劇場公開日 2023年6月2日

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怪物のレビュー・感想・評価

全684件中、21~40件目を表示

3.5伝えたいことは。。。

2025年6月29日
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三者三様見方によっては全然見える景色が違う。
三通りの視点で描いていて。
結局最後は何が言いたかったのか、
考えさせれる。
ただ演技者たちの演技は素晴らしい。
それぞれが事実にように消えた。

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emp

4.0善悪は単純に判断することはできない

2025年6月29日
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時流を読んだ社会問題を映画にするのがうまい監督だと思う。
この「怪物」も、切り取られた情報だけで
善悪を判断すべきではない。
どの角度から見ているのかによって
解釈の幅は真逆に変わっていく。

恐ろしい世の中だと、生きにくい世の中だと本当に思う。
みんな幸せに生きていきたいだけなのに。

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totococoro

4.0良い脚本で、よくできた映画だと思う。でも、プロモーションが的外れじゃない?

2025年6月28日
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「怪物」とは、(映画の中の)悪者ということだろう。映画の前半では、保利先生が問題教師で、「こいつのせいで、子供がつらい想いをしている」と思わせる。そして、「ラスボスはこの校長か」と思わせる場面もある。でも、映画が進むと、その考えは修正を迫られる。

この映画で伝えたいのは、『「この人は悪い人」と簡単に決めつけてはいけない』ということかもしれないと、見終わってしばらくしてから思った。

映画だけじゃなくて、普段生活していても「あいつが悪い」と、人格を否定してしまうことがある。事件などのニュースを見ても、「犯人をきちんと罰してほしい」と思う。でも、その人に怒りをぶつける前に、ちょっと立ち止まって「実は誤解かも」「特別な事情があるかも」と考えてみた方が良いよ、ということなのでは。

映画の中に出てくる「怪物、だーれだ」という遊びは、限られた情報だけで本質をつかむのは難しいということを象徴しているように思った。映画「羅生門」とこの映画を比較する人もいるが、少し違うと思う。「羅生門」は、どの人が嘘をついているかがわからず真相は藪の中、という話だが、この映画は情報が断片的なだけで、嘘は入っていないと思う。その意味でよくできた脚本だと思う。ラストが明るく終わるのも良かった。

この映画のプロモーションには、『それは、よくある子供同士のケンカに見えた。・・・そしてある嵐の朝、子供たちは忽然と姿を消した―。』『怪物探しの果てに、私たちは何を見るのか―』などとある。これを読んで「観たい」と思った人は、期待外れと思うのではないか。
この映画は、「子供のケンカ」や「子供が姿を消す」ところは見どころではないし、「怪物探し」が行われる映画でもない。プロモーションが的外れで残念に思う。

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p.f.naga

3.0大風呂敷を広げたものの…

2025年6月23日
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鑑賞方法:VOD

知的

難しい

保護者目線、教師目線、子供目線で同じ内容を3回繰り返すので、必然長くなる。最後の子供目線で真実が明らかになるのは、子供礼讃のようで、微妙に感じた。シングルマザー、モンスターペアレント、学校でのいじめ、学校の隠蔽体質、虐待、LGBT、集中攻撃する世間、あらゆる問題を詰め込み過ぎて、結果どうなったのか。母親と担任の行動が、子供達にとって救いになるのか。
安藤サクラさんは、今まで苦手だったが、今回の映画で好きになった。

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hk

3.5長かった

2025年6月13日
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鑑賞方法:VOD

想像していたものとは違って面白いとは思わなかった

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ゆうき

2.0盛り込み過ぎて主旨が分からない

2025年6月8日
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鑑賞方法:VOD

時間軸を交錯させながら、また視点を変えることで、事実の不確かさを表現してる。

しかし、一貫性が無い。
例えば、本当は良い先生だったという終わり方をしてるのに、初期の表現では、親の抗議に対して飴を舐め見せたり、太々しい態度を取る。
この一貫性の無さは、単に立場を変えた見方だけではあり得ない。

現代が抱える問題を取り敢えず羅列した感じ。
モンスターペアレント・学校内の虐め・学校の隠蔽体質・教師の暴力…etc

実は、この作品の主旨は、子供のころから抱える同性愛なんだな。それを様々な問題を提議するような振りして上手くカムフラージュしながら、隠された、しかし強烈なメッセージにしている。
洗脳とはそのように行われるものなので(それと分からないように)その点においては、非常に優れている。

