レディ加賀のレビュー・感想・評価
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無難すぎる 安定の佳作 まさに王道❗️私には 小芝風花【主人公】&森崎ウィン(観光プランナー)&青木暸(元カレの役所職員)のトライアングル作品だった。
日本の今まで上映されてきた 試練乗り越え映画 を全て総計して 平均値にしたような作品です。堅実エンタメ❗️ 似たような作品に 阿部サダヲさんの 奇跡のリンゴ 想起したけど こっちの方が 若干 今風で面白いね。ライトな感じが良い。 旅館のおもてなしは素晴らしい👍着物とタップダンスのコラボ 臨場感 カメラワーク と有料パンフ🈶には載ってたよ 珍しい構成の稀有な構成の有料🈶パンフレット ぜひ購入して 手にとって カラクリとして書店等で入手 一部の劇場で入手できる 公式ガイドブック@1650があります 興味のある方ぜひどうぞ。 まさに 堅実 王道 テンポも程よい 逆に言うと クセのない 波乱のない安心作品。【最後尻切れトンボで申し訳ないです。】 【私程度が時節柄的な話題に触れるのは❓微妙ですのでその点は触れません。 ただ、そこだけ急遽撮り直した❓と言うセリフ配慮【全然違うかも 勘違い私の❓】はある作品でした。】 カトリーヌフランス🇫🇷人役 北海道出身 八木アリサさんはじめ若女将等配役は個性派ぞろい タップダンスは難しいよね❗️小芝風花さんはじめ 旅館の女将の個性派集団が健闘してるけど 素人目にも 最初のオーディション【主人公はリハーサル影武者】受かった人。 及び 加賀温泉に呼ばれた講師役の人 が まさに タップダンスのプロ で軽快軽妙にして絶妙な動き で にわかシロウトが明確に・・ でもまあ 喜劇 ユーモラス 成長でいいじゃないですか。尺も これ以上は飽きるちょうどいい長さ でも私的には 小芝風花さんカワユイ😍映画だった。 あと 当然ながら 温泉♨️旅館行きたくなった。 あの雰囲気と 何よりも 豪華な夕食と ザ日本の伝統の 旅館の朝食がたまらない。 でも構造的には 小芝風花さん 真面目な元カレ市役所員好青年イケメン 怪しい観光プランナー の道行き と言うか 関連性が軸❗️お母さん 檀れいさんは 絶対安静 医療従事者用語で 絶安 なのに 野っ原のは娘の踊る会場に・・と言うのは チコっと咀嚼できず。 これまた謎のお爺さんラジオ局員 個人的に久々の佐藤藍子さんが盛り上げる でもさぁ 若手女将役の人たち 本名か芸名か知らないけど 名前が似通ってて 名前だけは没個性
ダンシングヒロイン
小芝さん好きなので加点です。 まずタイミングです。これは神様しかわかりません。中途半端に見えました。 人物の掘り下げ方も中途半端。もう少しピントを絞って欲しかったです。 二点、悪口を言ったので良いところを。やはりライブ感に尽きます。学園祭を見ているみたいでした。 加賀温泉に20数年前行ったことがあるので、また行きたくなりました。
おかわりレディ加賀
1回目、どう見ても若者向け映画に70代夫婦、50-60代単独紳士淑女が沢山観に来ていました。
興行収入の5%が石川県に震災復興として寄付されるから、そのためなのか?
2回目はシアター席が2倍の会場に変わってた。
若者の皆さ〜ん、ここにも復興支援の場はありますよ〜‼︎
1回目に感じた展開のぎこちなさは2回目には無くなり、なるほど必要なシーンだったとか気づきがあり見るほどに素晴らしさが増える。
また小芝風花の可愛さに一層魅了されました。
NHK BS時代劇「あきない正傳 金と銀」から小芝風花ファンになり、ゴチ、フジの「大奥」からの「レディ加賀」。
SMBCのCMで「はっやーっ!」と叫んでた女の子が和服も所作も美しい何と器用な女優さん。
オ-プニングの単独タップダンスも素晴らしいけど、着物姿でデッキブラシ持って全員でタップダンスを踊る、ラストのクライマックスは圧巻で見応えがありとても心が洗われました。
女将としての哲学やおもてなしの真髄も描かれている素晴らしい映画なので何杯もおかわりしようと思っています。
しかも檀れいが本当に美しくて、小芝風花とこんな美人母子女将がいる旅館なら、私は春夏秋冬、馴染みになって通い詰めてしまいます。
石川県のリアル震災復興も是非こんなスタイルで復興して欲しいものです。
この映画は日本文化の映画であり、海外発信して欲しい。
小芝風花さん、これからも頑張ってください。
卵かけご飯の回数券ご用意いたしました🥚
四度目の危機の最中、1日でも早い復興を願いながら鑑賞でしたが…いやーなんか全てが中途半端…ありきたりの予定調和で投げっぱなしのエンディング…もうこの手の作品そろそろ… 超お忙しい小芝風花さんとキャストの皆さんのタップにと能登地方の底力に⭐️です。 ⑩I-6
全体に中途半端なのが残念!
