ミステリと言う勿れのレビュー・感想・評価
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整くんの言葉が好き
原作もテレビも見てました。原作を読んだときに、整くんの言葉に感動しました。映画化部分のエピソードも既読でしたが、映画は映画でよかったです。好みで言うと、菅田将暉さんは整くんのイメージと少し違うのですが、菅田くんの整くんもいい味出てると思います。やっぱり、整くんの言葉がすきです。
なんで高評価なのかがミステリ
ドラマも原作も知らずに、評判がいいようなので観に行ったが、冗長で退屈してしまった。
笑わせようとしている場面でも、泣かそうとしている場面でも薄っぺらいかんじがして、全然ハマれなかった。
冒頭の爆発シーンだけしか印象に残ってません。
コミックスが原作と言う勿れ
日本のコミックスのレベルはめちゃくちゃ高いのに、いざ映像化となると残念なモノが多いのが残念。それでも原作もドラマも未見でおまけに予備知識ゼロで観に行ったら、いや本当に面白かったです。広島の旧家でのおどろおどろしい遺産相続事件に巻き込まれた大学生が、金田一耕助ばりに活躍するミステリーで、適度に笑いを取りながらも横溝正史的な雰囲気としっかりとした伏線と謎解きのバランスがとてもよくて最後まで楽しめました。ディ○ニーのマー○ルシリーズみたいに、シリーズどころかTVシリーズからチェックしていないとサッパリ分からないような作り方ではなく、映画単体で十分に楽しめるのがいいですね。役者では、菅田将暉がカメレオン振りを発揮のハマり役。脇役の皆さんとのバランスもよかったです。
嫌いじゃないけど、映画としては淡々としすぎかな
急に予定が空いた土曜日の午後に、「整くんの蘊蓄でも聞きに行くか〜」と思いたち観てきました。
「ミステリと言う勿れ」は、原作から大好きで、テレビでドラマもみてました。
菅田将暉氏の整くん、はまり役だと思います。
刑事役の(本編では出てこないけど)伊藤沙莉氏ら刑事さん達も大好き。
でも、この作品は映画としては淡々としすぎかなと思いました。
いや、もともとそういう作品だからしょうがないのかもしれないですが。
演技力のせいなのか演出のせいなのかわかりませんが、ヒロインの心理描写や言動が唐突で不自然に感じる場面が多くて、ちょっと違和感でした。”そういう子”設定なのかもしれませんが、それでもそれなりの”深み”はあったほうが良かったと思うのですが・・・。
その他の俳優さん達はとっても良かった。
最後に出てきた松嶋菜々子氏も違和感なく馴染んでいて素敵でした。
冒頭の車のシーンは迫力があって、とても良かったです。でも何度も回想シーンで使う必要があったのかな、と演出には疑問が・・・。お金かけたから元を取りたかったのかな、とか思っちゃいました。
お話の肝になる過去のエピソードも、わかりやすく、気持ち悪く表現できていて良かったです。
整くんの洞察力も切れ味が鋭くて、蘊蓄も好きでした。
エンドロールの後のくだり、「これこれ、この感じ〜!」とホッとしてニコニコして観終わりました。
続きはテレビドラマになったら嬉しいな〜と思います。
ドラマを見ている前提で、なかなか面白かった
表題通り、TVドラマを見ている前提で、なかなか面白かった。
TVドラマを見ていない人には???かと思われる。
また、映画館で観るべきかと言われると、残念ながら、それはないかもしれない。
それでも映画という枠をしっかり使って良質な2時間ドラマに仕上がっている。
TVの2時間ドラマが無くなって久しいので、ちょっと懐かしい感じもした。
内容的には小さな粗は散見されるものの、あまり引きずることなく見過ごせる範囲かなと。
話しのテンポも良く、大きくダレることもなく楽しめました。
まぁ、主人公がユルッとした設定なので、全体としては良い意味でユルユルですね。
さて、私はエンドクレッジトまで観て、そこで自分なりの発見をするのを楽しみにしている。別の映画で例えば”沈黙の艦隊”では「コロナ対策」のスタッフが居るのを見つけて、なるほど、ご時世だねと勝手に楽しんでいる。
本作では、「松島菜々子(メイク)」と「松坂慶子(着物)」という担当者が居るのを見つけた。流石大物だなぁと、これも勝手に楽しんでいる。
また、エンドクレジットでTVドラマでは準主役の刑事役だった「伊藤 沙莉」の名前を観たが、本作には出てなかったはず・・・と思ってたら、エンドクレジットが終わった後で出てきて、なるほどと納得したりしている。
皆さんもエンドクレジットを楽しみましょう。
映画館で観る意味
面白いかどうかと言われれば面白いですよ
ただ映画としてではなくドラマとしてという意味ですね
ドラマを見てた自分的には納得の出来でした
映画にする意味あるのかと言われると微妙なところですね
最初の車のシーンだけTHE映画って感じでしたが後はテレビでもいい感じかなって
という意味で4.5です
まあでも観て損することはないんじゃないかな
ドラマは未視聴ですが…
主題歌のファンですので、映画も拝見いたしました。
ドラマは残念ながら見ておりませんので、細かい部分は省略して、甘めの採点。
菅田将暉さんは、おそらくは、キャラを作られての敢えてのセリフ回しかな?
