放課後アングラーライフのレビュー・感想・評価
全23件中、1~20件目を表示
特に何も感じることなく終わってしまった
酷く傷つき、人間不信により人と深く関わることを恐れるようになった高校生が、再び前を向き始めるまでを描いた青春映画で、内容に反するかのように穏やかで明るめの雰囲気が魅力的な、悪くない作品だったと思う。
しかし、城定秀夫監督が自分とは合わないのか、作品に対する没入感がなく、物語に入れなかった。
感動するとか共感するとか、そういったエモーションを受け取れず、ただ淡々と時を過ごした感覚になった。
もしかすると主演の十味の演技力が少々足りていなかったからかもしれない。
特にここが駄目とか、そんなものはないのだけれど、作品としてはそんなに面白く感じなかった。
いじめっ子の女子高生が釣りをして友達を作る話し。
登場している女の子が達がみな可愛くて素晴らしい映画です。
ただし、それだけを見る映画になっていて内容が薄いです。
脚本の内容が薄いのに女の子たちはそれを演技しないといけないため、必然的に大げさな演技をしてしまいます。
「薄い脚本を薄く演技する」というのは非常に勇気のいることです。「もしこの映画がつまらなくなってしまったらそれは自分の演技のせいかも知れない」という考えがよぎるからです。
脚本が薄いと言っても、もともとこの映画は原作があり、それ以上どうしようもないという感じでもありますが…。
元いじめられっ子の女の子が釣りをして、新たな友達を作る話し。初めからそれだけを意識して見ると別に悪い映画でなく、ほっこりした気持ちになれます。
この映画の存在価値は?
分かりやすくって
正々堂々の女子会
物語はとてもわかりやすい
いじめが心に与える影響を釣り仲間をモチーフに描いている。
女子高から女子高への転校の意味を探したが見つからなかった。しかし、概ね女性の観点のみを出したかったのかもしれない。
最近はとても多くなった女性釣り人。
だが生餌のグロテスクさと生臭さ 釣った魚の処理方法 これらが女性が持つ抵抗で、この作品がモチーフにしている「チャレンジ」を表現しているのかもしれない。
釣りは釣れるかどうかわからない。しかし釣りはじっくりと自分に向き合う感じがある。
実際に向き合っているのは魚であり自然かもしれないが、それとともに自分がそこにいるのを感じることができる。
いろいろなことを考えているようで、実は何も考えていない。ただ自然と呼吸を重ねている。
釣りというモチーフには様々なものを託すことができるように感じた。
これは転校先で、主人公めざしがいじめで受けた心の傷を癒していく物語。
前の学校の写真が1枚もない。めざしのオドオドする挙動に不審を持ったナギは、密かにめざしのアカウントを探した。
そして彼女がいじめを受けていた事実を確認する。しかしそれを他の仲間に言わない。
シイラが仕出かしたことでめざしが釣りに来なかった事と連絡がつかなくなったことがあっても言わないのは、本当の友だちだと思っているからだろう。
たまたま顔を合わせたアカリと駄菓子屋でするおしゃべり。
アカリはめざしが気に入らないことを堂々と話す。それはアカリが本気でシイラのことが好きだから。だからシイラと会って端然と話してほしいとお願いした。
シイラは本気で謝りたいとキスを77匹釣り、喜ぶ×77 これでしようとした願掛け 彼女は熱中症で入院した。
そしてめざしはみんなの前でいじめられていたこととそれが原因で「ノリ」についていけないことを打ち明ける。
この正々堂々とした清々しい仲間たち。
彼女らのまっすぐさに触れためざしはようやく自分自身を取り戻し始めるのだろう。
いじめは大昔からある。
その時代を潜り抜けてきたのが、西村知美さんであり中山忍さんだったのかもしれない。
カラオケで歌う昭和ポップスは、彼女らがかつていじめを受けても戦い抜いてきた時代の象徴なのだろう。
その精神は現代日本にも強く色濃く反映されていると、この作品は言いたいのだろう。
だから、いじめを受けている子供たちにも必ず救いの手は来るということを伝えたかったのかもしれない。
仲良しが戻ったシイラとめざしのじゃれあいに、
「ラヴじゃんか」
そう感じて涙するアカリの気持ちに被せるようにめざしの竿に大物がかかる。
それは、アカリが感じるその大きいと思っている悩みも、人生においてはただの小さな一コマだと教えているかのようだ。
