「マスク派orノーマスク派」怪物 蛇足軒瞬平太さんの映画レビュー(感想・評価)
マスク派orノーマスク派
タイトルが怪物、
主人公は子ども。
想像するのは、
え?この子が怪物?
とか、
ミスリードの後の、
マジ?この人が怪物!
本作はいずれでもない、
というか、
いずれでもある。
昨今話題の、
マスク派orノーマスク派、
両方に巣食うモンスターが、
チラチラと現れる、、、
怪物って、、、のような事を背景に、
「ミスティック・リバー」のような事件から始まり、
「スタンド・バイ・ミー」、
「台風クラブ」、
のような制御が一見難しい怪物くんたちの気持ちと行動を、
ループ系(といっても、超能力や時空のゆがみ、車もジャンプも無い、羅生門という言い方もアプデしよう)で観せていく。
音楽よりも、
草木の揺れる音、
虫の鳴き声、
水のせせらぎが、
怪物くんたちの気持ちに共感するための増幅装置音になっていた。
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