楽しそうなタイトルとキービジュアルに惹かれ、復興支援の気持ちも手伝って鑑賞してきました。ポップな感じのお仕事ムービーを期待してたのですが、そういう感じの作品ではなかったです。 ストーリーは、加賀温泉の老舗旅館「ひぐち」の娘・樋口由香が、タップダンサーの夢破れて戻った実家で、軽い気持ちで女将修行を始めるものの、周囲の人たちの旅館経営に向き合う姿勢に触れ、しだいに本気で取り組むようになる中、加賀温泉のプロモーションイベントの話が持ち上がり、女将修行の仲間たちとイベント成功に向けて奮闘する姿を描くというもの。 あとで知ったのですが、本当にあるんですね「レディー・カガ」。本作で描かれているのとはちょっと違って、プロモーションチームのようです。昨年の夏は、仕事とプライベートで石川県には3回も訪れたのですが、その存在には気づきませんでした。仕事で参加したシンポジウムでは、加賀屋グループの女将が登壇され、貴重なお話をしてくださったのですが、このチームへの言及はなかったと思います。また、金沢、能登、加賀に泊まったのですが、そこでもポスター等の広告物は目にしなかったように思います。それでも、利用した旅館や訪れた場所が本作で映っていたのはちょっと嬉しかったです。 序盤は、温泉宿の女将の矜持、経営の苦しさ、仕事の厳しさ、それに見合うだけのやりがいを伝える感じがよかったです。前述の加賀屋の女将の話を思い出し、お仕事ムービーとしての期待感が高まります。あわせて、夢破れて軽い気持ちで女将を継ごうとする由香の甘さ、これから始まる厳しい修行、そこからの成長譚も期待させ、悪くない立ち上がりです。また、本作自体をプロモーションとして、金沢城、鶴仙渓、あやとりはし、こおろぎ橋、浮御堂、山代温泉、片山津温泉、ひゃくまんさん、よさこい等、名所や見どころを盛り込みつつ描いているのもよかったです。 でも、早々に展開に不安を感じ、後半以降は残念感しかありません。ストーリーがありきたりな上に、ツッコミどころ満載で、真面目に観るのがバカらしくなってきます。例えば、イベント当日まで日がないと焦燥感を募らせているのに、たいした練習シーンもなく本番では全員完璧に仕上がっているし、イベント中止のピンチもミラクル連発で乗り切っているし、じゃあ練習も協賛金も最初から必要なかったじゃん!とツッコまずにはいられません。 また、演出も学芸会を思わせるチープなものが多く、スポンサーへのタップダンスお披露目での失敗シーンやイベント時の佐藤藍子さんのMC等、観ているこちらが恥ずかしくなります。そうかと思えば、親友あゆみの途中離脱やイベント時の音響不手際など、むしろノイズと思えるようなシーンをちょいちょい差し込んできて、脚本の荒さを感じずにはいられません。そもそも主要人物以外は地元エキストラを多用しているのかと思えるほど演技に温度差があり、これも没入感を妨げます。 そんな感じで、お仕事ムービーでもなければ、由香の成長譚でも、親子の絆を描くでもなく、もう本当にただただ中途半端な仕上がりです。ただ、地域振興としてだけは寄与していると思いますので、興味のある方は復興支援だと思って、広く温かい気持ちで鑑賞してほしいと思います。少なくとも、私は加賀温泉にのんびり旅行に行きたくはなりました。 主演は小芝風花さんで、相当な練習を積んだであろうタップダンスを存分に披露しています。それだけに作品完成度の低さが気の毒でなりません。脇を固めるのは、松田るかさん、中村静香さん、八木アリサさん、佐藤藍子さん、森崎ウィンさん、檀れいさんら。
今、能登の人にこそ見て欲しい作品
