怪物のレビュー・感想・評価
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それぞれの視点から真実が浮かび上がるのが面白い
担任に暴力を受けた少年の話。
マイノリティの生きづらさを残酷に描きながらも
自分らしく生きることの綺麗さを教えてくれる
素敵な作品でした。
個人的に印象に残ったのは、構成のうまさです。
同じ時点の話を母の視点、担任の視点、
少年の視点に分けて描くことで
真実がどんどん浮き彫りになっていく流れは
伏線回収の要素もあったりでよかったです。
一つ目の視点の時点では全てが不自然で奇妙で
軽くホラー味があったぐらいでした。
二つ目の視点からすっきり観れました。
本筋とは違いますが、
ある1人の意見が一人歩きして、
それが「真実」として周りに知れ渡ってしまう
恐ろしさがよく描かれてるなと思いました。
こういうのがわかってる人が高評価つける映画なんですね
存在
小学生の頃に気の合う友人ができると、狭いコミュニティの中では絶対的存在になりがちで、私の場合執着のある子であったと思う。
秘密の共有、気持ちを明かすこと、時間はその存在をより強くする。
大人には話せないことなんて子供の頃はたくさんあった。そして大人になった今、子供の頃の自分を思い出しては、あの頃の視野の狭さと、それによる間違いが何かあったのでは無いか、自分に非があるようなことが起きていたのでは無いかと日々考えることが多い。
でもそれは、自分だけのせいではなくて、それぞれが持つコミュニティから枝グラフのように繋がっていってしまっただけかもしれないと、この作品を見て改めて考えた。
大人が思っているより子供は脳を使って行動している。
純粋さが、それをたまによく無い方向へとも持っていく。
そこらへんのホラーより怖い
流石是枝監督
子供こえーーー
予備知識なしで鑑賞。
序盤の子供思いの母から始まりがなんとなく見方によって全員怪物という話しなんじゃないかと想定した。
湊くんが何考えているか分からない&何気ない母親の一言が
地雷になっていないかとザワザワ。
先生たちの棒読み不快感MAXなのにイライラ。
次の担任ターンの時に母親目線での「態度」だったんだなと把握。
担任も熱血まではいかないけどきちんとした子供思いの人だった。
にしても担任の先生は周りに恵まれてなさすぎて可哀想。
ここまで来て言葉足らずだったり1つの嘘で誰しも怪物扱いされるんだなーと。
そして途中から出てくる星川くんという存在。
仲の良い小学生同士ってこんなもんじゃないの?って思っていたら校長にはっきりと「好きな子」って伝えていた。
小学生って自認する勇気ないと思うけどそこはご愛嬌。星川くん可愛すぎる。
この話でのもっともな怪獣は星川父なんじゃないかと。
2人で仲良く走れて幸せだねーと思ってホカホカしてたら他の方のレビューで亡くなった説を見ていっきに切なくなる(´・_・`)
正直、やっぱ子供って怖いなーという思いが1番。
怪物に集約された形
黒川想矢さんを応援しているため、怪物を観ました。
3回目の鑑賞です。
子供からみた大人は自分を押さえつけて理不尽に支配する怪物に見えるし、大人からみた子供は理解できない存在として怪物に見える。だとしたら、誰にでも怪物と思える存在がいて、でも誰かが怪物だと思ってるその人にとっては純粋な行動で。
怪物の最後のシーンは、誰かからしたら怪物的な行動(常識的でない行動)だけど、2人からしたら純粋で美しい自由な選択なんだと思います。「怪物だーれだ?」という言葉が何度も繰り返されるのも、自分にとっての怪物を問うきっかけを与えているのかな、と。
人によって怪物と捉える対象が違うから、あなたにとっての怪物の解釈について問いたくてこのタイトルにした。
また、そこから派生して、そうやって人のことを怪物と決めつけてしまうわたしたちこそが真の怪物なのではないかということ。
「自分にとっての怪物」を解釈していくと、そこに辿り着く。そのためのタイトル。
わたしにとって怪物のタイトルは、この二重構造だと思います。
いや、もしかしたら多重構造かもしれません!
