劇場公開日 2023年6月2日

「あら、悪人いなかったね。怪物って自分達の事だったのか。」怪物 涼介さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5あら、悪人いなかったね。怪物って自分達の事だったのか。

2023年6月3日
iPhoneアプリから投稿

息子を護りたい安藤サクラ演じるシングルマザーの早織は、息子の湊が永山瑛太演じる担任の保利から暴力を受けたと聞き、学校に文句を言いに行く。すると先生達が怪しい動き、保利はちゃんと喋らないし、特に田中裕子演じる校長が怪しい。なんだろう?学校や子供達を守る為には真実など関係なく謝っておけって理屈。凄い違和感。それから真実を見つけ出す為に早織が動きまわるのかと思っていたら、そうでもない普通のお母さん。モヤモヤってしてると同じシーンを大人目線、子供目線で繰り返し観せられる連続。確かに人は自分の見えてる事しか分からないよね。じゃ何で嘘だらけになってちゃうのよ。動物の中で嘘をつけるのは人間だけだから、そこが人間らしいって事なのかな。
色々な理由がバンバン伏線回収されていって、最後、まさかのLGBTネタに。ふむふむ、その気持ち分からなくもないが、嘘はダメよ!幸せになれるかどうかなんて自分で決めればいいんだからね。
しかし、2人の秘密基地的な廃列車、羨ましかったけど、それ見つかったらやばいよ。そして最後は2人とも生まれ変わるのかと思ってたら、ハッピーエンド。ちょっと泣けました。
高畑充希ちゃん、もう少し絡んで欲しかった。

涼介
2023年6月18日

共感ありがとうございました☆どうぞよろしくお願いします❀

美紅
ともちゃんさんのコメント
2023年6月4日

誰も悪くなく、誰でも怪物になれるって思いました。最後のシーンは僕は2人とも亡くなった派です。死んで自由になれたのかなぁって?

ともちゃん