劇場公開日 2023年6月2日

  • 予告編を見る

怪物のレビュー・感想・評価

全995件中、241~260件目を表示

5.0怪物はだれだ

2023年9月3日
iPhoneアプリから投稿

是枝さんの作品の中に、一番好きな映画でした。
悪人がいません。
怪物は人それぞれの想いですよね。
思い込み、疑い、優しさ、軽く口に出した全て、重くて言えない本心。
全員怪物でした。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
ミサト

5.0わんわん泣かされた。 周囲の無理解と自分は”普通”だと思い込みたい...

2023年9月3日
PCから投稿

わんわん泣かされた。

周囲の無理解と自分は”普通”だと思い込みたい主人公の男の子。
つらい。

そして幼少期に無自覚に人を傷つけてしまっていた自分を恥じた。

物語の構成。
ミステリのような楽しさ。
役者さんたちの鬼気迫る演技。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
クスノキ

3.0音楽と演技が最高

2023年9月2日
スマートフォンから投稿

坂本龍一さん 流石ですね。
内容は合いませんでしたが、子役の演技力に驚かされました。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
ボイス

3.0少年の美しさ

2023年9月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

良く分からなかった。私の理解力が弱いからなのかもしれないが、ドラマチックだけど状況や意図が分かりにくくお話を盛り上げる為だけのシーンに感じてしまう場面がたくさんあった。
なので社会派映画としては納得できないが、もしかしたらこの映画はもっと別のテーマ例えば少年の残酷さとか無邪気さとか美しさとか、そういうものを描きたかったのだとしたら…納得できる。
もしそうだとしたら予告が悪いなと思った。
いつものように映像はきれいだった。瑛太が良かった。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
Sato

4.0神経質すぎるcorrector

2023年8月31日
Androidアプリから投稿

長野県諏訪市のとある公立小学校で起きたパワハラ事件を巡る三者(母親、教師、生徒)の視点。“クィア”な存在に対する社会の偏見はどのようにして生まれるのか、という問いがそこから浮かび上がってくる、なかなか巧妙なシナリオだ。かつてオーストリアの巨匠ミハエル・ハネケは、ファシズムの精神的起源を宗教的不寛容にあることを『白いリボン』の中で暴露して見せた。是枝裕和と坂元裕二が、さらに遡ってその不寛容の起源について考察してみた映画といえるのだろう。

「人間の脳を移植された豚は人間といえるのか」科学の進歩とともに人間と動物の境界がどんどんあいまいになってくると、逆に倫理規程が取り沙汰されるように、LGBTQに対する差別偏見をなくそうと上から圧力がかかればかかるほど、末端の小学校ではクィアの子供に対するイジメが激化する。私たちが社会のあらゆる境界を無くそうと努力しているのだから、その末端の組織でも差別が少なくなっているはずだ、と良識的な大人たちは思っているのかもしれない。それって逆じゃないすか、と是枝✕坂元コンビは疑問を投げ掛けているのだ。

豚の脳、鏡文字、誤植、転覆病にかかった金魚、お菓子泥棒(万引き癖)、不協和音を奏でる楽器.....それらはクィア=風変わりなもののメタファーであるとともに、登場人物たちの目にはなにかしら別の意味を持った得体のしれないもの=“怪物”として映るために、(『白いリボン』の牧師のように)“矯正しなくてはならないもの”のように思えるだ。(汚れを落とす)クリーニング屋のモンスターマザー、出版物の誤植探しが趣味の教師、消しゴムで何かを必死に消そうとする生徒、床の汚れ落としに一生懸命な校長先生は、神経質すぎるcorrectorとして描かれるのである。

しかし、観客はそれら“風変わりなもの”の中に隠された別の意味があったことを、『羅生門』演出によって知ることになるのである。冒頭の火事が実は放火で、パワハラ教師は実は優しい先生で、死んだ父親は不倫していて、イジメッ子だと思った子供は無二の親友だったのである。依里に対して友達以上の感情を持っていることに気づいた湊は、その感情の正体が自分では理解できずに、“怪物ゲーム”という『禁じられた遊び』によって、相手に教えてもらおうとするのである。

生まれもった人間の瑕疵というのは、瑕疵ではなく個性だと思ってもいない嘘をつくのではなく、ましてや人工的に無くそうとしたり消し去ろうとするべきものではない。ラスト湊と依里が泥だらけの姿のまま、いつのまにかフェンスが消え去っていた鉄橋をわたろうとしたように、(人間の事実認識に限界がある以上)本来的には瑕疵は瑕疵のまま、自然にまかせて放任すべきものではないのだろうか、そんな寓意が伝わってくるのである。ちょっとした歪みをみつけると、すぐに矯正排除しようとするせっかちな現実社会の中で、救われることは決してないのだけれど.....

コメントする (0件)
共感した! 6件)
かなり悪いオヤジ

5.0めっちゃ考えさせられた

2023年8月30日
iPhoneアプリから投稿

物事は多角的にみないといけないですね

コメントする (0件)
共感した! 5件)
もふにゃんこ!

3.5まったく情報を入れずに見に行きました。是枝作品は合うものと合わない...

2023年8月28日
スマートフォンから投稿

まったく情報を入れずに見に行きました。是枝作品は合うものと合わないものがあるけど、これはよかったです。安藤サクラってほんとに不思議な魅力の女優さん。子役のお二人もとても上手で、やっぱり演技ができる人だけで作られた映画っていいなと思いました。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
えま

5.0それぞれの見方

2023年8月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 5件)
由良

3.5あれでいいの?

