それいけ!ゲートボールさくら組のレビュー・感想・評価
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笑いあり涙ありで最高
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高校時代ラグビー部主将だった藤も爺さんになった。
で偶然TVに出たきっかけで当時のマネージャ―果林と再会。
さらに当時の仲間達とも再会し関わるようになった。
果林は老人ホームを経営するも、痴ほう症の症状が出てた。
実際には親孝行な娘が切り盛りしてたが、
利用者が減って銀行も融資に難色を示す苦しい状況。
そこで藤は再会した仲間らとゲートボールチームを作る。
これで大会に出て優勝し、老人ホームの名を売る作戦。
ところが近所で競合する老人ホーム会社が妨害に出る。
その会社は果林のホームを買い取ろうと目論んでて、
そのため大人しく廃業して欲しかったのだった。
ということで精鋭チームを出場させる。
しかもコイツらはどんなズルでもして勝つチームだった。
で決勝の試合中、藤の孫を誘拐し、八百長を要求。
さすがの藤も動揺、プレイや作戦にミス連発。苦況に。
でも喧嘩別れしてた仲間の1人が孫を救出してくれた。
で逆襲開始。こうして見事優勝、老人ホームは大盛況に。
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爺婆が頑張る作品は好きなので、劇場に見に行った。
いやー、いいね、藤みたいな爺さん。格好いい。
こういう覇気と責任感に満ちた爺さんになりたいな。
物語はコメディタッチで、かなりベタな内容。
この先どうなるのか読めることも多々あった。
でもこの作品は、そういう予定調和を楽しむ作品なのだ。
頑張る対象ができて、メンバー達はみんな人生が好転する。
冷え切った夫婦関係、親子関係など、みんなよくなる。
そんなに何でもうまく行くかよ!ってのは無し。
こういうおとぎ話を楽しめる人間でいたい。
老人ホームの婆さん、山口果林さんって言うのね。
ずっと宮本信子と思って見てたわw
あと本田望結が出てた。スティックを持つと人が変わる。
こち亀の本田か!同じ本田やからって意図もあんのかな?
それとボーリング(掘る方の)会社の中山律夫。
あれは中山律子さんのモジりやろな、思わず笑ったわ。
あと高校時代の藤が背景真っ暗な中でボールを蹴るシーン、
すごい既視感やったが、あれはスクールウォーズのモジり?
オープニングにあんなシーン、あったよね。
それと円楽が試合の解説者役で出て来る。
大真面目なのにアナウンサーにゾンザイに扱われる役。
こういった細かい演出も含めて面白かったな。
そして幼馴染が再終結して再び燃えるなんて最高。
力を合わせて頑張る姿に、かなり泣かせてもらったわ。
最近の
脂の抜けた藤竜也、味があるなあ。最後の二人の愛情表現も良かった。でも一番じーんと来たのは引きこもりの息子が出てきた所。
ダンもイイ顔になった、芝居はあんまり変わらないけど・・
B級コメディを全力でベタに撮って、ゲートボールをムネアツ物語にする
韓国映画の特徴は、喜怒哀楽をデフォルメした上で全力でベタベタ・コテコテに撮ること、でした。長年、邦画が忘れていた路線です。イヤ、福田組とか英勉さんなんかは当てはまるんですが、なぜか皆んなに相手にされず、「くだらない」の烙印を押され、更にくだらない韓国映画は「面白い」と言われる。まぁ、金が掛かってる分だけ、韓国映画の方がマトモに見えるのは確かなんですが。日本では、ベタなコメディは冷遇されてしまう、ってのが個人的に思ってることなんですが。
と言う中で、東京テアトルが全力ベタってのは意外でした。
折も折。広島の中心街はG7サミットでガチャガチャしてます。八丁堀の映画館に出かけたんですよ。で、見終わって外に出たらですよ。八丁座さんからでると、そこは政治的主張のお立ち台になってる八丁堀の交差点です。そこに君が代を流す団体が座ってたんですが、なぜか韓国の国旗を掲げてるんですよ。しかも年寄り。ものすごい年寄り連中です。偽装右翼な訳ですが、最近、正体を隠さないんですね。ほんまマジで気持ち悪いってw
さくら組のじーさんたちは素敵だったけどねぇ。
と思いながら、警官だらけの八丁堀を移動して飯食いに行きましたw
楽しかった。結構。
映画も八丁堀の風景もw
お。そう言えば。
信号は守れよ、横断歩道を渡ろうよ、警官の指示には従おうよ、報道関係の方々w
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