劇場公開日 2023年5月5日

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「レアセドゥの渾身の演技と美しい裸体」それでも私は生きていく りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5レアセドゥの渾身の演技と美しい裸体

2023年6月18日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

萌える

夫を亡くしシングルマザーとなったサンドラは、通訳の仕事をしながら8歳の娘とパリのアパートで暮らしていた。サンドラの父は元哲学教師として学生から尊敬されていたが、現在は病によって視力と記憶を失いつつあった。サンドラは父のもとを頻繁に訪ねては、父の衰えていく様子を目の当たりにし、今後の事を考えるようなっていた。仕事と子育てと介護に追われて自分のことを考える事のなかったサンドラだが、ある日、旧友クレマンと再会し、妻子あるのを承知の上で体の関係を持ってしまった。さてどうなる、という話。

子育て、仕事、親の介護、の重なると、なかなか自分の新しい恋をする時間は取れないよな、ってそこは賛同した。新しい恋と言っても、前からの友達との恋だし、妻子ある男なんだから不倫なんだけど、堂々と人前でキスしたり手を繋いで歩いたりと、フランスってオープンなんだなぁ、って思った。
レア・セドゥの渾身の演技が観れて、また彼女の美しい裸体も披露してくれて満足度は高い。
結論は出ず、のラストも悪くなかった。これからクレマンの奥さんとのドロドロが始まるのかも。
それでも自分に正直に生きていってほしいと思った。

りあの