近年心境著しい小芝風花。俺的には特に昨年のTVドラマ“波よ聞いてくれ”は強烈なインパクトがあった。特別贔屓のる女優ではないけれど、彼女が出ていると気になる(笑) 公開前からチェックしていたが、開けてみたら思っていたより上映館が少ないし、初日から上映回数1回しかないというところが多かったので四艇に組み込むのが簡単ではなかったけど、たまたま出張先近くのシネコンで都合の良い上映が有ったのですかさず観賞。 【物語】 樋口由香(小芝風花)は上京してタップダンサーを目指すもプロとして胸を張れる地位に到達できる自信を徐々に失いつつあった。そんなある日母親(檀れい)が倒れたという知らせを受ける。母親は実家石川県・加賀温泉にある老舗旅館で女将を務めていた。 急遽実家に帰った由香だったが、母親は普通にしており「さっさ東京に帰れ」と言われる。しかし、タップダンスに限界を感じていた由香は家業を継ぐことを考え、地元で開催されていた女将セミナーに通い始める。しかし、半端な気持ちで参加した由香は劣等生で、そちらも苦戦する。一方地元の役場ではじり貧にある加賀温泉を盛り上げるためのイベント考えていたが、新米女将たちを集めてタップダンスショーを開くことに決める。 由香を中心にタップダンスの練習を始めるが・・・ 【感想】 この週末は4本映画を観たが、これが一番楽しめた。 まず、冒頭の小芝風花のタップダンスが超カッコイイ! “いいとこどり”の編集とか、タップ音を後から入れる等々様々な加工が施されているであろうこと差し引いても、相当練習したのであろうことが窺われる。十二分に様になっており、冒頭で忽ち引き込まれた。 その後、最後に再び小芝風花のタップの見せ場があり、絵的あるいはドラマ的演出も加わって、こちらはこちらで圧巻のクライマックスになっている。 作品全体としては思ったとおりのドタバタコメディーであり、ストーリー展開的にも目新しさや意外性は全くと言っていいほど無い。 俺的観賞歴で言えば“チアダン”を想起したし、その他数ある“ポンコツチームの成長”を描いたスポ根ドラマなど、使い古された “お話”のツギハギであり、“お約束”のベタな展開の連続、と言ってしまえばそれまで。 だが、それでも不思議と「もういい!」とはならずに最後まで楽しめた。細かい部分の脚本・演出がしっかり出来ていたということか、小芝風花の力か。 小芝だけでなく、(クライマックス前の)“団体演舞”シーンでは共演の皆さんも相当練習したことが窺われるなかなかのシーンが出来上がっていたこともこちらの気持ちを盛り上げた。 理由はともかく、クライマックスでは予期してなかった涙までこぼずはめに。 この作品がこのタイミングで公開されるというのは間の悪さを感じるが、逆に今だからこそ地震の被害に苦しむ石川県の人達に観てもらいたい。 作中で主人公に母親が由香に諭す言葉 「何があってもへこたれない、諦めない強い気持ちが一番大事」 が何より地震の被害に遭った方々に持ってもらいたい気持ちだし、その言葉を胸に奮闘する主人公に元気と勇気を貰える作品だから。 もう1つ胸に刺さった劇中の言葉は、 「我々の温泉は3つの苦難、能登地震(今回ではなく2007年の地震を指していると思われる)、東日本大震災、新型コロナを乗り越えて来た」 作品制作時は想定してなかったさらに大きい4回目の苦難に襲われてしまったわけだが、今回も不屈の精神で乗り越えて頂きたいと願うばかり。 この映画が全国的な話題になれば、能登の人のちょっと明るい話題にもなると思うので、全国の多くの方に見てもらえたらと思う。さらに公式HPによれば配給収入の一部が石川県に寄付されるとのことなのでなおさら。
やや惜しい点はあるものの、復興のための財源にもあてられるので是非。
今年63本目(合計1,155本目/今月(2024年2月度)16本目)。 (ひとつ前の作品「身代わり忠臣蔵」、次の作品(明日予定)「梟 フクロウ」) まず、本映画の売り上げ(興行成績)の一部は石川県ほかに寄付されることは公式サイトに明記されていますが、この映画自体が、能登震災の「後に」作られたものではなく、実際には私が知る限り、2023年の11月ごろに大阪ステーションシネマでチラシなどを把握しています。 映画としては少しコメディ要素はあるかなと言う気はしますが、ストーリーの起伏があまりないので、ここは判断が分かれるのかなという気がします。 