あの独特な感じは、漫画も未読ですが、いいですね~。ドラマも漫画も見てみたくなりました。ストーリーは割と入り込めます。広島が舞台になっていたので、近く広島旅行に行こうかと思っております。広島って割と雪が降るんですよ。雪降る広島県立美術館は綺麗でしたね。
内容としては、早めの段階で犯人は想像できました。
滝藤さんがとにかく良かったですね。最近、滝藤さん働きすぎじゃない?と思うくらいよくお見掛けしますが、滝藤さん出るなら見るか、となっているくらい好きな俳優さんです。
そして、原菜乃華さんがとても良かった。彼女、声がいいですよね。聞き取りやすいんですよね。俳優にとって声ってとても大事だと思うのですが、これから活躍されるんだろうな、と楽しみにしております。
他にも有名な共演者ばかりですので、ドラマがおそらく人気だったのだなというのがうかがえます。最後に、主題歌ファンなので、もちろん主題歌良かったです。大満足です。映画館で聞けて良かったです。
常田さんの書く歌詞って難解なワードが多いですが、是非とも歌詞も見て頂けると嬉しいです。ドラマは見てないので、年末年始にはミステリを見ようと心に決めてます。
横溝正史シリーズにも一脈通じる?
原作未読、テレビドラマ未鑑賞で、もっぱら映画作品そのものの評として、ご理解いただきたいと思います。
本作自体が「犯した罪の償い」というモチーフをそのストーリーに通底しているという意味では、いわゆる角川映画として映画化された、一連の横溝正史シリーズ『犬神家の一族』『悪魔の手毬唄』などと一脈通じる一本だったと思います。評論子は。
いわゆる「名探偵モノ」のように、派手なパフォーマンスもないのですけれども。
天パの風貌とおしゃべりという、どこかユーモラスというのか、独特のその空気感のある主人公のキャラクターも楽しく、一応はミステリーモノを謳いつつも(?)、そうかと言って前掲2作品のような、際立つような不気味さもありません。
肩ひじ張らずに、気軽に観ることのできる一本でした。評論子には。
娯楽作としては、良作としての評価が適切だろうと思います。
面白いが、もう少しインパクトが欲しい
テレビドラマシリーズの映画化ではじめて観たがなかなか面白い。
久能が頼りなさそうに見えて、実は観察眼が鋭い。なるほどこういう
設定もありかなと思った。
菅田将暉の演技はさすが。幅広い演技をすることを改めて再認識。声の出演も
やるのだから。
ただ、人気シリーズ化するならもう少しインパクトが欲しいし、人気ミステリーシリーズ
である科捜研の女や相棒と比べるとまだまだ。
フジテレビもこの作品がなぜ人気かなのか、どうすればテレビ朝日のミステリーシリーズに
追いつき追い越せるか試行錯誤してほしい。個人的には毎年のドラマシリーズもあり。
面白いシリーズだけに今後に期待を込めて。
贅沢な一本
主役級の役者さんがずらり。
脇役の方も良かった。幸せな映画でした。
謎解き物で真犯人が解った事が無い。
あーなるほど、その娘だったんだ!と思った所からズンズン深い話になり、ヒョエ〜!で終わりました。
所で、弁護士さんと税理士さんは何で爺さんなんだろ?朝さんのお父さんは?
あれ?あれ?、、、⁉️
もういっぺん見て来ます。(^_^;)
おもしろかったが少し違和感
最後まで飽きることない展開でおもしろい。
犯人になり得そうな人も複数いて、絞り込めはしたものの特定には至らず。
3つの家族が本家を乗っ取った後、3つの家族を象徴する特徴をもつ血族を自分たちで殺していく点は少し違和感。
その家族を象徴する遺伝的要素があるということで、自分たちで後継ぎを殺していくのはどうなのか。
後継ぎが誰もいなくなる可能性があるのでは。
菅田将暉のキャラ、デスノートに寄せすぎてません?
