「前半と後半のギャップ」怪物 かずさんの映画レビュー(感想・評価)
前半と後半のギャップ
いきなり例えで申し訳ないが。
球技で、前半と後半では別のチームになることがある。
この作品もそれと同じ。
前半と後半で同じシーンを廻すのに、印象がコペルニクス的回転。
カエサルは言った。
「多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない」
まさにそれ。
多様化の時代を反映したテーマなのかな。
子どもを主人公にしていることでこの類の「エグさ」を薄めて。
なおかつ、年齢に関係なく(幼いときからでも)と。
校長を演じた田中裕子の無表情にまんまと、騙されました。
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