いわゆる「町おこし映画」(上述の通り、映画の作成意図として能登震災は考慮されていない)の観点でいえば問題はないし、多少チープかな…と思える点は多々あったものの、映画の趣旨まで考慮して(この映画はその趣旨として、いわゆる「最後のチェック」等について震災の影響もあり、多少、映像の連続性に怪しい点が見られます)減点なしにしています。 「もう少し」加賀温泉なり石川県の魅力ほかに触れるパートがあっても良かったのではないかと思いましたが(出ないわけではない)、ただ能登震災に伴ういわゆる「現地に来てね」系統の映画は「これから」放映されていくものだと思うので、本映画ではそもそも考慮できていなかった(できない)事情まで考えて減点なしにしています。
過剰演出が仇かも。レディー・ガガならぬ加賀と温泉郷女将とタップダンス!
オッパイは今~、いや ”オッペン・ハイマ-”の予告が流れ始める今日。
レディ・ガガ いや 「レディ・加賀」を観たよ。
いや~正直な所 期待してたんだけども肩透な感じ受けましたわ。
序盤場面の演出が 俳優も撮りも含めガチガチな硬さを受けました。
中盤からマシには成りましたけども。緊張感出すぎ。オーバ-アクションの振りは逆に笑えませんね。
全体通して 小芝風花さんに、松田るかさんは良かったと思います。佐藤藍子さんに 檀れいさんは本物の女将に見えましたね。ですが、何故か森崎ウィンさん役柄の振る舞いにはイラツキました。それと篠井英介さんね。全く何の役処でしょうか。何しに来たのか邪魔なだけに感じましたわ。
そもそも、何故タップダンスなのか。温泉郷の女将とタップダンスの繋がりが見えて来ず、疑問持ったまま。フラダンスでも良い様に思うし。それに
映画「フラガール」の様な展開をしようとしたのかもですが 残念ですが周囲に対する心情場面の細かさや配慮が深く感じられません。
流れが詰まったり流れたりでスム-ズ感が伝わって来なかったです。
よって気分がもう一つ絵に対して乗ってこなかった点が惜しいと感じました。
特に最後の全体タップダンスのお披露目ですが、笑い演出なんか不要と感じましたが、幾度となくそれを挟むゆえに 肝心な感動が薄くなってしまってます。
ここは圧巻な見せ場で有って欲しかった。
打ち上げ花火の前でキメポーズが仕上がったから そこだけは良かったですけども。何とも不揃い感なダンス場面の繋ぎ仕上がりで何とも言えません。
まだ よさこい踊りの方が決まってた感じ。
ありゃりゃ~と思う点は、
綺麗な着物と、色飾の金沢和傘の組み合わせは良かったが、足元の真っ黒なタップシュ-ズは頂けない。そこがとっても残念極まりない。カラフルに塗るか又は、着物草履を改良しタップが踏めるようにしてたらメッチャ良かったんだけどな。
興味ある方は 劇場へ!
そして温泉は最高。加賀温泉へどうぞ!
笑顔の大切さに気付かせてくれる
タップダンサーになる夢に挫折して、実家の旅館を継ごうとした主人公が、一人前の女将になるために奮闘する話なのかと思っていたら、結局、タップダンスに打ち込むことになって、「あれ!女将の修行はどうなっちゃったの?」という違和感がない訳ではない。
ただ、若い女将たちがタップダンスの練習に取り組む姿には、青春映画のような面白さがあるし、おそらく相当な練習をしたのであろう出演者たちによるタップダンスも、見応えがあって楽しめる。
イベントの直前に、次から次へと問題が発生する展開には、随分と「無理矢理」感があるものの、それでも、現在の能登半島の状況がオーバーラップして、思わず主人公たちを応援してしまった。
(「震災」という言葉が出てくるところには、ギクリとさせられた。)
ところで、母親が主人公に語った「旅館の女将として一番大切なもの」が、「諦めたり、くじけたりしない強い心」であるということは、終盤になって分かるのだが、タップダンスの師匠が主人公に語った「君に足りないのは、観客を魅了する・・・」の先の言葉が、最後まで明らかにされなかったのは、どうしてだろう?