LGBTを推進する団体からの要望で作ったのでは?と思うほど、よくわからない作品でした。

役者さんたちは良かったので、星二つにしました。

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ずっ子

2.5ありそうで、所々無いと思う話…

2025年6月6日
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鑑賞方法:VOD

怖い

難しい

色々わかるけど、前半の親との話合いの所での校長の態度と担任が飴なめたりする態度はやり過ぎだと思し、未だに走ってる車から飛び出したのと髪を切ったのが解らない。
ただただ観客を騙すための演出に見えてさめてしまった。

話自体は良く出来ているとは思ったけど…
ジェンダーへの悩みやモンスターペアレンツに過剰に反応してしまう学校や、兎に角色んな批判や中傷にビクビクして生きている現代の大人や子供…。
結局、今回は怪物は居なかったが誰でも怪物になれるし怪物に見えると言う事。
やっぱ大変な時代やな〜と思った。

それにしても水筒のくだりはなんだったん!?
それからあの作文の横読みだけで把握出来るかな!?

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トラ吉

4.0怪物は誰なんだろうと考えながら見ていました。 初めのうちは、教師?...

aさん
2025年6月2日
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鑑賞方法:VOD

怪物は誰なんだろうと考えながら見ていました。

初めのうちは、教師?学校の先生達?と思いながらも、身進めていくうちに、いやお母さん?いや湊?いや依里?

しかし、この人が怪物という
単純なストーリーではなかったです。

みんなの弱い部分がぶつかり合って初めて怪物が生まれるんだと

それぞれの視点からみるストーリーは全く違くて、
でも、どの人にも共感できました。
受け取り方や感じ方は人それぞれで、
何を大事にしているかとか、その想いの強さで少しずつずれが生じていくんだなあと

何かに対すると思いが強くそれがぶつかりあい怪物が生まれるんだなと
たとえそれが悪いことではなくいいことであっても

そういえば数ヶ月前に都内の銭湯に行った帰りの電車で黒川くんを見かけました。その当時はどこかでみかけたことあるなあくらいでしたが、後々怪物に出ていた子だと知り、この映画を見るきっかけとなりました。
素敵な俳優さんです。

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a

3.5見る人によって

2025年5月31日
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見る人というか、人によってこんなにも感じ方が違うのかと
なぜか最初から最後までちゃんと見れた事がなく途切れ途切れだったりするのですが…(笑)
自分の子供が虐められてると思い込んでる母親にとっては教師があんな冷たい物に見えてしまう怖さ
でも前半の印象とは違ってエンディングが明るいのがとても救われた。
主演の男の子たち素晴らしい

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凸子

4.0「先生たち、目が死んでるよ」 ある視点からはそう見え、ある立場から...

2025年5月19日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

「先生たち、目が死んでるよ」
ある視点からはそう見え、ある立場からは遣る瀬無い。子役たち、田中裕子、安藤サクラ達の名演技と編集が冴える作品。
屋外の撮影場所の風景が凄い。

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ナイン・わんわん

5.0今さらレビューする俺が怪物

2025年5月3日
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鑑賞方法:映画館

見てから二年以上経った今、俺はレビューする

誰の心のなかにも巣くう怪物
人間は愚かで心がけ弱く、自分の見える一方通行の世界のみしかわからない
そんな人間こそ怪物

二年以上経った今レビューしてる心境はというと、なかなかいい

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Rei

3.5噂話と憶測による誤解

2025年4月28日
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鑑賞方法:VOD

難しい

3人の目線で描かれる、ひとつの物語。
1人の目線からでは知りえないし、噂話でそう思い込んでたら尚更。
いくつかの謎は残るものの、3人の目線から見ると納得出来た。

ただ、担任と校長のクレーム時の態度がありえなすぎて…

それでも、やっぱり是枝監督は子役の使い方が上手いのは間違いない(^^)b

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n.yamada

5.0観賞後も深く心に残る

2025年4月22日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

すべての謎が解けたとき、もう一度観たくなる。
二度目には全然違ってみえるだろう。
登場人物それぞれの立場になってみると、何も不思議なことはない、「怪物」なんていなかったと気づく。
映画って本当に素晴らしいですね、と言いたくなる映画。

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みゅう

3.0さて、怪物はだ〰れだ

2025年4月18日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

一つの事象の流れを子どもの母親、担任教師、子ども本人といった複数の視点で描く、なかなかに興味深い作品。
でありながら、湊の母親が学校に子どもの問題で抗議に訪れた際、担任の教員はヘラヘラと笑ったり飴を頬張ったりしたが、ここは母親の視点でしか描かれていない。なぜ笑ったか、なぜ飴を舐めたか。
子役も可愛いし、芝居も上手だ。いい役者が揃っているとも思う。
でも、そういう疑問点があったりするので、全体的にはまあ、ふつうかな。