例えば、言葉が怪物であること。
怪物の映画の中で大きな役割を果たしているのは、嘘や誤解だと思います。
誰かが口にした小さな誤解や嘘が、どんどん膨らんで人を傷つけていきます。
そう考えると「怪物」とは人間じゃなくて、言葉そのものが怪物化することを指しているのかもしれないな、と。
次は社会に潜む怪物です。
学校の規律、保護者の目線、地域社会の監視などみんな「正しいこと」を守ろうとするけど、それが子どもたちを縛って追い詰めていきます。つまり「怪物」とは個人じゃなく、子どもを押しつぶす社会の仕組みそのものなんじゃないかっていう解釈です。
その次は愛の形が怪物化すること。
親の愛、教師の責任感、子ども同士の友情や恋心など全部愛であるはずなのにすれ違いや歪みで相手を苦しめる存在になってしまう。
つまり、純粋な愛情がゆがむと怪物になるっていう見方です。
最後にそもそも怪物はいないという解釈です。
ラストシーンはとても幻想的で現実離れしていたと思います。
そこで示されてるのは「本当は怪物なんていなくて、ただ純粋な子どもたちの世界があるだけ」なのかもしれません。
だから「怪物」というタイトル自体が観客の先入観を揺さぶるトリックになってるのかもな〜と思いました。
高校生の稚拙な解釈かもしれませんが、まとめると世の中にはいろんな形があって、それが全て「怪物」という言葉に集約されている、ということなのかなと思いました。
2人の子役が素晴らしい
敷居高そうだったから見るの敬遠してたけど、結構シンプルな構成で面白かった。
最初はいじめの訴えを学校側が無視して逃げる感じで物語が進められていくのかと思いましたが、中盤からキャラ視点が変わって物語通して様々な視点でストーリーが進む映画だったので、あのシーンこういう理由かみたいな感じで飽きなかったのとテーマが怪物だったので何が誰が怪物なのだろうかと見ながら探していてキャラの言動や行動の意味を理解しようとしたので個人的には物語に惹き込まれました。あと個人的にはテーマの怪物って意味は主人公たちが豚の脳と揶揄されるので、テーマを怪物にしたのかと思いましたが、どちらかというと片方の視点から見た相手の行動、言動を切り取って見て異物感を感じるいわゆる相手が怪物っぽく見えてしまう、見てしまうのが物語を通してあったと思うので、そういう意味でテーマが怪物になったんじゃないかと個人的に思っています。
フィクションと分かっていても嫌やわぁ〜🤢
見ていて思ったエトセトラ
◯いろいろな視点から物事を捉えて
描いてゆきましょう。
そうしたら、いろいろな事情がだんだん
ぼんやり見えてきました。
なるほどねぇ〜
◯自分がもしあのような親の立場なら
やっぱり学校へ乗り込んで行くと思います。😤
短絡的ですみません。🙇
自分もある意味カイブツ?
◯小さい頃はノーマルじゃないことにも
もちろん悩み苦しむんだろうなぁ。
◯あんな密かな場所や秘密基地(遊び場)があるといいなぁ〜 うらやましぃ〜
◯それにしても、教室でクラスの子たちが
あんなことを特定の子に平気でしてたらたまりませんわ。😱
見終わってすぐ、子供に学校でおかしなこと変なことが起こっていないか聞いてみました。
フィクションと分かっていても、嫌やわぁ〜🤢
◯『誰も知らない』もきつかったけど、
本作もなかなかきつかったぁ〜〜😨
◯ちなみに、是枝監督の以下作品はスキです。
『歩いても 歩いても』
『そして父になる』
『海街diary』
『万引き家族』
※一部修正済 2025.8.17
片時も目を離せなかった
惜しいなあという思う作品
まず、自分は「視聴者のご想像にお任せします」的なエンドは嫌いです。
それがいいんだよと反論をくらうと思いますが。
それするんだったら、本編以外で何も語らないで欲しい。
理解できなかったところを後から、
監督やら出演者やらのインタビュー記事などで補完されて、
わかった気になってもね、と。
物事の見方は一つではないという事は当然なんですが
各人物の印象的な言動が、各エピソードを強調する為のもので、
人物像として一貫性がないというか描写が不十分ではないかと感じました。
時系列が前後する作品って、何度も見返して理解しようとしてしまいがちですが
逆にツッコミどころが増えてしまいそうなので止めておきます。
出演者の演技力や全体に流れる不穏な空気感は良かったので中盤までは楽しめたのですが
最後まで楽しめたかというと、この点数かなという印象です。
善悪は単純に判断することはできない
良い脚本で、よくできた映画だと思う。でも、プロモーションが的外れじゃない?