割と常時ハラハラしていたが伏線は丁寧に回収したり、新たな事実が次々に浮き彫りになるような作品だった。ゆるやかなジェットコースターみたいな感じ。
一番下の女の子は自分が信じた「財産争い」を菅田に証明するために、芝居をしていた。彼女を嘘つきだと疑い、去ろうとする。ここが一回目の落としどころだが、山場はこれから。
まず、伏線と思われるのは菅田の髪型と「ととのう」という名前。彼が天パであることとあの一家の一族がストレートの選民思想を関連付けてる。非常にうまいですね。菅田は一族には関係ないがたまたま呼ばれた彼が最もであることを伝えたかったのですね。
菅田の分析能力はいいとして、選民思想の被害者や加害者も被害者であるということを痛く感じた。松下洸平演じる役は一族の中の誰かを殺すことを指名として植え付けられており、彼も本音としてはしたくなかったが殺される懸念から任務を果たしていたのか。だから中途半端に捜査に協力し、わざわざ菅田の推理に同調して知らないふりをしたのかもしれないですね。脚本家に酒を飲ませたのはそのご先祖でしたから。一番人間らしいなと思いました。
ただただ加担に同調圧力が加えられていて明日殺されるとしたら、そういう行動を選ぶ人がふえるのかもしれませんね。それも人間社会のあらゆる現象、まぁたとえば過去の話ですとホロコーストなどのアレコレに当てはめられる厳しい現実ですね。関係者は全員元から悪徳思想を持っているわけではなく踊らされている。学べることが多いと思います。
落ち着きに観に行った
ドラマ面白くて漫画買って、じゃあ映画も観ておくかって感じで、ただただ菅田将暉の潔を観に行った。映画と関係ないけど、ドラマ放映当時に原作との違い怒ってた人を沢山Twitterで見かけた。違う点と言えば、ドラマ版ではバスジャックで観覧出来なかった印象派展が『大阪』になってしまって、この映画シナリオにどう続くのかな?って思ってたら、広島での印象派展観に来た事になってた。どんだけ印象派好きなんだよ
素直に面白かった
ドラマ未見ながら、ロングランで評判もよいので鑑賞。
ゆるい推理コメディなノリで始まりながら、それで終わらずじわじわ話が本格的になっていく構成が上手いですね。
先が気になりつつ緊張し過ぎない、ほどよい塩梅で観られました。
ただ、整くんは前半と後半で喋る量に差がありすぎでは…
そのせいで、後半急に持論押しつけるキャラになったように見えて違和感が…
あれは前半からそういう演出しとくべきだったのでは。
まぁでも、標準以上に楽しめました。
もっとドキドキしたかった。
原作未読でドラマも見ていませんが、人気シリーズの映画版ということで行ってみました。結論言うと「鬼の集い」のショートムービーが一番面白かった。松本若菜さんのナレーションも最高。あれで舞台がヒットしなかったなんて、よほど脚本が悪かったんでしょう。
遺産相続の話ではなく人間の欲望って恐ろしいよねって話。ただ相変わらずこの手の話って一番隠し通したいはずの“怪しい人”がキャスティングで分かってしまうという難点。出て来た瞬間、あ~はいはいってなった。
トリックというほどの物もないし、重要アイテムの隠し場所も意外性なしで、面白くない訳ではないけど推理物としては正直見応えはなかった。
謎解きとはまた異なる爽快感
原作・TVドラマは知りません。単純な遺産相続の命の取り合いが進んでいると見せて、実は「家」の始まりにまつわる伝奇的なホラーが潜んでいたと言う話。
そして、一見整君が自分中心キャラに見えたが、とんでもない。観察力や思考力が豊富で、人や世界を深く思うあまり、自分をすぐに失いかけるような青年が、己を取り戻そうと少し意固地になっていただけ。
◉鬼の内部粛清
ある時、悪心から生まれた「鬼」たちは、代を重ねるうちに悪の濃度を高めていった。そして遂に、鬼が成した家系を護ることこそ正義であると言う狂信に変わっていく。
ただ、天然パーマと色白だけで、世間がその者を鬼の末裔と思うのでないかと言う怯えには、無理があったかなと思います。どこかの時点で例えば、娘の血族が狩集の家は鬼だと、世間にリークしたとかのエピソードなどが挿入されていたら、鬼の必死さが現実味を持ったと思います。
◉鬼に叛旗を翻す
プロローグで提示された日本人形、有田焼、座敷牢、日本刀が絡む蔵の謎解きは、狩集家を継ぐ者を決めると共に、娘の血筋を鬼がつき止めるためのものだった。汐路の親が殺された時点では、暗殺者は娘の血筋の手がかりは持っておらず、その後に娘の末裔が生きていることを知った…と言う理解でよいのでしょうね。汐路たちの親4人は娘の血筋にたどり着いていたのであり、つまり親たちは家の真実を知って、初めて背いたジェネレーションだったことになります。
狩集家の真実を知った汐路の父親たちの驚愕や落胆は、明瞭には描かれなかったけれども…
◉謎解きの後の光
そして汐路たち4人は、そうした重苦しくのしかかる恐怖や怯えに支配された「家」に負けることなく、新たな死者を出すこともなく、新しい出発点に立った。
エンディングには不思議な爽快感が漂った。その訳は、最初本当に殺し合うと思われながら、次第に気持ちを通い合わせていった4人兄弟もさることながら、ひとえに久能整君が呟く、目の前の人に寄り添う言葉にあった。
幸せは男によったり女によったりするのではなく一人一人の個性によるんですとか、傷ついて体力や気力が衰えたら退場せずにその場所で休んでいたら良いとか、ある出来事の結末を独りで背負う必要などないとか、ボソボソと棒読み気味に湧いてくる久能君のセリフが、柔らかく心に沁みて仕方なかった。それでいて、しっかり謎には迫っていて、優しいだけの青年ではなかった。
ミステリーより人の人生の方が、得体が知れないけれども、少しずつでも解いていきましょうと言う物語。
今作は、菅田将暉君の大当たり役ですね。
松坂慶子が何かしでかすはずと言う期待は、ハズレでした。
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