
しかも全部乗っとるとはね😳
骨も見つかるし…
USBメモリにほんとの狩集家の子孫の情報が入ってるらしく
それを犯人が奪い命を奪おうと放火しようとしますが整くんたちの罠でした!
犯人はなんと車坂朝晴…
掟のためなら人を殺すことを厭わないのは恐ろしいですね😱
全ての真相が車坂朝晴から語られる!
汐路ちゃんの気持ちを考えると辛い😔
その後は狩集家の真の子孫に会いに行きます
彼女は孫の4人にそれぞれ親から注文されたパワーストーンのブレスレットを渡します
見届けた整くんは新幹線で帰って終了!
ドラマに続いて映画も面白かったですね!
ふと思ったけどバイト代貰えたのかな?笑
映画でも整くんの言葉は心に染みるし
なるほどと思うことや考えさせられることばっかり…
おじさんたちから生まれた言葉とか…
ところどころ笑える箇所もあり楽しめました😊
結構ですって難しい言葉ですよね笑
ストパのやりとりも最高でした🤣
原作も読んでいたんですがあんまり覚えておらず
観ていくうちにいろいろ思い出して繋がっていって
わかっていくのが新鮮でした…
原作に忠実だったと思います!
あとドラマで出てた人が少ししか出なかったのがちょっと寂しかったですねー
そして日本の映画には珍しくエンドロールでも映像があるとは😳
みなさんエンドロールまで観ましょうね😊
またドラマか映画でもいいので続編を観たいです!!
面白い映画をありがとうございました☺️
それなりにオモシロイ
菅田くんが
事件の謎を解明して
変わらずいい味をだしてオモシロイ
storyも何処かで・・という感じで
鬼のお話が興味深い
…犯人は意外な人物で驚きました
最後まで逃げた女の子は誰なんだろう
と思いながら観てました
何と言ってもお屋敷の数
敷地の大きさビックリ!!
調度品など素晴らしく
どちらかと言うとそちらに
目が奪われていた様に思います
…難を言えば
整くんの最後の説明が
ちょっとクドイかな~と
思ってしまいました
もっと笑えると思ったのですが
エンドロールのあとの三人に
笑いをもらった感じです。
………・・・
整くんのお陰で無事に事件が
解決できるのでやっばりオモシロイ
★は4か3.5で迷いましたが…
楽しかった。
また、映像で会えてよかった。
楽しく観ることが出来ました。
人の数だけ真実があるように
映画も人の数だけそれぞれの感想があって
賛否はあると思う
整くんは、おじさん嫌いなんかなって
思ったのが、女の幸せ、家事のシーン
あそこ好きだな。
汐路さんに
カウンセリングを勧めるシーンは
こっちも泣きそうになった。
少し強引だったけど
松嶋さんが
それぞれの親御さんの思いを込めた石を
渡すシーンは
とてもよか良かった。
映画だとドラマと違い時間制限とか
あるし、仕方ないけど
整くん節がもっと観たかったし
我路くん達や風呂光さん達との絡みも
観たかった。
映画も次が見たいし
ドラマでもseason2が見たいし
スペシャルドラマも見たい。
ひとは弱い
ドラマが楽しめた方におすすめしたいです♪
テレビを見てたので映画館に足を運んでよかったです
原作は未読です。
正論をかわいく説いてくれるととのうくんがすきです。
まだまだ観ていたい作品、キャラです。
しおじの笑顔が最後に沁みます
モジャモジャの宿命w (終わり良ければ全て良し♪)
公開初日に鑑賞。
モジャモジャに始まり
モジャモジャで終わる。
モジャモジャ天パさんの
悲しき宿命のお話し。
ざっくり言うとそんな印象でした。
フジ月9連ドラ時代にハマり、
番宣で期待もあり、いざ観ました。
冒頭、車が崖から落ちた後
いきなり違和感。
(あれれ?大丈夫か?と)
1台であんな大爆発炎上しないでしょ、
西部警察かいな?と、やり過ぎ感に
期待と違和感、内心ツッコミ。
けどもしかしたら、劇場版だし
爆弾しかけられた大スケールの
凶悪ミステリーかも!?と、
淡い期待しながら観進めましたが・・
違いました、、^^;
午前中に本日(公開初日)の1本目
本命のグランツーリスモを観て
興奮感動大満足しまくった後、
続けてこちらを観た疲れ?なのか・・
いやいや、疲れてないぞ。
パワー貰った。はずなのに・・
中盤手前でまさかの睡魔が・・^^;
(自分でも驚きつつ睡魔と戦い数分)
懐かしき犬神家的な展開と重なり、
鬼イラストが入る説明シーンあたりで
あくび続出、夢と現実をさまよい
所々記憶飛びまくり・・ヤバかった、、^^;
久能くんの癒やしトーンと共に続いた
平坦な展開が催眠効果だったのか、、
(ごめんなさいw)
幸い朝晴(松下洸平さん)登場以降は復活し
久能くんの推察で伏線も繫がり展開も進み、