「怪物」とは、(映画の中の)悪者ということだろう。映画の前半では、保利先生が問題教師で、「こいつのせいで、子供がつらい想いをしている」と思わせる。そして、「ラスボスはこの校長か」と思わせる場面もある。でも、映画が進むと、その考えは修正を迫られる。
この映画で伝えたいのは、『「この人は悪い人」と簡単に決めつけてはいけない』ということかもしれないと、見終わってしばらくしてから思った。
映画だけじゃなくて、普段生活していても「あいつが悪い」と、人格を否定してしまうことがある。事件などのニュースを見ても、「犯人をきちんと罰してほしい」と思う。でも、その人に怒りをぶつける前に、ちょっと立ち止まって「実は誤解かも」「特別な事情があるかも」と考えてみた方が良いよ、ということなのでは。
映画の中に出てくる「怪物、だーれだ」という遊びは、限られた情報だけで本質をつかむのは難しいということを象徴しているように思った。映画「羅生門」とこの映画を比較する人もいるが、少し違うと思う。「羅生門」は、どの人が嘘をついているかがわからず真相は藪の中、という話だが、この映画は情報が断片的なだけで、嘘は入っていないと思う。その意味でよくできた脚本だと思う。ラストが明るく終わるのも良かった。
この映画のプロモーションには、『それは、よくある子供同士のケンカに見えた。・・・そしてある嵐の朝、子供たちは忽然と姿を消した―。』『怪物探しの果てに、私たちは何を見るのか―』などとある。これを読んで「観たい」と思った人は、期待外れと思うのではないか。
この映画は、「子供のケンカ」や「子供が姿を消す」ところは見どころではないし、「怪物探し」が行われる映画でもない。プロモーションが的外れで残念に思う。
大風呂敷を広げたものの…
盛り込み過ぎて主旨が分からない
時間軸を交錯させながら、また視点を変えることで、事実の不確かさを表現してる。
しかし、一貫性が無い。
例えば、本当は良い先生だったという終わり方をしてるのに、初期の表現では、親の抗議に対して飴を舐め見せたり、太々しい態度を取る。
この一貫性の無さは、単に立場を変えた見方だけではあり得ない。
現代が抱える問題を取り敢えず羅列した感じ。
モンスターペアレント・学校内の虐め・学校の隠蔽体質・教師の暴力…etc
実は、この作品の主旨は、子供のころから抱える同性愛なんだな。それを様々な問題を提議するような振りして上手くカムフラージュしながら、隠された、しかし強烈なメッセージにしている。
洗脳とはそのように行われるものなので(それと分からないように)その点においては、非常に優れている。
LGBTを推進する団体からの要望で作ったのでは?と思うほど、よくわからない作品でした。
役者さんたちは良かったので、星二つにしました。
ありそうで、所々無いと思う話…
怪物は誰なんだろうと考えながら見ていました。 初めのうちは、教師?...
怪物は誰なんだろうと考えながら見ていました。
初めのうちは、教師?学校の先生達?と思いながらも、身進めていくうちに、いやお母さん?いや湊?いや依里?
しかし、この人が怪物という
単純なストーリーではなかったです。
みんなの弱い部分がぶつかり合って初めて怪物が生まれるんだと
それぞれの視点からみるストーリーは全く違くて、
でも、どの人にも共感できました。
受け取り方や感じ方は人それぞれで、
何を大事にしているかとか、その想いの強さで少しずつずれが生じていくんだなあと
何かに対すると思いが強くそれがぶつかりあい怪物が生まれるんだなと
たとえそれが悪いことではなくいいことであっても
そういえば数ヶ月前に都内の銭湯に行った帰りの電車で黒川くんを見かけました。その当時はどこかでみかけたことあるなあくらいでしたが、後々怪物に出ていた子だと知り、この映画を見るきっかけとなりました。
素敵な俳優さんです。
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