「推理モノでは無い」名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン) カナディアンさんの映画レビュー(感想・評価)
推理モノでは無い
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序盤に犯人が分かってしまう、推理という要素は薄めの映画。コナン×灰原のカップリングが好きな人は良いのかもしれないが、その要素必要か?という疑問点てんこ盛り。蘭が報われて欲しい。
パシフィックブイという立派な建物、設定を生かしきれないまま爆破するのも勿体無い。あれだけいい設定なら他に活かし方があっただろうに。認証システムで組織を追い詰めるとか、逆探知するとか、組織にやられっぱなし。警察に美味しいところが全くない。これ本当に原作者監修した?というくらい去年との面白さが違う。前作は女性陣の活躍が薄めだったので今回活躍してくれたのは嬉しかったが、毛利小五郎に良いところが無いのが残念。条件反射で灰原を助けた記憶が新しい中、いつもの使えないおっちゃん過ぎた。佐藤さんの鋭さも薄かったな…。
何よりも解せないのが海から浮上していくシーンだが、14番目の標的の新一と蘭をコナンと灰原にしただけ。もう少しやりようがあったろ…と頭を抱えて見ていた。こういうのが好きなんだろ?と焼き直したものを見せられた感。これで100億超えますと豪語するのは違うのでは。
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