最後まで見届けられました。
ラスト朝晴の正体、サイコパスぶり、
松下洸平さん好演ながら、
役柄としての後味は物凄く最悪でした。
(洗脳が解かれ更生しますように・・願望)
心傷ついた女子高生の
汐路(原菜乃華さん)は
君のせいじゃないよ、悪くないよ、
カウンセリング受けてみたら、と
久能くんや周りの大人たちに
優しくケアされ、
心のセメントについた跡はまだ埋められる、
という前向きな終わり方でしたが、
一方、朝晴は、きっと子供時代・・
まだ正しく善悪判断つかぬ前に
大人(親や祖父)から歪んだ伝統と信仰、
使命を植え付けられ洗脳され育ち
“心のセメントに歪んだ跡がついたまま”
自己流の正しさで使命を継承してしまい
=逃げられないプレッシャーと共に
残念な大人になってしまった犠牲者。
もっと早くにまともな大人に出会い
助けられていれば・・
仲良しだったはずの
汐路と朝晴が対象的でした。
朝晴の後味が悪すぎたので
悪人のままで終わらせず
例えば逮捕後に反省、更生したとして
少しでも“その後”のフォローが
あればよかったなぁ。(個人的願望)
尺の都合で難しかったのかもですが。
ゆら(柴咲コウさん)と父親とのやり取り
「女は家事と子育てしてた方が楽で幸せだ」という昭和的な関係性に、
喝を入れた久能くん、爽快でよかった!
今回の作品の趣旨ではないかもですが
現代の社会問題と重なり
(宗教2世問題や男尊女卑や差別)
子供時代の親や大人からの影響の強さ
遠回しながら一石を投じていましたね。
全体的にシリアス展開、
モジャモジャ以外の笑いは少なめでした。
ちょっとつまんなかったな
テレビの尺でよかったなとか
やや不満げモードでエンドロール
名前出てるのに本編に居なかった
大隣署3人組、睡魔中に見逃したか?と
大後悔していたら・・
エンドロール後にキターー!!!笑
ビックリするほど短時間でしたが
尾上松也さんが今回一番面白かったです。
松也さん最高、ツボ、大好き。(発言もお顔も)
声出して笑っちゃいました。
おかげで最後ほっこり。
終わりよければ全て良し?
謎めきすぎなガロくん(永山瑛太さん)は
もうちょい見たかったけど、おけ。
今回はやや厳し目レビューでしたが
観なきゃ絶対後悔したはずだから
観てよかったです。
映像は綺麗でしたし
豪華すぎるキャストも満足です。
ドラマ時代からのファンなので
続編楽しみです。
やっぱりドラマで描かれていた
身近な素朴さや日常の中にある
ミステリーが好きだったので
1時間尺テレビで良いかな。笑
ありがとうございました!!
原作は未読。
テレビドラマは視聴済。
期待通り大変楽しかった。
整のめんどくさいセリフが私はすきです。
真っ当な内容だから染みます。
怖いシーンもなく?
ちょっとあったかも…?
大変観やすかったです。
小さなセリフも、取りこぼさないように
注意して観ました。
伏線回収面白すぎ。
最後に整のマフラー変わったので
あれ?と、思ったら汐路が巻いてた。
エンドロール後も、話は続いてます。
楽しみにしていてください。
テレビドラマに出演していた役者さんは
少しだけの出演で物足りなかったな。
松也さん変顔お約束。
是非映画館で見てください。
続編ありそうな匂いがしたな。
お詫び申し上げたい🙏
原作の大ファンです📖´-
実写ドラマ化される時にはキャスティングに
一喜一憂し、ドラマは録画したものの
実は観ていません💦
主役の久能整役に菅田将暉が選ばれたことに
納得行かなかったからです。
(彼が嫌いとかじゃありません)
それでもドラマは原作を知らない方たちからも
大きく支持され、視聴率も高くかなり評価が
高かったようで、この映画化が実現との事。
観なくてはと初日行ってきました😊
で、深くお詫び申し上げたい🙇♀️
帰ったらすぐにドラマを観なくてはなりません🤣(笑)
いままで申し訳ありませんでした🙇♀️ ̖́-
通称「広島編」
この呼び名があった事は知りませんでした🤣
何度も何度も読んでいるので
全てわかっているのだけれども
原作の世界観・空気感を全く壊すことなく
素晴らしかったです😆
毎度毎度整くん(菅田将暉)の言葉には
泣かされます。(原作ね)
今回も知ってるセリフであるにも関わらず
号泣です😭
これはもう原作者である田村由美先生の
生み出す言霊が素晴らしいところでも
あると思います。
「たかがまんが」と侮るなかれ🖐
上質なミステリーを堪能出来ますので
ぜひ劇場で👍
追記
広島の風景はチラリとしか移りませんが
菅田将暉が市電に乗ってるとか🤣
なんだか嬉しい。←ミーハーw
なんなら原作も読んで欲しい📖´-
