「国際刑事警察機構を攻撃命令(黒の組織№2ラム)」名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン) HILOさんの映画レビュー(感想・評価)
国際刑事警察機構を攻撃命令(黒の組織№2ラム)
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先ず一言言うならば、黒の組織は米軍と一戦交えるつもりかな。いくら黒の組織とはいえ世界最強の米軍相手ならひとたまりもない事が理解出来ない!?
直美・アルジェントの製作した「老若認証システム」が作品の要です。「老若認証システム」を狙う黒の組織。そんな黒の組織の御家騒動がサイドストーリーとして展開。ジンに逆らうピンガ。
先ず、老若認証システムを狙うのが黒の組織だけなのか。CIAにMI6に世界各国の司法機関や諜報機関が狙わない方がどうかしてる。
阿笠博士の新発明の水中スクーター、残念ながら実在し販売されてる水中スクーターの方が高機能/高性能だしメーカーと提携して宣伝した方が面白いのに(例えば『彼女が水着にきがえたら』に登場したマリンスポーツの機材)。
いくらボス/あの方の№2ラム命令とはいえインターポールの海洋施設「パシフィック・ブイ」破壊命令は馬鹿すぎて笑うしかない。世界的に有名な司法機関を爆破すれば国連やインターポール(ルパン三世で有名な国際警察)だって逮捕令状を発行したって不思議ではない。
水戸黄門の印籠宜しくコナンの推理ショーが展開される時間帯はようやくB級ハリウッド映画から推理小説に戻った(今回、唯一無二の見所)。
パシフィック・ブイ破壊命令を聞いてなかったピンガ(ジンが意地悪して教えなかった)は爆破に巻き込まれて死亡。世界的な暗殺組織が好き嫌いで仲間を区別するかね。ましてや冷酷無比なジンがまるでガキ(苦笑)。
灰原哀「その謎を解き明かしてみなさい」
平成不況、令和恐慌、昭和バブルと違くて予算が厳しい時代、
製作費の工面にも一苦労、そして不安定な政権、
謎は大人の事情、かな(苦笑)。
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