「1本にまとめて引き締めたら」東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 決戦 ベーコンえっぐさんの映画レビュー(感想・評価)
1本にまとめて引き締めたら
映画の内容以前に商売っ気がハナに付いていまい、物語に集中できませんでした。レンタルで前後編一気に観れたので、なおさらかもしれません。
この内容をどうして2つに分けたのか。前後編それぞれ80分で計160分。後編はそのうち冒頭約15分が全編の振り返りと回想シーンでの繰り返し・・素人考えでも両編くっつけて重複を削除したら、どう考えても2時間で収まる物語です。
後編での「決戦」場面もダラダラ長すぎです。
ドラケン・山田さん始めとして俳優さんたちは豪華な顔ぶれだし、演技にも気合が入ってて見どころがないわけではないので、勿体ない気がします。
ひとり分の高級スープをお湯で薄めて倍にして2度に分けて飲んでいるような感じです。
映画好きとしては、この作品を両手放しでほめるわけには行きません。
映画が商売なのは仕方ないですが、それが作品世界を壊してしまっては本末転倒というものです。
再編集しなおして、1本の作品にまとめて引き締めたら、良い映画になったかも・・・「ゴッドファーザー」ではありませんが、再編集版を観たいものです。
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