「11年の時を経て帰ってきた「シュレック」シリーズのスピンオフ「長ぐつをはいたネコ」の第2弾。作画は一見の価値がある。」長ぐつをはいたネコと9つの命 細野真宏さんの映画レビュー(感想・評価)
11年の時を経て帰ってきた「シュレック」シリーズのスピンオフ「長ぐつをはいたネコ」の第2弾。作画は一見の価値がある。
本作は、「シュレック」シリーズから誕生した人気キャラクター「長ぐつをはいたネコ」が主人公となる長編劇場アニメの第2弾です。
第1弾は、日本ではちょうど11年前の2012年3月17日に公開されたので、まさに11年ぶりの帰還です。
そして本作も前作と同様にアカデミー賞の長編アニメーション賞にノミネートされています。
吹替版では主役のプスの声優が変わっていましたが、字幕版ではアントニオ・バンデラスが美声を轟かせ続投していました。
物語自体は前作と同様に独立しているので、本作から見始めても問題ないと思います。
タイトルの「9つの命」が象徴しているように、「ネコは9つの命がある」ということわざを上手く使って物語が構成されています。
本作で注目すべきは、アクションシーンの描き方です。
これは、日本のアニメーションにおけるアクションシーンの描き方を探求しCGで表現していると思われます。
日本ではアニメーション映画の人気が高いですが、その現象は世界最先端の技術力に裏打ちされてるものだと実感もできました。
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