【”鬼の集い・・。”令和版「犬神家の一族」と思いきや、彼の作品の世界観を上手く援用した予想の斜め上を行く探偵推理映画だった。天然パーマの大学生名探偵の人間を見る観察眼と推理力はナカナカです。】
■美術館の見学で広島を訪れた整(菅田将暉)は、女子高生の狩集汐路(原菜乃華)から、祖父(石橋蓮司:写真だけでの出演・・。)の遺産相続に関するバイトを持ちかけられる。(この辺り、ドラマを見ていないので、永山瑛太が演じた人物や再後半に登場した人達が良く分からないが、問題はない。)
汐路を含めた相続人の候補者4人は、一人に絞るために4つの蔵の鍵を渡され、”それぞれの蔵においてあるべきものをあるべき所へ過不足なくせよ”と狩集家の顧問弁護士(段田安則)と顧問弁護士(角野卓三)から、言い渡される。
そして、その謎解きに汐路の協力者となった整は、相続の度に死者が出るという狩集家の謎に迫って行く。
◆感想
・狩集家の広間に親族が集まる序盤のシーン等は正に、「犬神家の一族」である。
4つの蔵の秘密を探すシーンで、9体の日本人形や座敷牢、鬼による虐殺の伝説が語られるシーンでは“よき、こと、きく”みたいに凄惨なシーンが始まるのかな!”と思っていたら、ナント遺産相続の4名が整の指示で、狩集家の協力して謎を解いて行くのである。
・キャラの立った整の人の仕草や言葉から、その人物が抱える背景や心の闇をズバリと突いて行く様と、”他人の家では風呂に入れない””下着などは洗わせない”等の奇人ぶりのギャップも面白く、菅田将暉が天然パーマ姿で絶妙に演じ分けている。
・再後半、犯人により自動車事故で亡くなった忌まわしき過去を清算しようとしていた親たちから、真の狩集家の血を引く女性(松嶋菜々子)が預かっていた、4人の相続人達一人一人に渡された”親の愛溢れるブレスレット”を渡すシーンは沁みたなあ・・。
<今作は、狩集家の忌まわしき過去と鬼たちの”誤った使命感”等の描き方も良く、ドラマを見ていなくても、結構楽しめた作品である。>
エンディングも最後まで観てください!!!
本作品はドラマ版から視聴しており念願の映画鑑賞でした。広島を舞台にした通称広島編を映画化されました。
今回も菅田将暉さん演じる久能整くんの言葉が事件の謎も人の心も解き明かしていました。
個人的に印象に残った言葉は「子どもは乾く前のセメントのようなもの」でした。本作品の事件は先祖代々から続いており、幼少期に、父親を殺されたことで事件に巻き込まれた原菜乃花さん演じる汐路さんに対してカウンセリングを勧めた整くんの優しさは久能整の最大の魅力だと思いました。また、細かい発言が伏線となり何度も観たい作品になりました。
King Gnuのカメレオンが流れたときは本当に嬉しかったです。
ドラマは見ていなくても面白かった
予告が面白くて見に行った。
最後まで引き込まれた。
私は子育て相談員をしているので
「子供の心はセメントが固まる前のような物だから、ついた跡が残る」
という言葉や
ラスト5分の「お母さんとカウンセリングへ行ったほうがいい。日本では弱いのが駄目だとカウンセリングに偏見を持たれているけれどアメリカでは日常的」
だという台詞に
「よくぞ言ってくれた!」とスッキリした。
(母親に小さな不安があるうちに対応を変えれば早く解決するけれど
放っておくと悩みが大きくなり
解決に時間がかかるため)
人の数だけある真実と一つの事実。
遺産相続の際に死人が出るという狩集家の話。
広島の美術展に訪れた整、そこへ現れたのは我路から紹介された狩集汐路、汐路から整への依頼は遺産相続での「ボディーガードと謎解き役」、引き受けたというか結構強引に狩集家へ連れてかれた久能整のストーリー。
狩集家、車坂家、真壁家の昔から仕来たりとその仕来たりの実行人気づいた汐路の父、気づいた事が切っ掛けで…
原作は知らないけど面白かったです!
終始謎解きストーリーに引き込まれました。
合間合間に入る整君の潔癖な感じ、めんどくさい感じも面白く、リアル身近にいたら何かちょっとくどいしウザイし何なのコイツはと、思ってしまうかもだけど整君の一本筋の通った正論、柴咲コウ演じるユラと父とのやりとりシーン、そこへ割って入った整君のセリフ、「結婚=女の幸せ、家事は女の仕事」は決めつけ、幸せ、好き、良かった、良くないは相手しか分からないこと…辺りのセリフは何か当たり前の事なんだけど聞き入ってしまった。
ラストの汐路、紀之助、新音、ユラ、それぞれの親の思いの込められた石のブレスを渡されたシーンは泣けた。
松嶋菜々子さんのキレイさは素敵すぎました!
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