「いい話でした」長ぐつをはいたネコと9つの命 福島健太さんの映画レビュー(感想・評価)
いい話でした
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僕はシュレックを観ていませんので、今作のみの感想ですけれど、わりと好きです。
主人公の長靴をはいたネコのプスは、自分を不死身だと勘違いしているから恐れ知らずの勇敢な行動をとることができて、その結果みんなからもてはやされて、本人もプライドが高いものだから弱い自分を認められない。
でも、それが不幸な境遇なのに前向きな犬や、冒険中の経験から自分の弱さを受け入れて、死神にさえ立ち向かって退けてしまうくらい強い精神を手に入れた。
クマの家族も、クマの家族の家に迷い込んで、家族の一員に迎え入れられたひとりぼっちの女の子が、自分にちょうど良い人間の家族を求めて、その願いが叶う魔法よりも優しいクマの家族を選んで本当の家族の絆を結んだ。
気持ちのいいハッピーエンドでした。
映像的にも、戦いの激しいアクションでコマが飛んだような表現や、3Dの影を無くしたような画像を取り入れるなど、通常の場面と差をつけてものすごく格好良くなっていました。
プスと死神の決闘なんか、すごかったです。
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