これについては、少しモヤモヤしたまま映画を観終えるところだったが、主人公が花火を見上げるラストシーンを見て、もしかしたら、それは「笑顔」だったのかもしれないと思い当たった。
険しい顔の主人公による厳しいだけの練習で、タップダンスから心が離れてしまった仲間たちが、師匠による楽しい練習で、みるみる上達していったところに、そうしたことが象徴されていたようにも思う。
何をするにも、「笑顔で楽しむ」ことこそが、自分自身だけでなく、周囲の人々にとっても大切なのだということを、改めて気付かせてくれた映画だった。
脱、成長のない女
加賀温泉をPRする為に旅館の若女将やその候補の面々がイベントでタップダンスを踊る話。 タップダンサーになりたかった女性が実家の旅館の女将であり母親が倒れたとの知らせを聞いて実家に帰り、女将になると言い出して巻き起こっていくストーリー。 何をやっても中途半端ですぐに投げ出す主人公がイベントに向けて女将ゼミの仲間と共にタップを練習し成長していくというお約束展開で、練習段階のトラブルはまあわかるけれど、当日の怒涛のトラブルラッシュは塩っぱ過ぎて何だそれ? そして何よりタップの音に臨場感がなくて残念過ぎる。 小芝風花は演技が上手いし花があるし好きだけど、彼女をみせたいだけの映画でしかなかったかな。
何をやっても中途半端
辞書に載ってもいいほど、完璧な笑顔を浮かべる愛しの女優・小芝風花。彼女が主演の最新作は石川県にある加賀温泉を舞台に、タップダンスで温泉街を盛り上げる女将たちを描いた、地元プロモーション映画。めちゃくちゃ期待していたのに...何コレ?小芝風花という圧倒的な力を持ってしても、あまりにお粗末な脚本に頭を抱えてしまう。世界で一番好きな女優の主演映画ですから、かなりの贔屓(ひいき)がありますが、それでも尚この点数。...とても擁護できない。 ある程度の笑いは挟みながらも、ハートフルな人間ドラマとして、地元を盛り上げる観光映画として一心している作品と思いきや、最後までドタバタコメディで終わってしまった。なんにも笑えない。セリフも全部安っぽい。行動ひとつひとつ古臭い。の最悪な3コンボ。3日で作ったような、これっぽっちも練られていないストーリー。「アナと雪の女王2」を彷彿とさせる、何もかもバラバラな登場人物。これ結局、何に向かってるの?筋が粗すぎてどうしようもありません。 この雑なカットとカメラワーク、やる気を感じられない演出、どこかで見たことあるな...と思ったら、昨年の「レッドシューズ」にそっくり。それもそのはず。同じ監督でした。はぁ。必死に盛り上げようとしているんだけど、とことん空振っていて、1発クリーンヒットがあればいいものの、どれもこれも当たっていない。映画にしよう!と思い立った意欲は賞賛に値するが、これはあまりに酷すぎる。 可愛すぎる小芝風花と美しい檀れい、「おしょりん」に次ぎ北陸観光大使している森崎ウィン。この3人で大いに救われている。もし脚本を見て断っていたら。そんなことを想像するとゾッとする。小芝風花のタップダンスの成果が水の泡となっていることが悲しすぎる。中身は今年ワースト級ですわ。トホホ...。ちなみに、風花ちゃん主演の「妖怪シェアハウス」というドラマは名作ですので、是非。
死んでも
死にきれない・・なんて台詞、海外の作品では聴いた事無い、邦画じゃ良くあるけど。家族の絆を描くのにどうして命? ウェットな方向にしか持っていけない? 観れば義援金代わりと思ったけど、今作しか無かったの? 森崎ウィン良かったのにな・・松田るかも。
最高の街おこし映画
今まで数々の街おこし作品を観てきましたが、この「レディー加賀」は街おこし映画として最高だと感じました。加賀を知らないものが観ても加賀は良いところだと分かりました。魅力が溢れていました。タップは小芝さんも頑張りましたが、一瞬タップの神様のような方のタップも観れました。感動ものです。笑いあり涙ありの底抜けに明るいエンタメでした。
障害が多ければ物語が面白くなるわけでもなく、ラストステージを壊す演出も不要なものが多すぎる
