崖上のスパイのレビュー・感想・評価
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正直お薦めしない
日本の植民地下にあった旧満州国を舞台に、極悪非道の日本の統治の実態を世界に周知させようとするスパイのお話です。
<流れ>
・冒頭に、日本の残虐な統治について説明があります。
・本編の冒頭で捕虜・スパイ容疑者に対する虐殺シーンが描かれます。
・その後、スパイと日本側治安機関との対決シーンが色々と描かれます。
・最終的に中国側の目的が達成されます。
・最後に、日本への抵抗運動に従事した方々を礼賛しています。
<感想>
・スパイものとして、敵味方(日本・中国間)が入り混じってわかりにくいです。
・見終わった後に、こういう関係だろうなあと想像することはできるのですが、一部よくわからない所が残ります。
よくわからないところを理解するためにこの映画を再度見ようとは全く思いません。
(日本の植民地政府が善政を行ったとは思っていませんが、悪逆非道の描写は見ていて辛いです。)
<補足>
女性スパイの1人はとても可愛いです。
1934年のハルピンが舞台だそうです。この頃、中国では共産党と国民党が内戦をしていたはずですが、現代中国で作られたこの映画には国民党は全く出てきません。
巨匠の絵には魅せられますが・・・
正直、そんな期待もなく、だからといって最初から批判的に見ていた訳でもなく、比較的ニュートラルな気持ちで観賞した気がします。
雪をうまい具合に扱った映像は力強くて美しかったと思います。展開的にもなかなかハラハラドキドキだった・・・といってもそれは内容にというより、映像や音響などの効果的な要因が強かったような気がします。
内容は、それほど驚くようなものでもなく、分かるような分からないような謎が解かれたのか謎のままなのかもよく分からない感じで終幕、といった印象でした。
アクション映画に仕立て上げられていて、なおかつ人情味あふれ愛国的な作品を目指していたように感じてしまったので、ちょっと・・・
決してつまらないとは思わなかったけれど、これこそまさに可もなく不可もなくといったところでしょうか。だだ、率直に、もう見なくてもいい作品かなと─。
リウ・ハオツン可愛い
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