劇場公開日 2023年6月2日

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怪物のレビュー・感想・評価

全995件中、861~880件目を表示

4.5世界に自慢したい邦画

2023年6月4日
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ちはや

4.5それぞれの怪物

2023年6月4日
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坂元裕二脚本なので一筋縄ではいかない。
母親から見た学校という怪物、教師から見た世間という怪物、そして子供から見た自分という怪物。
物語が進むにつれてそれぞれがまったく違った様相を見せてくる。
最終的に観客に明かされる真相と救い。
物語を紡ぐ視線から、やはり是枝監督は優しいのだと思った…
演者はみな素晴らしいが、特に子役二人が出色。
個人的には瑛太演じる先生が、母親パートと本人パートで印象が違いすぎないかと思ったが、主観的にどう見えていたかで描かれていたのだと理解した。
教授の遺作になったのかな…
予告編から既に強烈な印象を残す劇伴も素晴らしい。
必見の傑作。

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ぱんちょ

4.0怖くてあたたかくて切ない映画でした キャスティングも良かった

2023年6月4日
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怖くてあたたかくて切ない映画でした

キャスティングも良かった

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jung

4.5怪物の餌は、対等な人間として扱われない孤独か。

2023年6月4日
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泣ける

悲しい

難しい

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えいこ

3.5良い映画でした

2023年6月4日
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悲しい

知的

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ブンブン

3者とも違うように感じている。さて真実は?

2023年6月4日
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ある1つの出来事を3人の当事者が各自どのように感じたかを心象風景として描写する。同じことを体験し見てるのに、違って見えたり感じたりする。しかも各自の感じたものが、事実より強調して描かれる。また曖昧にしたままの部分もある。だから3人(+校長)の視点の描写を全部合わせても1つの真実にはならない。脚本の妙である。僕は脚本のことなんか全く分からないのに思わず「上手い」と上から目線でうなってしまった。
母親にとっての怪物と、教師にとっての怪物は明らかだが、さて息子から見て誰が怪物なのかは僕には分からなかった。レビューがたくさんあるので誰か書いてると思うから教えてもらおうと思う
最後の場面はどちらなのだろう? 僕は、まあ、どちらでも良いかなと思う。

さっき「海街diary」がテレビでやっていた。「怪物」公開記念らしい。4人が今より微妙に若い。

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マサヒロ

4.5怪物探しというミスリード

2023年6月4日
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「羅生門」を彷彿とさせる保護者、教師、子ども達、それぞれの目線から語る三者三様の一つの物語は、"怪物"というタイトルによるミスリードにより意外な着地を見せる。

また、子供は純粋無垢であると信じて疑わない親にとってはボディーブローを喰らうような話となっている。

とある1日をベースに3章仕立てになっているのですが、ナレーションや字幕などの補足はせずに街の俯瞰ショットで「あ、視点が切り替わったな。」と映像で分からせてくれる演出はスマートだし、2章までは"怪物探し"="犯人探し"という語り口で3章が真実。同じく「羅生門」をベースにしたリドリー・スコット監督による「最後の決闘裁判」と似た構成になっていて、現代における社会的なテーマを盛り込む構成としてはこのスタイルはバッチリ合うのかもしれない。

"怪物"とはどこかに犯人がいるに違いないと犯人探しを止められない私達ではないか?と我々観客側に投げかけてくれるようなテーマで、よくある教師による暴力事件に収束していく第2章の終盤まで弱者(子供達)は"被害者"に違いないと思い込み、分かりやすいよくある教師による暴力事件に収束していくこの不毛さ。人間とはそんなに分かりやすくないはずだ。一筋縄ではいかない、複雑だからこそここまで沢山の映画が作られている。この役回りは田中裕子さん演じる校長先生が担っている。
彼女の抱える闇は舞台となる街の中心にある夜の湖のように深く、底がわからない。

この映画はネタバレを伏せながら感想を書くことはとても難しい。良い意味で期待を裏切られる作品だ。是枝裕和監督の真骨頂でもある3章はとにかく子役の2人が最高の演技。ラストシーンに消えていたあるものが暗示するものをどう捉えるか。受け手に投げかけてくれる。まさしくアートのカタチをとった映画。

今の日本を代表する監督になりつつある是枝裕和監督と、超売れっ子脚本家の坂元裕二さん、そして坂本龍一さんというすごい企画で、さすがの川村元気さんプロデュース。
坂本龍一さんの遺作となってしまった本作ですが、体力の限界もありピアノ曲2曲のみの書き下ろしなってしまったようですが、この2曲のハマり方の精度も素晴らしいし、撮影もかなり凝った撮り方をしている箇所がいくつもあり(1章終盤の一連の車のシーンや2章終盤の土砂に埋もれた電車の窓のシーン3章ラストなど)、良い!!!