2024.2.10 イオンシネマ久御山
2024年の日本映画(104分、G)
タップダンスに挫折した旅館の娘が町おこしに巻き込まれる様子を描いた地域振興系コメディ映画
監督は雑賀俊朗
脚本は渡辺典子&雑賀俊朗
物語は、タップダンサーで舞台に立つことを夢見ていた樋口由香(小芝風花)のモノローグにて、現実は甘くなかったと語られてはじまる
スタンドインの仕事しかなく、これ以上望めないと絶望していた由香だったが、実家からの知らせによって状況は一変してしまう
それは、旅館経営をしている母・晴美(檀れい)が倒れたというもので、慌てて帰省したものの、母は何事もなかったかのように普通に働いていた
由香は仕事にキリがついていると嘘をついて居候することになったが、母は穀潰しに与える飯はないといい、旅館を手伝うことになってしまった
同窓生のあゆみ(松田るか)たちと再会した由香は、故郷のスター的な存在だったが、彼女の胸中は複雑で、飲み会の席で「タップダンスをやめて女将修行をしようかな」と言ってしまう
そこに現れたのが、元カレの松村(青木暸)で、夢のために自分を捨てたことを恨んでいた
彼は「お前は女将にはなれない」と言い放ち、「もしなれたら土下座でもなんでもしてやる」と豪語した
その後、女将修行のためのゼミナールの存在を知った由香が修行を始めることになるのだが、そこには自分以上に真剣に打ち込んでいる候補たちがいて、中途半端な由香はそこでも絶望を感じてしまうのである
という感じの導入で、温泉街は3度の危機を乗り越えてきたが、町おこしの課題は残っているという設定になっている
街はそのために天才観光プランナーの花澤(森崎ウィン)を呼び込んでいて、そんな彼と無理やり絡むことになってしまうという流れを組み込んでいく
彼は数々の偉業を持っているようだが、胡散臭さもマックスで、それによってある事件が起きてしまう
そんな中、「女将に必要なのは決して諦めないこと」という心意気を由香が示していくという流れになるのだが、このあたりの心理変化は結構雑な感じになっていたように思えた
映画の冒頭から「女将に必要なものがあなたには欠けている」という母の言葉があり、その答えを自分で見つけることもなく、母から言われてしまう流れになっている
友人たちの手のひら返しも辛辣で、「舞台に立ったの1回だけ」と言われているかと思えば、「東京で1回だけ舞台に立ったのにサインをねだられる存在」というものも意味不明な部分が多い
スタンドインの裏方しかさせてもらえない力量だが、彼女が舞台に立てない理由もあまり説明されず、多忙に思われる師匠の佐藤(HideboH)も2週間程度滞在できるぐらい暇だったりする
由香に降りかかる障害とか、彼女が立派な女将になるための軋轢などが色々と出現するのだが、とにかく挫折になりそうな出来事を無理やり起こしているように見えてくる
そして、いざダンスパフォーマンスになっても、その問題が紛糾し続け、テンポを削る不要なギャグパートなども多い
タップダンスシーンは見どころ十分だと思うものの、あのレベルになるのに2週間は短すぎるので、リアリティは皆無に等しいように思えた
夢破れたと言っても、明確に辞めたわけでもなく、仕事がないから帰省して時間を潰しているというもので、そこで自分のタップダンスが活かせるという流れになっているが、タップダンスに対して消極的になっている女性が町おこしの中心になるというのも不思議な話である
踊ることが楽しいという原点回帰の物語ではあるものの、最終的に由香がどのように生きていくのかがわからないまま終わるので、消化不良な感じが否めない
持ち逃げされたお金がどうなったとか、町おこしという割には、個々の旅館経営は自分たちで頑張ってねレベルで終わっているし、人を呼び込んだとしても、人手不足が解消していないのはナンセンスだろう
女将を見つける必要以上に、現地で働くスタッフを集めるのが先のように思えるので、町おこし自体のビジョンも見えてこないのは微妙だと感じた
いずれにせよ、由香を含むタンプダンサーたちの見せ場を作るために物語があるのだが、俯瞰すれば「外部から来た女将候補がPRに利用されているだけ」だったりする
