「彼女を助けて仲間の為に別れる男、その男達の熱い契りに命を懸ける思い、心熱くする!」東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 決戦 The silk skyさんの映画レビュー(感想・評価)
彼女を助けて仲間の為に別れる男、その男達の熱い契りに命を懸ける思い、心熱くする!
何処の劇場も一般料金 値上げで2000円の嵐!
月頭の1日サ-ビスデ-でも1300円てか。
レイトも高くなって、映画もおいそれと気軽に?楽しめなく成った?
それでも かまわず観に行くのがコアな映画ファンな訳で。
じゃあ配信でいいや~って思ったそこのアナタ。
決して配信が安いとは限らない。
有料鑑賞となる配信の中には 1000円超えるのもあって
劇場のサ-ビス割で観る方が安い設定の作品もあるよ。
と言うわけで、何で分けたのか 疑問の的に成っていた
「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-」を
早速観に行きましたね。
・血のハロウィン編 -運命-:2023年04月21日:上映時間90分
・血のハロウィン編 -決戦-:2023年06月30日:上映時間96分
合計:上映時間186分 一般鑑賞料金:¥3900円
これだけの価値が有るのかどうかが一つのポイントですかね。
今回はいよいよ、東京卍會と 芭流覇羅(バルハラ)との決戦。
MC:
花垣武道:北村匠海さん
佐野万次郎:吉沢亮さん
龍宮寺堅:山田裕貴さん
場地圭介:永山絢斗さん
羽宮一虎:村上虹郎さん
三ツ谷:眞栄田郷敦さん
林田春樹:堀家一希さん
松野千冬:高杉真宙さん
稀咲鉄太:間宮祥太朗さん
半間修二:清水尋也さん
橘直人:杉野遥亮さん
橘日向:今田美桜さん
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(思った事)
・そもそも 映画での流れ話的には東マン達の仲違いが元に思う。
マイキ-の誕生日にバイクをプレゼントしようと一虎と場地がバイク修理工場に
バイク盗みに行った訳で。そこで犯行見つかり過ってマイキ-の兄貴を工具殴打で殺害し少年院へ(窃盗未遂殺害事件)。
何で一虎が逆切れでマイキ-恨むのかわからん。
バイクと盗め(欲しい)とせがんだ訳でもないし。
その点、場地はエライ。一虎を思う心と(少年院の一虎へ手紙)、マイキ-への謝罪心と東マンの行く末(キサキの族入)を心から心配していた点である。
・場地と千冬との間柄は非常に良い友情だと思う。
彼が亡くなった後の墓参り。ペヤングを半分食べてお供えする辺りの思いは
良くわかる振る舞い。良い奴だったんだと言う事が伺える。
・1作目では彼女(日向)を救いたい一心で ひ弱な彼が必死に戦い
捻じれた過去を元に戻して未来を変える点が痛快であった。
「君の名は。」にも通づる似た所があり そう言った点が評価でもあったが、
今作2編は仲間との為に(東マンのトップ入り)その彼女と最終的に別れてしまう。ハッキリ言って非常にガッカリしました。
勿論、東マンを任せられる為 彼女への危害など今後の事も考えての事とは思うが、仕事の為に妻や子供を蔑ろにする夫に少し思えた。
仲間を守る思いと同時に彼女の事も守れる男で有って欲しいと思うんだな。
・場地が刺されて倒れた時、バルハラの誰かが ”救急車呼べ” と叫んだが何言ってんのお前ら・・・って言う思い。こんなけ好き勝手暴れて喧嘩して暴力沙汰をしておいて 困った事が起きたら助けを求めるなんて。どんなけアフォアフォのガキやねん。お前らで仲間を病院へ運べよ。それが族やろ!と思うね。
・場地の自害
やっぱマイキ-の兄貴を死なせた責任感が凄く心に有ったんだと思う。一虎と違ってその思いが特に強く何処かにマイキ―に自分を殺して欲しい願望が有ったのかも知れない。やはり彼等の過去の熱い友情心が作用している様に感じる。
これによりマイキ-の心の底に在った闇を解き放っており、そこに”許す”と言う彼の言葉が発せられている様に感じ取れる。
千冬に抱えられての ”ペヤング食いてぇ~”はちょっとジーンとしたな。
・タケミチの宣言
最後にタケミチが東マン幹部に入り”俺が皆を守ります~”は良いんだけど
何でそこにキサキが居るんやろか?と 思ったな。
場地の命を懸けた警告通りとすれば、キサキは除外されるのが筋と思うけども。
見ていて少し変に感じたかな。
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世間も、映画も、終始 場地圭介の話題で終わっちゃいましたが、
ご興味有ります方は 彼等の行く末を
是非 劇場でご覧ください!