「アスペクト」怪物 あらP★さんの映画レビュー(感想・評価)
アスペクト
物事の側面は、それを見る断面によって違って見える。
「真実はいつもひとつ」と、同時に他のスクリーンで上映していた作品の主人公は言うけど、ひとつなのは「事実」であって「真実」は見る角度によって違うのだよ…お子様にはわからないか…。
というのを坂元さんは脚本にした。この脚本は周り回って是枝監督の元に届いた。教授が印象的なスコアを付けた。
観客席の感情は、最初安藤サクラ演じる母親に、次に瑛太演じる先生に移入していっただろう。だけど最後のパート、子供(達)に気持ちを持って行けた?物語を俯瞰する、客観的な鳥瞰的な視点を得て、気持ちの遣り場に困らなかった?母親は悪くない、先生は悪くない。無論、子供(等)も。「怪物だ~れだ?」…なるほど。
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