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ぶっち

4.0「かいぶつだ~れだ」

2025年4月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

知的

遊びの名前です。私は遊び自体は知っていましたが、この呼び方は知りませんでした。
さて、この映画の物語は怪物が居るか居ないか、誰が怪物なのか、複数の登場人物に視点が切り替えられて同じエピソードを辿ることにより、質問を繰り返して真実に近づくという構造になっています。
この構造は流石、是枝監督です。
前半は主人公の少年の母親の視点で事件の流れが示されて、なんて嫌な奴らなんだと観客に思わせますが、次に別の人物に視点が切り替えられて同じ事件を追うと、母親の視点から観た物語が全く違う様相を示します。次の人物、また次の人物と視点が切り替えられるたびに冒頭で示された伏線の意味が次々に明らかになるのはある意味心地よいです。
そしてクライマックス。
結末の余韻の残し方は、この斬新な映画の末尾を飾るにふさわしいものでした。

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さとうきび

2.0大げさすぎると思うのだけど…

2025年3月30日
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鑑賞方法:VOD

単純

万引き家族と同じ手法だよね。

所詮はつくりもので、作り手が、描きたいように作った作品ということ。

映画だからそれでいいのだけど、なにか社会に物申すような感じはどうも好きになれない。

あなたは、神か…。

あっ この映画は、是枝監督の自省録のようなものか。さすが世界の是枝監督!

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うさぎさん

視点が、母親、担任の教師、子供、の視点に変わっていく事で新たな事実...

2025年3月27日
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泣ける

知的

難しい

視点が、母親、担任の教師、子供、の視点に変わっていく事で新たな事実も加わりつつ真相が見えてくるミステリー的な要素も素晴らしかったが、この作品は人間愛と、発言について深く考えさせられる作品だったなと感じる。

1人の人を好きになる、その対象が同性なのか異性なのか、それだけの違いによって人権がなくなって言い訳がない。人を色眼鏡で見ずに好きになる、愛することができるその尊い純粋な心をどうして、大人が、ましてや親が、踏み躙ってしまうのか。

同姓を好きになった自覚から、自責の念が生まれるなんて世の中が、いつか、本当にいつか来なくなればいいと心から思う。
こんな世の中だがどうか、子供たちには真っ直ぐに生きてほしい。

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01

4.0「怪物」とは。

2025年3月20日
iPhoneアプリから投稿

「怪物」と題されたこの映画。
このタイトルから「怪物」とは何か?という視点でこの映画をみることになると思います。
それがこの映画の狙いではないかと考える。

「怪物」という言葉から受ける何らかの悪がそこにはあるのではないかという先入観で観ると、その先入観は見事に否定されます。
知らないうちに、自分がいかに一つの事実に対して、見て得た情報だけで判断しているかを思い知らせる。また、それが正しいと疑いなく思ってるいることかも。

この映画は、自分が見たのは本当に事実の一部しかないのに、それをもって判断していることに気づかせ、そしてその愚かさを体感できる作品です。

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おかず

4.0余韻が深い。

2025年3月14日
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鑑賞方法:VOD

難しい

もやもやしたまま終わらされたので、鑑賞後もふと考え続けてしまいそう。

主観が登場人物分あるように、結末(真実)も観客の人数分ある。
実世界の世間話やワイドニュースと同じで、私たちは自分の中で結末を考察するんだ。それが正しいかなんてどうでもいいんだよな。

安藤サクラのパートが1番心がザワザワした。
いくつもある伏線が終わりにつれ少しずつ回収されていくが、根幹にあるような複線(というかストーリーの真実?)は放置されている。細かい複線回収の気持ちよさといつまでも教えてもらえない肝心なところにヤキモキするバランスが是枝監督のテクニックだなぁと感心している。

ああ、こんなにざわざわさせられてはまた映画が好きになるではないか。

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もち米太郎

3.5世界は主観でできている

2025年3月7日
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鑑賞方法:VOD

タイトルのせいもあって、誰が怪物なんだと先入観を持って見てしまった。
最初は母親の視点、次は教師の視点、、、と。
視点が変わるたびに、なんなんだこいつは!!と思ってしまう。
最後のみなとくんの視点で世界がつながって、これまでのみんなの態度に納得していく。

映画だけでなく、普段の生活もそうなんだと思う。
やっぱり一面的にものごとを決めつけるのはよくないとおもった。
実世界では一面的にものごとを決めつけている人が不利益をこうむってはいないのがくやしいけど。
一番の被害者は決めつけられた人か。。

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くり