「二面性X三視点」怪物 ラブさんの映画レビュー(感想・評価)
二面性X三視点
怪物は誰でも心の中に潜んでいる。と、言うのはあまりにも感想としては安易であると言わざるをえない。怪物とは見る視点によって相手でありかつ自分である事が客観的に思い知らされる。と言っても誰もが自分が怪物であるとは1mmも思っていない。前半、中盤、後半と物語が進むに連れ事実が明らかになって行くが(モヤッとした部分は残るので)心は晴れない。二人の少年の未来が明るい事を祈るばかりである。
尚、安藤サクラ、田中裕子、永山瑛太の演技は流石であり、何より二人の少年が素晴らしかった。
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