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ヘルスポーン

3.5事前の調査不足があまりにもひどい…

2023年6月4日
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今年178本目(合計829本目/今月(2023年6月度)3本目)。

学校内で起きた「とされる」とあるトラブルを、三者三様の立場から描くタイプの映画です(よって、映画内では明示的に出ませんが、第1章~3章まであると考えたほうがよさそう)。

また一方でこのような放送形態を選びつつ、例えば「第2の視点での描写」のシーンで、はじめて第1の描写からはわからない(または気が付きにくい)ところの描写があるなど、なかなか「手ごたえ」がある作品で、1度見るだけではなかなか苦労するのではなかろうか…と思えます。

本作品に限っていうと、何を持って「怪物」とするかは議論の余地があり(極論、程度の差はあれ全員が「怪物」という見方は可能)、ここは「各自で考えてね」タイプになるかと思います。またそのような関係で、「真にこの事件を起こしたのは誰か」等の部分はいわゆる「ミステリーものの犯人捜し」をテーマにしている映画と趣旨を同一にする部分があり、そこのネタバレは難しいです。

映画としては高く評価できるし、複数回見に行っても良いかな(上記の事情上、一度ですべてを理解するのは難しい)タイプの映画ではあります。一方、資格を持っている立場ならすると、「新人監督さんでもないのだし、もっと調べようよ」という点は顕著に感じられ(正直、何も調べていない?が正解?)、「何を言いたいのかよくわからない点」も随所に見られます。

作品としては決して駄作ではないのですが、これほどまでに知られる監督さんになったからこそ、「作品作成にあたり、関連する諸法律のごく最低限の調査はしてほしい」という点にほかなりません。

評価は下記の通り、3.4を3.5に切り上げています。過去、3.5評価をしたのは数えるほどしかありませんが、本作品は監督がいろいろな賞を受賞したりと「他の一般の映画の監督さんとは違う」点は明確に言え、「ごく最低限の調査もしなかったのか」というため息しかでないです(私人は対等とはいえ、カンヌ祭で取り上げられる映画のレベルであれば、「通常の映画」よりもちゃんとした裏付けがないと意味がわからなくなってしまいます。

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 (減点0.8/「避難命令」とは何なのか)

 ・ これらは、災害対策基本法(ほか、一部の派生する法律)に定めがありますが、日本においては「避難命令」というものは発出できません(そのようなことを容認する条文は存在しない)。

 ※ ただし、東日本大震災のときのように、「相手方(要は、住民)に「わかりやすく」避難の必要性を説くために、「あえて」このような使い方をされたケースはあります。

 この「避難命令」とは一体何なのでしょうか…。

 (減点0.8/「避難命令」から生じる行政上の強制について)

 ・ そもそもそのようなものがないので論じても無駄ですが、主に考えられるのが「直接強制」(検疫のための強制隔離等。人権侵害の疑いが強いため、限定的に運用されています)、なのか「即時強制」(違法駐車をしている車をレッカー車で移動させる等)の区別は誰にもできません(そもそも「避難命令」という語句がないのだから当たり前)。

 ※ 直接強制、即時強制とも、法(条例でも構わない)による条文上の根拠を必要としますが、そもそも「避難命令」という語がない以上、それを論じても意味がありません。

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yukispica

3.5怪物は人の心

2023年6月4日
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しろくろぱんだ

5.0天衣無縫

2023年6月4日
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是枝監督お見事‼️
カンヌ作品賞も行けたんちゃうの思いましたが。
諏訪市のロケーションと子役二人、それから坂本龍一のテーマ曲に圧倒されっぱなしの2時間でした。
完成度は正に天衣無縫。

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shin

4.5自分も怪物かもしれない

2023年6月4日
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pote

4.5。・゜・(ノД`)・゜・。小さな恋のメロディ。

2023年6月4日
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おにっち弐号

4.0タイトルなし(ネタバレ)

2023年6月3日
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みなとも

5.0怪物 誰ですか

2023年6月3日
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れい

4.0怪物だーれだ?

2023年6月3日
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知的

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しーげん

2.5怪物だーれだ

2023年6月3日
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悲しい

難しい

母親、教師、子供達の順序でそれぞれの立場での物語が展開していく。
教師が裏切らなくて安堵したが、終わりは消化不良というか、結末を明確に観たかった気がする。
エンドロール後に何かあるのでは!?と期待したのだが、特に何も無くモヤモヤ感が残る。

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TKMCOM

0.5なぜ評価が高いのかが謎

2023年6月3日
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最初からイライラするストーリー過ぎて、
結果的に何が言いたいのかスッキリしない映画。
期待して見に行かない方がよいかと。。
ちょっと残念すぎました。

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ウッチー

5.0切ない。ホンマに切ない。たまらなく切ない。

2023年6月3日
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bloodtrail

5.0かいぶつだーれだ?

2023年6月3日
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零メン

4.5多様と多角の尊重

2023年6月3日
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様々なマイノリティの生きづらさが描かれていく、物語の途中から視点が変わることで、ひとつの出来事には様々な見え方があることに気が付かされる。

多様性の尊重が謳われている世の中。それは良い方向に進んでいると思う。ただそれと同時に物事を多角的捉えることも大事にしていくべきだということをこの作品を見て強く意識させられた。

敵とか味方とか簡単に二分できることは無い。
敵と決めつけたら、どこまでも叩いて良いわけでは無い。

作品が終わった後に、ずしんと心に残り、後から、後から、気づきが生まれ、思考を張り巡らせたくなる作品であった。

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モトコ