その候補者たちもキャラ付けのために背景が色付けされているが、それらもテンプレート的なものが多い
同じ接客業の貴賤のためにキャバ嬢が出てきたり、人手が足りない旅館の女将が参加したり、人員不足なのに外国人は不要という旅館があったりと、町おこしと各旅館の思惑が合致していないのも微妙なのだろう
物珍しさに和服を着た人がタップダンスを踊っているという構図に健全性があるのかはわからないが、それが町おこしになるかどうかは置いておいても、ラストのステージで無駄なトラブルを挿入するのはセンスがないとしか言いようがない
トラブルはステージ前まで、ステージが始まればタップダンスに集中する
せめてこの流れだけは守らないと、この映画の存在意義が失われてしまうのではないだろうか
思ったのと違った
復興応援ってことで鑑賞。
想像以上にイマイチでした。
まず、温泉街が困ってるような状態が描かれないので何に奮闘してるのか謎。
そして主人公が温泉街を愛してる感じでもない(他の人もそう。)
とにかく土下座をさせたがる下品な街。
人に頼りっぱなしの主人公。
(なのに1番頑張った風)
過去の主人公は凄かった的な感じだけど、ふざけた男子を平手打ちして謝らせただけ。
まさかのタップダンス経験者の親友。
なのに特に協力しないし、割と街をフラフラしてる。
(実家の旅館は人手不足で大変な設定が後から出てきてびびる)
せっかくのタップダンスお披露目シーンでは無駄にトラブルがあり、タップダンスを満足に見れない。
メインのシーンなんじゃないの?
しかも、途中フリーズして踊れないメンバーが出たシーンではその辺にいたよさこいの人を呼んできて踊らせてるし。
そこは主人公が才能開花させてカバーするとかかと思った。
もう早着替えとか関係なくなってて、途中の女将修行も無駄だし。
そもそも温泉街なのに足りない着物って。
(なのにモップがイベント会場に大量においてある)
ツギハギだらけの映画で退屈でした。
森崎ウィンも無駄遣い。中途半端なギャグキャラでもったいない。
タップダンスはかっこよくて凄い練習したんだろうなーって考えてました。
やはり小芝風花さんは可愛い!
そういう映画です。タップダンスも撮影前から頑張って練習したんだなと感じられました。 物語はご当地映画の王道という感じですが、よく言えば安心感があります。ベタだけど涙腺緩む場面もありました。 でも、最終的には主演の小芝風花さん可愛い!になります。役柄だけなら彼女が演じる主人公より、他の若女将の方が魅力的だったりはしましたが……。 劇場鑑賞が能登半島地震の復興支援に繋がります。その点でも応援しています。
まぁ難しいよね
2024年劇場鑑賞26本目。 石川県先行上映にて鑑賞。 興行収入の一部は能登半島地震に寄付されるそうです。みんなで観よう! 地元民は多分みんな知っているレディー加賀の映画化。とはいえ本物は踊るわけではなくてそういうPR集団だぞというだけなので、これを映画化するとなると相当脚色を加えないといけなくなります。 タップダンサーを夢見て上京したが一線では活躍できず、そんな時旅館をしている母が倒れたと聞いて帰省した主人公。ダンサーを辞めようか悩んでいた主人公はたまたま開催されていた女将ゼミナールに参加して女将修行をすることに・・・という話。 前半はなんとなくで女将を目指していた主人公が、後半心を入れ替える的な展開はよくある話とはいえそれだけに成立はしていたのですが、後半なんか盛り上がりが欲しいからといって怒涛の無理やりな展開が始まって台無しになってしまいました。 あと、こういうご当地映画で誰も方言を話さないのもかなりの減点ポイントです。 三回今までピンチがあった、という話のところで今まさに4回目、しかもこれまでと比べ物にならないピンチが来たんだよな、と思うと涙が出たのでみんなも観に行って応援しよう!舞台挨拶にも来てくれないけど!
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