2023年8月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

見終わった後の私「何一つ解決してないけどいいの?w」
出演している役者さん達の演技は素晴らしい❗

コメントする (0件)
共感した! 5件)
レッド

4.0主役をあえて子どもにする発想はさすがの一言。

2023年8月24日
Androidアプリから投稿

今回、社会になげかけたのはセクシャルマイノリティについて。

是枝監督らしい生きることの美しさを感じた。

怪物は全員だとも思えるし、誰もいなかったとも思える。もしくは社会全体とも思える。

二人には幸せに生きてほしいな。

ただ学校のステレオタイプ感はちょっと古いかな。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
ツカジマ

4.0面白かった!

2023年8月23日
iPhoneアプリから投稿

ここ十年くらい観た映画の中では一番面白かった。
脚本には流石の感がありました。
少年二人、田中裕子さんの演技も絶品!
因みに私のこの10年ベスト3は、

①『怪物』
②『るろうに剣心 Beginning』
③『クルエラ』

コメントする (0件)
共感した! 5件)
パンナコッタ

3.0後半になってやっと光るが…

2023年8月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 7件)
char1

4.0本当の怪物は誰なのか

2023年8月22日
Androidアプリから投稿

話題作なので観てきました。
坂元裕二さんの脚本も好きなので楽しみでした。
それぞれ違う目線でストーリーが進む「羅生門」「最後の決闘裁判」(←最後の決闘裁判は胸糞映画)スタイルの映画でした。
基本が「ビルの火事」ここから話が始まります。
違った目線で観ることでこんなに印象が変わるなんてー。

坂元裕二さんぽいな、と思ったところが安藤サクラさん演じる母親が校長に言い寄るシーンで
校長「‥はい。」母親「はい、じゃなくて!」校長「えぇ。」母親「はいをええに変えたらいいんじゃないんですよ。」っていうところ。こういう言い回しが面白い。

校長が怪物だなーと思ったけど、
ラスト付近の楽器を吹きながらの一筋の涙。田中裕子さんの演技も素晴らしい。
結構なチョイ役だった高畑充希さん、中村獅童さんもなかなかの怪物でしたよ。

子役の二人はほんとに凄くて。
ラストシーンは泣きそうになりましたよ。。
安藤サクラさんの演技もさすがやなぁ。
是枝裕和監督作品嫌いじゃないわ(なぜか上から目線w)
坂本龍一さんの音楽もとても良かったです。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
コップのサチ子

4.0鑑賞動機:坂元裕二4割、カンヌ3割、是枝裕和3割

2023年8月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

なるほど、そういう作りにしてあるのか。構成自体はそれほど複雑ではないけれど、いつ誰の視点で何をどんな風に見せるか、そして何を見せないか、を考えて考えて考え抜いてつくられたのだろうか。

無責任な立場で後出しでならいくらでも好きなこと言える。
『悪人』(原作)を連想する。「悪人は誰?」ってね。何気ない「怪物だーれだ」というセリフがどんどん大きくなってこちらに重くのしかかってくる。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
なお

3.5何気ない一言の重み

2023年8月15日
スマートフォンから投稿

悲しい

怖い

久しぶりに邦画を鑑賞。タイトルの怪物が何を意味するのかは自分には分からなかったけど、自分が見ている他人はその人の一面でしかないことを痛感する映画だった。また、普通の家庭、男らしくなど、何気ない一言が誰かの重荷になってることがあることも共感する部分があった。登場人物のほとんどは良い人だったけれど、結果的にみんなあまり幸せになれていないことが悲しい。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
KOMA19

5.0ありのままを受け入れられない人間のサガ

2023年8月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 16件)
亞LEX

4.0誰が彼らを批判しているのか、我々は怪物か

2023年8月13日
スマートフォンから投稿

悲しい

楽しい

難しい

怪物だれだ。
恐ろしい言葉である。
これほど鑑賞前後で感想の変わる言葉はない。
無邪気さを孕むだけでなく、芯にある大人への強い思いをぶつけられた気がする。
言葉は苦しい、その奥にある思いの方がもっと苦しい。
その思いに寄り添い、気づかずとも動くことができない我々はいずれ怪物となる。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
ちず

4.5怪物とモンスター

2023年8月13日
iPhoneアプリから投稿

「怪物」ってタイトル日本語では重く、どれ程凄い主人公かな?と思いましたが、見るとナルホド・・納得。 全ての配役さんが素晴らしく、凄く楽しめました。特に子供達(オーディション)!!(良かったです)また、構成や展開(特に脚本)今までに無い是枝作品で進行変化が特に良かった。個人的には凄く面白い映画でした。

コメントする 1件)
共感した! 8件)
Leojiji

3.5暗からはじまり明へ。徐々に明るい兆しが見えてくるようだ。

2023年8月11日
スマートフォンから投稿

怖い

難しい

出だしから中盤辺りまでミステリー的な要素があり、一体なにか起きたのか、起こっているのかという謎に引き込まれた。
その後、陰湿な人間の性を見せつけられるようなシーンに心が沈むが、中盤辺りから、それら人間の陰湿さが誤解であったことが次第に分かってくる。
『怪物』という題名だけに、登場人物にただならぬ悪人が出でくるような予感がしたが、そうではなかった。
ストーリーは、多角的視点で進行するが、それらが進行するに連れて、不安な心の緊張がときほぐされて、終盤にあっては、この少年二人に、希望のようなものを感じる爽快な気持ちとなった。
また、それと同時に人間社会の複雑さ、辛辣さを感じさせた。
言わば、こうもうまくいかない社会の辛辣さのなかで、少年二人の同性愛的な友情が際だって綺麗に見えた。
鑑賞し終えたところ、実はみんなよい人であったことが分かる。
では、題名にある怪物とはなんだったのか、疑問が残っている。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
TW

2.5いい親、いい先生、いい子供

2023年8月11日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 6件)
ipxqi