女子の何とも言えない清々しさ
昭和とは真逆の感じがする新しさ
素晴らし作品だった。
この後の話を見たい
能天気で素晴らしい(!?)映画
十味さんとまるぴさんに👏👏👏
主要キャストのファンムービーとしては完璧
ストーリーは凡庸ですし画がすごい映画でもありません。
いじめられっ子だった主人公が引っ越して釣りを通して友人を作るという、よくある青春映画です。
ただ本作主要キャストのうち3人は演技経験がほぼ無いらしいですが、かなり自然な演技でストーリーに集中できました。
鑑賞前はオーバーリアクションだったり棒だったりするのかと思っていましたが、そんなこともなくかなり役に入っていたと思います。
シンプルな青春映画やファンムービーとしてはかなりおすすめです。
他方、複雑なストーリーやこだわった演出などに期待を持つ映画ではありません。
映画の本筋と関係ないところで、劇中に出てくる和歌山あたりと思われる片田舎で学年2クラスもある女子高がどうして成り立っているのか、ちょっと気になりましたがそこに突っかかるような人が見るべき映画ではないでしょう。
キチンと
個々気になる点もあるが短めで良い作品
今年150本目(合計801本目/今月(2023年5月度)7本目)。
映画内では明確に示されていませんが、関西弁を話しているということは近畿圏が舞台で(このことは公式HPに掲載あり)、「釣り」をテーマにする映画ですが、おそらく和歌山か兵庫(瀬戸内海、日本海よりかは不明)が舞台ではないかと思います(ちなみに映画内ではこれらを特定できるヒントはない)。
短めの映画で(90分を切る)、さくっとお仕事が終わってみたいならおすすめの一作で、ストーリーは原作ありでわかりにくい部分もないし、描写も原則ストーリーが一つの筋だけなので(時間ずらしなどがない)、展開の理解に支障をきたすということはないと思います。
いわゆるシスターフッドを描くタイプの映画で(プリテンダーズ、ガール・ピクチャーなどが該当)、男性はほぼほぼ出てこないです(2人だけ?)。また「釣り」がテーマということは序盤にそうそう明らかになり、それ以外の筋はほとんど存在しないので(一応、「不適切なSNSの利用法」という論点もある)、見方にぶれが生じるということはなかろうと思います。
原作小説を知っていればもちろん、しらなくても導入が丁寧な上に余計な描写や時間ずらしなどの混乱させる描写がないので、理解に支障をきたすことはないと思います。
ただ、個々個々、やはり法律系資格持ちなので気になる点もないわけでもありません。
評価は下記の通り、4.3を4.5まで切り上げています。
---------------------------------
(減点0.4/釣りに関するエンディングロールでの注意書きがないこと)
・ 釣りは大衆文化の一つで、これを描く映画も多いですが(たとえば、「さかなのこ」)、釣りは絶対無制限ではなく、漁業法を頂点とした一定の縛りを受けます。また、都道府県によっては条例で上乗せ規制をかけていることが多いです(一定サイズ以下の魚をつってはいけない、この魚はつってはいけない、季節制限、特定の釣り方の禁止など)。
もっともこれらは大きな船による大規模な釣り(というより、漁業に近い)による大規模な違反以外、事実上黙認されることが多いですが(釣りが大衆文化であることから、全員が全員、漁業法や各都道府県の条例を知っているわけではないので、「マナーを守って釣りをしましょう」等、どうしても守ってほしいことしか注意書きにはないのが普通)、一方で無制限でもないので、ここは何らか配慮が欲しかったです(もっとも、個人の一般的な釣りにおいて一発逮捕ということは稀だとは思いますが)。
(減点0.2/車の不適切な運転について)
・ 食べ物をどちらかの手に握りながらの運転は、当然、道路交通法等に触れます。
(減点0.1/心裡留保(民法93)の解釈)
・ 心裡留保による意思表示は、善意の相手方および第三者には対抗できません(第三者対抗規定は2020年の法改正で追加されたもの)。
---------------------------------
釣り好き女子の高校ライフ
キラキラネームとは……
城定秀夫監督の新作。「アルプススタンドのはしの方」に近い青春ドラマ。
東京の高校でイジメに会い、友人関係に臆病になってしまった主人公のメザシ。そんな彼女が引っ越してきた海辺の町の高校で、釣り好きな仲間たちに囲まれて、自分を取り戻していく様子がストレートに心に刺さる。
主人公の及川めざしを演じるのはグラビアアイドルの十味。彼女を「アングラー女子会」に半ば強引に引き込む部長シイラ役にまるぴ。
ここに凪役の森ふた葉を含め演技経験が少ない若手キャストなかで、城定組経験者の平井珠生がグッと芝居を引き締めている。
原作は井上かえるによるスニーカー大賞優秀賞のライトノベル。鑑賞後にAmazon Unlimited にも入っている原作小説を読んでみた。
すると本作がほぼ原作に忠実な上、映像だからこその見せ場が巧みで、城定秀夫監督の脚色の見事さに改めて感心させられた。
ちなみに城定秀夫監督といえばお約束のメガネっ娘だが、本作の「アングラー女子会」では森ふた葉演じる汐見凪がメガネ女子。
ただオリジナルのラノベで白身魚によるイラストでも凪はメガネキャラなので、ここでも城定監督は原作に忠実だった。
良い話と雑な作り
アイドルムービーではなくガールズムービー
放課後女子の海釣り日誌 やっぱり釣りは最高~
つい最近、常磐沖で沖メバルとオニカサゴを釣って、煮魚にオニカサゴの鰭酒で一杯やりました。
とにかく釣りはいいです。
結構個人技ですが、仲間がいると余計面白いし、サポートし合うのも一興です。
追川めざしって・・・女の子の名前ににめざしはないでしょ💣
オイカワも川魚。繁殖期のオスの婚姻色はキレイですが、それにめざしって。
十味(とーみ)ちゃん。さすがグラビアアイドル。自転車こぐシーンの横顔とバストがよかったです。PTSDでの過呼吸喘ぎシーンも。
白木須釣具店の娘、白木須椎羅、シイラも相当ヤバい名前です。シロギスは海の貴婦人ですからまだしも、シイラはとっても血の気の多い獰猛な魚。ルアー釣りも血だらけになります。まるぴちゃん。綺麗だし、スタイルいいですね~アングラ女子部部長。
間詰明里。まづめは朝まづめ、夕まずめなど魚の食い気がアップする時合いを指す言葉。あかりは蛍光集魚アイテムを連想さる名前。
アルプススタンドにも出てた平井珠生ちゃん。関西弁。間接キスに嫉妬のキャラよかったです。
汐見凪。ちょっとAV系を連想させます。監督が監督ですから。
森ふた葉ちゃん。一番年下なのに一番面倒見のいいお姉さんキャラ。メガネで印象変わりますね。ドラマーなんですね。動画見ました。シンバル、ハイハットのキレがすごくいいですね。
アルプススタンドのはしの方の城定秀夫監督作品。
原作ありの美少女を使ったほんわか映画をまた作ってくれました。
ゴールデンウィークに新宿のEJアニメシアター初めて行きました。
観客はほぼ中年~高年男性が20人ぐらい😅
アングラとアングラーの出だしもいいですね。原作は女子高生の放課後アングラーライフ。
白木須釣具店の女将さんは天然タレントの西村知美。
なかなか似ている親子でした。
凪のお店はなぎさ食堂
宇野祥平のTOYOTAの白いハイラックスサーフカッコいいですね。
買いたくなりました。
やっぱり、スイカ🍉ですよね。
さて、磯釣り。
白い灯台いいですね。
ロケ地はどこですかね。
エサの青イソメ(劇中ではゴカイと言っていた)。めちゃくちゃ臭いです。黄色い体液が爪の間に入ると、にさんにちは手が臭くて。噛んでくるし、エイリアンです。手が臭くなるので、青イソメとオキアミを使う釣りはしない釣り好きもたくさんいます。アタシもそのひとり。
ガシラ・・・関西ではカサゴのことをガシラと言います。九州ではアラカブ。
九州は小浜温泉でのアラカブ釣りについては、広島のストリップ劇場の映画「彼女は夢で踊る」で詳しくレビューしましたので、暇な方はご参照ください。
白木須釣具店で床に落としてしまって、女将さんからプレゼントされる青いイワシカラーの擬似餌(ルアー)はフローティングミノーと言います。
これにフックさせる三ツ又の針を付けて釣りますが、蛍光灯照明のヒモにつけるのがオシャレでした。真似したくなりましたが、我が家はすべてLEDのリモコン。風情がありませんね。
最後のシーンでのルアーの動き、躍動感がなくて、これじゃ魚にアピールしないし、見切られますよ~
もう少しなんとかならないものかと思ってしまいました(´・ω・`; )
でも、よかったです。
マグロの一本釣り
全23件中、1~20件目を表示